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前回の続きです。

●「2」富津市
 川崎市で発生するリニア残土の行く先にはいくつかの可能性が示されていますが、ほぼ間違いないのは、千葉県富津市です。
 というのは、富津市会議員も、千葉の市民団体も、そして私も富津市役所に電話を入れて、その情報を確認しているからです。

 ただし、掴んだ情報は三者三様でありまして、「もう7月末にはリニア残土が来る」、「業者はもう市に必要書類を提出している」というものから、「まだ書類は出されていない」まで幅があるので、これ、といった情報を一般のみなさまに示すのはもう少し後のことです。
 それでも、三者が共通して掴んだ情報は、富津市の山砂採石業者の「千葉開発」がJR東海のリニア残土を受け入れる意向をもっていることです。

 ということで、前回のブログで書いた鋸南町の視察の後、すぐに富津市に移動しました。
 
 今回の視察には、千葉県で長年残土問題に取り組んでいる「小櫃川の水を守る会」の佐々木悠二代表が同行してくれました。
 佐々木さんは採石業者や産廃業者、そして残土処理業者とは対峙する関係にありますが、感心するのは

 敵対するのではなく、理を詰めて話し合う姿勢で臨んでいることです。

 今回、私たちは千葉開発の操業敷地内に入れましたが、それも佐々木さんが段取りをしてくれたからです。佐々木さん曰く「彼らとは長年の信頼関係がありますから」。

 実際、今回の私たちを受け入れてくれた千葉開発の3人の職員の方々の態度は友好的なものでした。
 ただし、写真撮影だけはご遠慮願いますとのことで、今回それに従いました。なので、ここで現場の写真をお見せすることはできません。

千葉開発の視察←今回の視察者たち

千葉開発google earth←千葉開発の操業エリア。google earthから。けっこう広い敷地を有しています。


●「JR東海の残土? まだ何も決まっていません」
 ところが、いざ話を「JR東海のリニア工事の残土が・・」とっても、千葉開発は「いや、こちらもまだ何も決まっておりません」、「そういう話を役所にしていません」と自分たちとはまだ無関係といった話ぶりでした。
 それを聞いた佐々木さんは、「あれえ~、おかしいなあ。確かに確認しているんだけどなあ」と声をあげても、千葉開発の職員は「何も話が来ていません」とのことで、リニア残土を受け入れるかの話はできませんでした。

 さて、この千葉開発もそうですが、千葉県ではかつて、首都圏の大型事業に合わせるように(羽田空港拡張、海の埋立て住宅造成等々)、採石業者が山を削っては山砂をせっせと首都圏に売ってきました。

 私は横浜市居住ですが、横浜市での市民の憩いの場所である「海の公園」ではちょっとした海水浴や潮干狩りができますが、その広大な人工海浜を造成するのに使ったのが千葉県富津市の浅間(せんげん)山の砂です。
 110万立米という東京ドーム一杯分にも相当する膨大な山砂を使い、1979年にオープンしました。

 つまり、海の公園もそうですが、都心部での開発のために相当の山砂が千葉県では採取され、その結果、千葉県の山々は姿を消し、平らな地面となりました。ところが、本来はそこを緑化して自然に戻す・・決まりになっているものを、山砂採取業者はそれはせずに、今度は、他都県の大型事業で発生した残土をそこに積み上げることを始めたのです。
 山砂を売って収益を上げ、今度は残土を受け入れて収益を上げることを選んだわけです。 

 ともあれ、残土山が完成したら、今後こそ緑化をしておしまいということになるようです。だが佐々木さんの説明によると、「栄養のない残土にいくら植林をしたって、これまでうまくいった事例は千葉県では一例もない」とのことです。

採石業者の植林←千葉県のある採石業者の植林地。しかし、木はなかなか育たない。栄養が乏しいからだ。

 千葉開発でも、県に事業申請を出すのですが、今回は、今年1月から2020年1月までの3年間で110万立米の残土を受け入れることになっています。
 会社の方針としては

