fc2ブログ
取材しても、記事にできる情報は1割未満。しかし捨てた9割にも、伝えられるべきものがあります。ボツになった企画も数知れず。そんなネタを紹介します。なお、本ブログの文章と写真の無断転載はお断りします。ご利用希望者合はご一報下さい。
プロフィール

樫田秀樹

Author:樫田秀樹
フリージャーナリストです。今まで書いた記事を整理したHP「樫田秀樹の記録部屋」と併せておつきあいください。なお、本ブログの文章と写真の無断利用はお断りいたします。使用されたい方はご一報ください。

ブンブンエコライト
ブンブン回すだけで充電できる懐中電灯。たった97グラム!
電気不要・8年間カートリッジ交換不要の浄水器
カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
02 | 2024/03 | 04
- - - - - 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31 - - - - - -
月別アーカイブ
最新コメント
全記事表示リンク
この記事にリンクを貼る

Designed by Shibata

40種類の柄、15種類のカラーから自分好みに選べる、オリジナル フルジップパーカ
バケツ洗濯機KJ-950
これは便利!雑巾や軍手、スニーカーなどがきれいに!
携帯用洗面器
旅行に便利。空気で膨らむ洗面器。
ランドリーポッド
電気不要の洗濯機。災害時の備えに。
電球型ポケットライト
財布や名刺入れにも入る薄型ライト。厚さ3ミリ
LEDダイナモランタン
手回し充電もソーラー充電もOK。部屋のインテリアにも。
LEDキャンドル
LEDだけど炎がゆらぐ。癒される。息の吹きかけでオン・オフができる。
折り畳みヘルメット
サイズ調整可の折り畳み防災ヘルメット
タタメットズキン
サイズ調整できる折り畳み防災ヘルメット+ずきん。落下物にも炎にも強い!
アンチボトル
折り畳めるウォーターバッグ。500mlなので、何度でも使えるペットボトルとして重宝する。色は7色。
浄水機能ペットボトル
カーボン製フィルターが水道水をおいしい水に変える。385ml。色は3色。
あつあつ加熱パック
火を使わずに食材を98℃まで加熱。災害時には暖かいものを食べたいですね。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

あつあつ加熱パック 発熱材3個 3袋セット【RCP】
価格:2592円(税込、送料別) (2017/2/8時点)


(株)「天然住宅」が建築を進めている天然住宅についての取材を進めている。
これは某月刊誌に書く予定だが、会員誌なので一般市民が目にすることはできない。ただし、掲載後は、大幅加筆+画像の追加などで新しい原稿にすることでネットでも公開したい。
 どういう内容かというと
① 日本の住宅建設は、その多くが外材使用で、そのほとんどが合板、それも接着剤などの化学物質を多用する。日本にも、国産材を使っての住宅建設をとしっかりしたポリシーで伐採を行う林業家はいるが、やはり、その多くが合板に加工され、化学物質を多用する住宅に姿を変える。
日本の家は化学物質だらけ

②(株)「天然住宅」が提供する天然住宅は、国産材(宮城県栗駒山)のみを使い、無垢材だけで、一切の化学物質を使わずに建設する。その理由は、人間の平均生涯摂取物質重量は飲食物は15%にすぎず、じつは自宅での空気の摂取が56%も占める。つまり、どんなに食生活に気を遣っても、空気に気を遣わなければ健康になれない人もいる。化学物質過敏症がその例だ。
 天然住宅に住むある家族は「この家は空気がおいしい」と安心感を示した。
飲食物の何倍も空気を摂取している 

③ 住宅の施主は、希望すれば、栗駒の山に入って、自分の家にしたい木を選び、スタッフの助力を得てチェンソーでその木を伐採し、その後の製材作業も視察できる。子連れで伐採ツアーを経験した家族は「自分の家が愛おしくなる」と語った。
栗駒山で自分で選んだ木を切る家族←(写真提供:天然住宅。お父さんがスタッフの助力でチェンソーで伐採をするところ。少し離れてお母さんと娘さんが見守る)
天然住宅に住む家族。←築5年の天然住宅。手前に立つのが、上の写真で切った木でできた大黒柱。天然住宅は子の世代にも孫の世代にも継承することができる。一番奥にいるのが天然住宅の田中竜二代表。