・残土のみ受け入れる(汚染土壌、改良土などは受け入れない)
・最大傾斜30度の勾配で、階段状に残土を積み上げ、将来的には植林して森林に戻す。
・1本あたり4平米の面積で植林する。
・残土からの浸出水が外部に漏れないよう貯水池を設置しているが、3カ月に1度、水質検査を行う。検査項目は市の基準に沿った26から28項目。これまで基準値以上の値が出たことはない。

 また、受け入れた残土の土壌検査も行っているようですが、「5000立米で1件」の頻度とのこと。ちなみに、22トントラックで約7立米を積めるようなので、これで換算すれば、1140台で1台といった割合での検査になります。

●何が問題視されるのか? 
 おそらく、高い確率で富津市こリニア残土は来ます。
 とはいえ、それ自体は何ら違法性のある行為ではありません。
 では、リニアに関わる市民団体は何を問題視すべきなのか。

 合法行為とはいえ、汚染土壌を受け入れたり(鋸南町の場合)、大量の残土を積み上げることでの「崩落」や「地下水汚染と」、そして周辺がダンプ街道化することについては、千葉県の住民団体や市民団体が対処することです。

 たとえば、佐々木さんのお住まいは君津市にありますが、この君津市では、手掘りによる伝統的な地下水汲み上げ工法「上総掘り」で、数百件(数千軒?)もの家庭が地下300メートル前後から地下水をくみ上げています。

上総掘りの井戸←君津市にある、上総掘りで造られた井戸。24時間365日、水がコンコンと湧きあがる。とてもおいしい水。君津市では農家は天候で農作業に一喜一憂する心配はない。

 ところが、その水源地の一つが、千葉開発の残土埋め立て地であることに、佐々木さんは関心を示しています(佐々木さんのご自宅でも上総掘りによる水を庭に流し、夏はホタルが飛ぶ)。だから、佐々木さんたち地元の市民団体は、地元の環境を守るために活動するわけです。
 
 いろいろと新たな情報を得た今回の視察ではありましたが、リニアに関わる市民団体が、では今後何をするのかはまさしく課題です。
 最後に、今回快く視察を受け入れてくださった千葉開発さんには厚くお礼申し上げます。

 ←「ああダンプ街道」と「山が消えたーー残土・産廃戦争」。千葉県で山砂採取と残土受け入れによって、地域の環境と暮らしがどう変わったのかを克明に記録した必読の2冊です。

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●川崎市のリニア残土はどこに行く?
 7月25日。神奈川県川崎市の市民団体「リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会」とともに、JR東海のリニア残土が運ばれるのではと予想されている千葉県の現場を視察しました。
 千葉県でここなのではと想定される場所は二つあります。
 前回も書いたことですが、

「1」.鋸南町の採石場跡地
「2」.富津市の残土処分場

 本日は、その「1」の鋸南町の採石場跡地のことを。

鋸南町の視察←鋸南町の採石場の一つ。

 とはいえ、これについては、以前も書いたので(記事はこちら)詳しくは繰り返しませんが、特筆すべきは、鋸南町の人たちが滅茶苦茶元気がいいことです。

 採石場跡地近くの高速ICの近くが待ち合わせ場所だったのですが、朝10時、「鋸南町の環境と子どもを守る会」の人たちが10人ほど待っていてくれました。
 ついた早々、互いに簡単な団体の自己紹介を交わすのですが、「守る会」の自己紹介は・・

「鋸南開発(住民が問題視している採石会社)が汚染土壌の受け入れを表明してから、それは許せないと2012年に『鋸南町の環境と子どもを守る会』を立ち上げました。そして、一昨年の町議選では『守る会』から3人の新人を擁立して、定員12人のうち3,4,5位で当選することができました。その3人を入れて、今では12人のうち9議員が汚染土壌受け入れに反対しています。町全体でも、町長をはじめ、町民の8割が汚染土壌の搬入に反対しています」(「守る会」の金木健治会長)

 いきなり「すげえ」です。

鋸南町、町ぐるみで汚染土壌受け入れに反対 汚染土壌反対の旗

 さらに、鋸南町では、やはり住民が中心となり、町独自の「残土条例」設立にまでこぎつけ、町外からの残土搬入を拒んでいます。だから、鋸南開発は、残土条例には引っかからない「汚染土壌」を受け入れようとしているわけです。

 「リニア新幹線を考える東京・神奈川連絡会」と「鋸南町の環境と子どもを守る会」とは埋め立て予定地の視察の後、公民館で意見交換を行うのですが、「守る会」の本気にはつくづく感心させられました。
 「反対」だけの運動ではなく、やるべきことをやっている運動だからです。

 この計画については、町も反対しているわけですが、不可思議な動きがありました。
 視察の後で、双方の団体が意見交換を行ったのですが、「守る会」の口頭での説明と文書での説明を合わせて、以下のように情報を整理してみました。

★2012年12月21日
 町にはいくつかの自治会がありますが、その一つ「本郷区」の区長が、地区総会・役員にかけることなく独断で「確認書」を作成し、ひそかに鋸南開発に提出していたのですが、その提出が発覚したのはその1年後。
 この区長(当時)は採石組合の事務局長であった人。なるほどと思わせる動きです。

★2013年12月20日
 しかも、この確認書、「環境保全協定は、(県が事業を)許可後に結ぶことを確約する」という、順番が逆のトンデモ内容であるのに、千葉県は、この確約書を根拠に、環境協定締結の「見込み」があると判断して、鋸南開発と住民との「事前協議」の終了を通知します。
 納得できない町は、その「終了通知」を県につき返します。

 これに対して、住民、「守る会」は大抗議活動を展開。

★2013年9月28日 町内デモ 300人、集会には450人
★2014年6月11日 県庁デモ 300人(大型バス5台)
★2014年7月19日 町内デモ 350人
★2016年4月23日 町内デモ 320人 集会には420人
★2014年10月15日 県庁デモ 450人(大型バス8台)
★2015年7月22日 県庁デモ 300人(大型バス6台)

そして、裁判。これは二つあります。

1.民事裁判

★2014年11月14日 鋸南開発に対して操業差止仮処分申立命令
★2016年7月20日 千葉地裁木更津支部は、住民のうち住民のうち17人と漁協の訴えを認め、操業差止を命じる仮処分決定。
★2017年2月8日 これを不服とした鋸南開発は、千葉地裁木更津支部に異議申立。
 ともあれ、この仮処分により、現在、県は業者からの操業許可申請を見送っている状態にあります。

2.行政裁判
もう一つの裁判は、行政訴訟。これは、千葉県に対し、「汚染土壌処理業許可差し止め訴訟」として提訴したもので、現在、係争中。

 住民と自治体が頑張ればここまでやるんだなあとの見本のような町です。

 川崎市民と鋸南町民の交流 千葉県側の人材両団体の会合。2枚目が千葉県側の面々。左端が「小櫃川の水を守る会」の佐々木悠二代表。右端が「鋸南町の環境と子どもを守る会」の田久保浩通事務局長。冒頭でも説明した新人町議の一人でもある。その隣が金木健治代表。

 ただし、鋸南開発がどう出るかは裁判の結果待ちということもありますが、なによりも県がどう対応するかです。これは、あくまでも県の認可で動く事業。でも、このことに対して、森田健作知事はこれまで一言も触れることなくやり過ごしているようです。
 私の予想としては、鋸南町が町ぐるみでこれだけ頑張っている以上は、なかなか汚染土壌の受け入れは難しいかと。でも予断は許さないので、注視したいです。

 明日は、この直後に行った、リニアの残土が置かれることがほぼ間違いないと思われる富津市の現場に行ったことを報告します。

●神奈川県のリニア残土はどこに行く? その2
 神奈川県川崎市ではリニア工事のために5つの非常口(立坑)が建設されますが、このうち、梶ヶ谷非常口の近くにはJR貨物駅があるため、JR東海は、5月下旬から貨物コンテナで残土を川崎港まで運んでいます。

 その先、どこに行くのか。これについては、前回のブログでも書きました。
 その一つの想定地が、千葉県鋸南町の採石場跡地です。
鋸南町採石場跡地google earth鋸南町の採石場跡地。google earthから。手前の緑色の部分が業者が掘りすぎてしまったため、県から埋め戻しを要請されている場所。なぜか「汚染残土」のみを受け入れる方針。必要な汚染土壌は約150万立米。