④ 「天然住宅」と連携する宮城県の林業会社「KURIMOKU」は、極力仲介業者を外し、「伐採と製材」を自社で行い、材木は直接工務店に届ける。これにより、「天然住宅」の建てる天然住宅はハウスメーカーの戸建て住宅よりは安く建てることができる。
天然住宅直接流通システム

⑤ 天然住宅では筋交いをしっかりと入れ、耐震工事も入れるため、合板での家つくりでは得られなかった本当の家つくりができると、大工さんたちは自分の腕がなることに喜んでいる。合板での家つくりは1カ月半でできるが、天然住宅では4~5カ月もかけて1軒を作る。だが家の寿命は、従来の家が約50年に対し、天然住宅はその倍の100年以上はもつ。
天然住宅の大工←合板も接着剤などの化学物質も一切使わない。壁には吸湿と放湿に抜群の効果のある天然ウールを使う。

⑥ 「KURIMOKU」は材木を「低温燻煙」して乾燥する。一般的には120度以上の高温で乾燥されるが、「KURIMOKU」では60度以下(最新工場では40度で実験中)という低温乾燥することで、木の中の有効成分(精油)がそのまま残ることで虫、特にシロアリも寄らなくなる。
⑦ 「KURIMOKU」では伐採現場に残った枝葉、木っ端や製材所で残った木くずなども一切無駄にしない。発電に使ったり、ペレット燃料にすることで100%有効活用する。
KURIMOKU木くず KURIMOKU ペレット燃料←製材所で出る木くずも無駄にせず、ペレット燃料として再生する。

⑧ 天然住宅の基礎には「固練りコンクリート」を使う。昨今、数十年前に建設されたインフラの老朽化が報道されているが、主因の一つは、「軟練りコンクリート」を使っていることだ。
戦後、高層ビルが建築されるようになると、高い場所までコンクリートを送るには、水をたくさん加えたシャブシャブ状態のコンクリート(通称シャブコン)にする必要があった。水比率は65%。だがシャブコンは劣化しやすく、亀裂が入ると、そこから空気や水が入り中の鉄筋を参加させ施設を弱いものにする。だが天然住宅では水比率は50%以下にすることで、その寿命を100~300年と長寿化することを可能にした。
⑨ もう一つ書けば、KURIMOKUは、元々は今の山を買う気はなかった。だが、山が産廃業者に買い取られると知り、地元でも反対運動が起きると、黙っていられず、銀行から8000万円を借りて山を買いとった。そして苦しい経営難を強いられるのだが、その時、事業費の一部を無利子融資したのがNPOバンクの「天然住宅バンク」(現在は(新)未来バンク)だった。
 (旧)未来バンクは、「天然住宅」の創設(2008年)に関わった田中優さんが、1994年に創立した。その田中さんは、1990年、マレーシア・ボルネオ島サラワク州の熱帯林を訪れている。、日本への丸太輸出のために森が容赦なく切られている現状を見たことが、その後、「熱帯林を破壊しないためにも」との天然住宅の設立につながる。ちなみに、私は1989年にやはりサラワクを訪れたことで、また、田中さんの自宅とも距離が近かったことで、知り合うにいたる。
 で、「未来バンク」を簡単に説明すれば、田中さんは1980年代から、リサイクル、脱原発、ごみ問題、ダム問題など様々な環境問題に活動家として対峙してきたが、あるとき、その根っ子が一つだと気づく。それが「財政投融資」(以下、財投)だった。
 財投とは、「財投機関」(いわゆる特殊法人)に国が超低利で無尽蔵に融資をする仕組みだ。2000年度までは、私たちの郵便貯金、年金積立金などが全額自動的に大蔵省(現・財務省)に預託され、その規模は国家予算をしのぐ程だった。
 田中さんはこれを知ると、ある時、講演で市民に問うた。
「皆さんのなかで原発に反対する人は?」
 ほとんど全員が手を挙げる。
「皆さんのなかで郵便貯金をしている人は?」
 これもほぼ全員が手を挙げる。
「その郵便貯金が原発やダムなどの原資なのです。私たちは右手で原発反対と言いながら、左手で原発を推進しているのです」
 参加者にとってはまさに目から鱗。
 そして、田中さんは言うだけではなく、財投へのカウンター組織として、市民による市民のための金融組織「未来バンク」を1994年に設立するのだ。
 設立前は、それまでなじみのあったNPOの仲間からも「正気の沙汰ではない!」「NGOが金を扱うなんて汚い!」となじられ、田中さんも今後数千万円、数億円集まるかもしれないお金を預かることで不安な日々を過ごした。だが未来バンクは、その後、草の根事業、市民事業、零細事業、フェアトレード、ソーラーパネル設置などに続々と融資を実行し、貸し倒れはほとんどない。 
 その田中さんが、健康と森を守るための住宅(天然住宅)のためへのNPOバンクとして設立したのが「天然バンク住宅」だ。詳細は割愛するが、これはその後未来バンクと合併し、(新)未来バンクの誕生となる。
 KURIMOKU幹部は未来バンクからの融資に今でも「どれだけ助かったか」と深く感謝している。