 その後、ある方から、以下の新しい情報が。

★リニアの残土の埋立地として今のところはっきりしているのは、富津市田倉の「千葉開発」です。

 ただし、詳細がない情報だったので、その後の続報を待っていたのですが、本日、フェイスブックで、以下の情報を目にしました。投稿者は椎葉かずゆきさん。プロフィールからは、日本共産党の職員さんのようです。

ーーここからーー

〝リニア残土が千葉に来る〟

 リニア中央新幹線は、品川―名古屋間の86%を地下で走る計画です。そのため、工事をすれば、ものすごい量の土砂が出ます。
 当然のことながら、その処理が計画発表の当初から問題になっていました。
 とくに、川崎市宮前区梶ヶ谷の貨物ターミナル敷地内に2本の縦坑を掘っていますが、当初から貨物で港まで運んで、どこかに持って行くとされていました。
 問題は、その「どこか」です。
 5月26日にJR東海が、残土を運び出す出発式をおこない、報道によれば千葉県内陸部というのです。
 三輪由美県議から富津らしいと連絡を受け、富津市の松原和江市議が調べたところによると、川崎市の三井埠頭から運び出した土砂を、袖ケ浦市のたい積場で受け入れ、木更津―君津を通って富津の処分場に運び込む計画であるとわかりました。
 ここで問題になるのは、大きく3つです。
 ★袖ケ浦市のたい積場からは陸路ですから、どれだけのダンプが通り、住民にどんな影響を与えるのか。
 ★5カ所に6本の縦坑を掘る川崎市内だけで、およそダンプ95万台分の建設残土・汚泥がでると推定され、そのうち千葉県にどれだけ運び込もうとしているのか。
 ★そもそも、なぜ千葉県なのか。

 この地域は自然豊かで、水源地にもなる場所です。
 ただ、半径300m以内の住民からの同意を条件とする富津市残土条例がありますが、住民が住んでいないようなところを選んで処分場をつくる業者も少なくありません。
 けっきょく捨てやすいところに捨てるということなのか?!
 神奈川でも山梨でも、自然と住環境を壊す実態を目の当たりにし、この千葉県でもか!という想いです。自然豊かな日本の国土を破壊するリニアはいらない!

ーーここまでーー

●松原和江市会議員の情報
 ということで、このなかに出てきた、松原和江市議の自宅に電話しました。
 教えていただいたのは、

★情報は富津市役所で確認した。
★リニアの残土は今月末には運び込まれるらしい。
★千葉開発はとんでもなく広大に残土を積み上げている会社。富津市には残土処理を規制する残土条例があるが、それをクリアつつあちこちに残土の山を作っている。

千葉開発google earth千葉開発の造成している残土山。google earthより。この残土を運ぶためにダンプ街道になっていないのか等々は調べる必要あり。

●富津市役所の情報

 そこで、富津市役所(環境保全課)に確認してみると

●千葉開発からそういう意向は受けている。
●ただし、市長が残土埋立等を許可するのに必要な届け出書類がまだ来ていないので、埋め立てが確定しているわけではない。だから今月末に残土が富津市に来るかは判らない。

 とのことでした。
 モノゴトが動くときは、いろいろと情報が錯綜するのが常なので、また、同じ部署でも人によって有している情報が違うので、このあたりはまた正確に調べてみます。

●富津市残土条例
 ところで、富津市には、残土埋め立てを規制する「富津市土砂等による災害の発生の防止に関する条例」がありますが、ここでは以下のことを規定しています。

 ★条例の対象となる埋立面積  500平方メートル以上
 ★事前協議  埋立実施前に事前協議が必要となる。
 ★住民説明会 埋立実施区域で住民説明会を行う。
 ★地域の承諾 事業区域から300メートル以内に居住する世帯の8割以上の承諾が必要。(逆に言えば、300メートル以上なら承諾は不要)

 等々です。

 また、7月4日の神奈川新聞では、川崎市が川崎港での残土埋め立てを了承する方向性でいることを報じています。

170704神奈川新聞 川崎市残土受け入れ?

 梶ヶ谷から排出される残土は約150万立米。
 そして、鋸南町の採石場跡地で必要としている「汚染残土」も約150万立米。l
 川崎港の埋立てで必要なのも140万立米。

 そして、神奈川県ではリニア工事で、「1140万立米」の残土が排出され、このうち用途が決まっているのは、相模原市緑区鳥屋に建設予定の車両基地の盛土に使う360万立米だけ。
 残る780万立米は?

 数年前にJR東海が神奈川県の環境影響評価審査会に何度も促されて、ようやく出した資料によれば、神奈川県にある最終処分場のすべての空き容量を合計しても、この780万立米には届かない。つまり、元々、神奈川県の残土は外に行くことは予想されていましたが、川崎港を埋め立てたとしても、まだ膨大な残土が控えているわけで、その行く先の一つとして千葉県に注目するのは妥当です。

 じつは先日、千葉県の残土山もいくつか視察したのですが、それも含め、詳細は後日。

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●長野県からの意見陳述

 2017年6月23日、第5回「ストップ・リニア!訴訟」口頭弁論が東京地裁で開かれました。

170623裁判前の集会


 今回の意見陳述は「長野県」からです。
 一人が、南アルプスのトンネル掘削の最前線にいる大鹿村釜沢集落で自治会長を務める谷口昇さん。もう一人が「飯田リニアを考える会」の米山義盛さん。

意見陳述した谷口昇さん 意見陳述した米山義盛さん最初が谷口さん、次が米山さん。

 谷口さんには現地で何度もお会いしていますし、米山さんとは3月の阿智村と松川町を取材するときにご同行いただき、松川町での残土処分予定地にまで案内をしていただきました。
 意見陳述はお二人合わせて45分もあるので、ここでそのすべては書けません。幸い、他のサイトでお二人の意見陳述書のコピーを公開されているので、その全文についてはこちらをご覧ください
 
 また、信濃毎日新聞がよくまとまった記事を出したので、それはこちらをご覧ください

 ただ、今回の裁判が「JR東海は環境影響評価法33条に違反している」というのが争点の一つである以上、それと関連したご発言を谷口さんの意見陳述から紹介します(概要)。

「釜沢地区の除山非常口は、環境調査の結果、当初の予定を変更して設定されたものですが、平成25年(2013年)の準備書の段階では、他の場所は改変区域から600mの範囲で食政党が調査されていたのに、ここだけは改変区域から200m程度の範囲しか調査されませんでした。その後、平成26年度(2014年度)に長野県知事の意見等を受けて600mの範囲で調査されましたが、その結果を待つことなく評価書は確定し、(国から)認可がされております

「大鹿村は、県道59号線(中央高速道「松川」ICと大鹿とを結ぶ道)の完全二車線化や国道152号線(大鹿村内のメインルート)を迂回するルートを求め続けてきましたが、具体的な計画が決まらない段階で環境影響評価書が確定し、国の認可が下りてしまいました

 これは、不安とかではなく「事実」です。この事実を裁判所がどう判断するのか。

 そして、意見陳述の最後をこう締めました(要約)。

「3つの事項の確実な実施を求めたいと述べております。
1 地元住民等への丁寧な説明を通じた地域の理解と協力を得ることです。
2 国土交通大臣の意見を踏まえた環境の保全です。
3 南アルプストンネル等の安全かつ確実な施行です。
 JR東海は、これら条件を無視し、自分たちの思うように早く工事を進めたいと考えているとしか思えません。JR東海が不明瞭な説明しかしない理由は、JR東海自身も盲目的にこの事業を進めているのか、それとも公表すると都合の悪い事実があるからではないかと思います。(中略) 説明にならない説明しかしない、まともに調査する気もない、住民の意見も聞かない、国土交通大臣が出した条件についても全く不誠実な態度を示す、このような事業者が実施する事業は百害あって一利なしであり、即刻白紙撤回すべきと主張いたします」

 また、大鹿村からは今回5人の方が上京されて裁判を傍聴したのですが、裁判後の記者会見で、谷口さんは以下のことを伝えました。

「釜沢から村の中心部に行くために朝の8時に出勤する人たちがいるんです。でも、もうその時間で、向こうからガンガン、ダンプやトラックがやってくる。本日も28台のダンプが連なっていましたが、JR東海は『地元の人を優先して通す』と約束していたのに、全然道を譲ってくれません。僕たちは苦しい。でもJR東海は『理解してください』と言うだけですが、それは僕には『我慢してください』にしか聞こえないんです