●健康な生活を望む人、森を守りたい人、本物の仕事がしたい大工、そしてNPOバンク。これら関係者がすべて有機的に絡み合っているこのシステムは広く伝えたいと思う。

取材費カンパのお願い
銀行に行く時間がない。もしくは紙幣のカンパは難しいという方は、PCやスマホでできる100円カンパ(それ以上も)をご利用ください。こちらから利用できます

↓ ブログランキングへの応援クリックをお願いいたします。




↓ 拍手もお願いいたします

関連記事
スポンサーサイト



2023/10/11 22:46 NPOバンク TB(0) コメント(0)
コメント















 管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
http://shuzaikoara.blog39.fc2.com/tb.php/828-ef7a019b
取材のカンパをお願いいたします
1都6県にまたがるリニア問題を一人で取材することは自分で選んだ道でありますが、それも多くの方から取材費カンパというご支援をいただいたからです。とはいえ、2022年末にその資金プールがついに底をつき、東京都や神奈川県以外の遠方への取材を控えざるを得なくなってしまいました。今一度、ご支援を賜りたくここにそのお願いをする次第です。ご支援者には、今年には発行予定のリニア単行本を謹呈させていただきます。私の銀行口座は「みずほ銀行・虎ノ門支店・普通口座・1502881」です。また100円からのご寄付が可能なhttps://ofuse.me/koara89/letter もご利用ください。私と面識のない方は、お礼をしたいので、ご支援の際に、できればお名前を連絡先を教えていただければ幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。  樫田拝
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR
私が原発を止めた理由
3.11以後の原発裁判において、初めて運転差し止めを命じた判決を出した裁判長が、退官後の今、なぜあの判決を出したのか、なぜほかの裁判では住民は敗訴するのかを説明している。
超電導リニアの不都合な真実
リニア中央新幹線の問題点を『技術的』な側面から、極めて客観的に情報を分析しその発信に努め、リニアの実現性には課題ありと論じている。難しい専門用語を極力排し、読み易さにもこだわった良書。
リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」
リニア中央新幹線を巡る問題を語らせては、その理論に一部のすきも見せない橋山禮治郎氏の第2弾。このままでは,リニア計画とJR東海という会社は共倒れになることを、感情ではなく、豊富なデータを駆使して予測している。必読の書。
自爆営業
国会で問題にされても一向に改まらない郵便局の自爆営業。年賀状1万枚、かもめーる700枚、ふるさと小包便30個等々のノルマはほぼ達成不可能だから、ほとんどの職員が自腹で買い取る。昇進をちらつかせるパワハラや機能しない労組。いったい何がどうなっているのか?他業種の自腹買取も描いている。
アキモトのパンの缶詰12缶セット
スペースシャトルの宇宙食にもなった。保存期間は3年。しっとりおいしい奇跡の缶詰。24缶セットもある。
共通番号の危険な使われ方
今年10月に全国民に通知され、来年1月から運用が始まるマイナンバーという名の国民背番号制度。その危険性を日本一解かり易く解説した書。著者の一人の白石孝さんは全国での講演と国会議員へのアドバイスと飛び回っている。
マグネシウム文明論
日本にも100%自給できるエネルギー源がある。海に溶けているマグネシウムだ。海水からローテクでマグネシウムを取り出し、リチウムイオン電池の10倍ももつマグネシウム電池を使えば、スマホは一か月もつし、電気自動車も1000キロ走る。公害を起こさないリサイクルシステムも矢部氏は考えている。脱原発派は必見だ。