裁判後の記者会見。手前から谷口さん、米山さん。


 以前、本ブログでも、大鹿村の前島久美さんが「準備工事の今の時点で、すでに道路わきをダンプやトラックがたくさん通るので、騒音や粉塵に悩む家がたくさんあります」と話したことを伝えましたが、これがもし、数年後、本当に一日最大で1736台もの大型車両が通行するようになったらどうなるのか。
 でもそのときになって、リニア賛成派の方々は「これはなんだ!」とは言えません。
 私が数年前に泊まった大鹿村のある宿泊施設の主人は「リニア工事はやるべきだ。村が潤う。反対派はそこんところを何も考えていない」との持論を展開してくれましたが、でもその宿泊施設のすぐ前を大型車両が騒音、振動、排気ガス、泥はねを起こしながら通るかもしれない。私ならもうあそこには泊まらない。あそこの経営は危なくなる。そのときにもう反対は言いにくいだろうなあ。

 それにしても、この準備工事の段階で実害が出ている以上は、二次情報ではなく、やはりこの目で確認したなと思います。


●裁判の争点
● 今回の裁判の争点の一つは、前も書いた通り、「どういう施設をどういう構造で造るのかが、不特定かつ不明瞭。それが特定されないアセスは違法。まず、どういう施設ということで事業認可したのか、それを明らかにすべきだ」ということです。
 それは前回の第4回口頭弁論で、裁判長も被告の国に対して提出を求めましたが、今回、国は「工事認可申請書」を出してきた。だが、中心弁護士の一人である関島保雄弁護士に言わせると「そこに添付されている平面図や立面図を見てもまだ非常に抽象的。保守基地、車両基地もどんな建物なのかが依然わからない。それが認可されたということは、不完全なアセスが認可されたことになる」

 もう一つの争点は「事業認可までの一連の手続きのなかで瑕疵があれば、事業認可は違法になる」との見解です。
 これについては、今回、裁判長が「そういう前提でいいのか」を確認したところ、国は同意しました。
 もちろん、瑕疵があったとまで認めてはいません。
 原告としては、リニア建設は全幹法に基づいていますが、鉄道事業法に定められた建設に必要な4要件(安全性、経済性など)がない。だがリニアは、鉄道事業法に基づいての建設ではないので、全幹法の適用であれ、それと同等のことをやらないと認可の違法に結びつくという理論ですが、国は全幹法でも裁量権のなかで合理的にやってきたので瑕疵はないとの理論です。

 裁判の最後に、裁判長は「かならずしも鉄道事業法にこだわらなくても、全幹法適用だとしても、実勢がどうであったかの議論でいいのでは? よろしくお願いします」と、その中身を議論しようとの提案のような発言をしたのが印象的ではありました。
 裁判後の記者会見でも、関島弁護士も、「我々にすれば、(事業認可までの経緯が)どんな中身だったのかが問題。今後、詰めていく」と、いよいよ前向きな議論ができるとの見解を話していました。


●キーポイントは残土

 さて、もう一人の意見陳述者の米山さんは、その意見陳述のざっと3分の2を「残土」に焦点を当てました。大鹿や松川町を含めた長野県の伊那谷では昭和36年(1961年)に、豪雨によるいわゆる「さぶろく(36)災害」で甚大な被害を出し、死者と行方不明者だけでも136人を数えました。
 こういう場所の沢筋に残土を置いていいのかと訴えたのです。
 
 今回の裁判は行政訴訟。はっきり言って、過去の行政訴訟で勝った事例はほとんどありません
 裁判後の報告集会で、公共事業の裁判などに詳しい五十嵐敬喜氏(弁護士、法政大学名誉教授)は「行政訴訟の問題は、ほとんど勝てないこと。行政訴訟での裁判は、理屈をはるかに超える。裁判所と国の代理人とが一体化しますから」と発言。
 一方、講演をしたジャーナリストの斎藤貴男さんはこう述べました。
「行政訴訟の意義は大きい。確かに行政訴訟は厳しいが、裁判官によってはそうでもない。住基ネットでも50件の裁判が起こされ、ほとんど負けたが、金沢地裁と大阪高裁とで「違憲」判決が出た。これが住基ネットのネットワーク化を遅らせたのも事実です」

ジャーナリスト斎藤貴男さんの講演←斎藤貴男さん

 
 そこでリニア裁判の争点が多々あるなか、河村晃生原告団長が強調するのは「残土問題はJR東海のアキレス腱だ」ということです。
 というのは、各地の自治体はリニア計画に賛成せざるを得ませんが、その土地に生きる住民にとっては、すぐ上流に大量の残土を置かれることは冗談ではなく、本ブログで報告したように、すでにいくつもの自治会が残土計画にNOを突き付けています。
 詳しくは本ブログを読み返してくださいませ。

裁判後の報告集会いつもながら大勢の人が裁判後の報告集会に集まる。

 そして、もしかしたらですが、残土計画に反対を言うだけではなく、そもそも残土をもちこませない自治体の条例つくりにまで市民が力を出せるかが見えてきそうです。その刺激となる視察ツアーを企画中です。
 書きたいことは多々ありますが、時間が足りません。
 本日はこのへんで。

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●リニア計画での川崎市の残土は、千葉県の採石場跡地に行く?

 真剣に書けば長くなるので、ごく簡単な報告です。

 6月22日、千葉県に行ってきました。
 なぜ千葉県かと言うと、今年3月の時点で、JR東海は川崎市での住民説明会で、神奈川県川崎市の梶ヶ谷非常口(川崎市高津区梶ヶ谷)から排出される残土を、すぐ近くのJR貨物ターミナル駅から貨物コンテナで川崎港に運び、川崎港からは船で千葉県に運び、内陸部の「採石場跡地」に埋め立てると説明しました。

 それまでは、確かに川崎港までJR貨物で運ぶ・・までは公にされていましたが、その先、残土がどこに行くのか全く分からなかったのですが、「千葉県」という具体的地名が出たのは、ああ、やっぱりねというかんじでしょうか。

 ともあれ、千葉県で残土についての市民運動を展開している佐々木悠二さんに連絡を取り、果たして残土山とはどういうものなのかをまずはこの目で確認したいので、案内をお願いできないでしょうかと連絡してみました。
 佐々木さんについては、長野県大鹿村での学習会で話してくれたことを本ブログで紹介しています。ご参照ください。

 その佐々木さんは、私からの連絡で「リニアの残土が千葉県の採石場跡地に」との言葉に「あ、つながった」と何かがひらめき、すぐに返信をくれ、本日の案内となりました。

 ごく簡単に書きます。

 千葉県南部には鋸南町(きょなんちょう)という町があり、そこでは鋸南開発という会社が長年、鋸山(のこぎりやま)から採石を行ってきました。その周囲の道はかつてダンプ街道と化すほどのダンプカーが行きかったようです。

リニア鋸山鋸南町の採石場の一つ。長年の採石で山が段々畑のようになってしまった。


 ところが、鋸南開発は採石をしすぎてしまい、山肌を削るだけではなく、地面も掘り下げてしまい、県から「約束違反だ。埋め戻せ」との指示を受けていました。その深堀したのは47万立米。
 10トントラックで約7万台もの量になります。

リニア鋸山の深堀地1深堀りし過ぎて県から「埋め戻せ」との指導を受けた鋸山のふもとの土地。

 そこで会社が県に約束したのが「埋め戻しは採石場内の(売れなかった)土砂で行う。有害物質は入れない」ということです。
 ところが、この会社、埋め戻し用に置いていたはずの土砂も売ってしまったため、埋め戻し材がなくなってしまった。
 そこで、会社は「汚染土で埋め立てる計画」を県へ提出。有害物質はダメだと言っていた県は、この計画を受理。

 なぜ? 住民の質問に県は「ここで埋め立てることで不法投棄を辞めさせることができる」と次元の違う回答を返します。

 埋め立てる汚染土壌は47万立米。さらに、その上に100万立米を積み上げるため、合計147万立米の汚染土を受け入れることになります。

 ちなみに、梶ヶ谷の立坑からは(立坑+トンネルで?)約150万立米の「残土」と約100万立米の「建設汚泥」が発生。量としてはほぼ合致します。


 汚染土からの浸出水は近くの佐久間川に入り、わずか2キロしか離れていない港にも流れていく。さらに、汚染土の粉塵や泥はねが起こることに、2012年7月、住民が「鋸南町の環境と子どもを守る会」を設立。反対署名や反対協議会も立ち上げ、人口8000人の町でじつに8割の人が反対するまでの大反対運動に発展しています。

リニア鋸山の深堀地2たまった水は浄化施設を経由して、川、そして2キロ先の海(写真右)にまで流れる。だが浄化できるのかを住民は疑う。 リニア、鋸南町、反対の看板1←町のあちこちにある反対の看板

 この件は、2014年11月14日、千葉地裁木更津支部に会社への「操業差止仮処分」申立を行うと、8回の審尋を経て、2016年7月20日、裁判所は仮処分を決定。しかし鋸南開発はこれを不服として今年2月8日に異議申立。現在、保全異議審が進行中。

●自然由来の汚染土にこだわる

 住民がもっとも不思議だったのは、鋸南開発がなぜ「普通の残土」ではなく「自然由来の汚染土」にこだわっているかでした。

 そこで佐々木さんが「あ、つながった」と思ったの話になります。もう30年も残土に関する市民運動を展開している佐々木さんは、建設業者が残土をどう排出し、どう運ぶかを熟知しているのですが、リニアの梶ヶ谷非常口は深さ85メートルまでの立坑を掘るわけですが、深く掘るほどに発生するのが地中のヒ素や六価クロムなどです。これは環境に放出されると汚染物質になる。
 そして、立坑を建設した後は、今度は横方向ににシールドマシンでトンネルを掘り進めるわけですが、佐々木さんの説明では、シールド工法は、薬剤、水、石灰などを混ぜながら、トンネルを巨大掘削機で掘り進めるため、削った岩盤や土砂がいわゆるドロドロの状態になり、また、深い地下から地上へとポンプアップするためにはドロドロにせざるを得ず、そうなると、それはもはや「残土」ではなく、「産廃」になるということです。

 ここで関係者の情報と推測とを整理すると、

●鋸南開発は「汚染土」を待っている。普通の「残土」では受け入れない。

●JR東海は、評価書では、「残土」と「建設汚泥」が出ると書いている。この「残土」も佐々木さんが予想するところの「ドロドロ」の状態で出てくるとしても、JR東海が評価書で書いているように「無害化」をすれば「残土」となる。

●だが無害化にはカネがかかる。実際に非常口やトンネルの建設を担う建設業者がもしそれをやらない、中途半端にしかやらない場合は、「汚染土」となる。

●逆に、「汚染土」を引き受けてくれるのであれば、あえて無害化しない残土をそのまま運ぶとの可能性もある。

 ただし、憶測は書くべきではありません。現時点ではとりあえず情報の材料だけを集め、引き続きの情報を待ちます。


●●川崎港の埋立てに使われる?

 千葉に行く数日前に入ってきた新たな情報ですが、

 JR東海は6月1日、川崎市長に宛てて、「梶ヶ谷非常口から搬出する発生土を、川崎市の東扇島の土地造成事業に受け入れていただくよう検討をお願いいたします」と、梶ヶ谷からの残土を港の埋立てに使わせてくれと要請している。埋め立て体積は約150万立米。

 梶ヶ谷の立坑からは約150万立米の「残土」と約100万立米の「建設汚泥」。なるほど、量としてはちょうどいいわけです。

 これに対して、川崎市は6月8日、JR東海に「残土受け入れの可否については、今後、本市としての考え方を整理します」と回答を保留している。


 千葉県に運ばれるのか、それとも、川崎港での埋め立てか。 わかりません。

 鋸南町の住民も町役場などに確認をするかもしれず、情報を待ちます。
 
 本日(6月23日)はリニアの裁判です。これから出かけます。

リニア、鋸南町、反対の看板2


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