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樫田秀樹

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●アメリカのリニア推進企業、敗訴する
 8月30日、アメリカでリニア計画を推進jする企業の土地取得について、裁判所が認めない判断を下した。(記事はこちら
 
 JR東海はアメリカで、新幹線とリニアの両方を売り込む会社を設立している。
 その売り込みの結果、細かい経緯を割愛すれば、ワシントンDCとボルチモア市(メリーランド州)の65Kmについて、アメリカ連邦政府が2780万ドル(約30億円)の調査費用をつけた。だが、なぜか安倍政権もこれに8億円(日本人の税金)を拠出している。

 推進側の構想としては、まずワシントンDCとボルチモアを15分でつなぎ、ゆくゆくはワシントンとニューヨークを約1時間でむすぶと想定していた。
 
 ところが、現地の推進側のBWRR(Baltimore-Washington Rapid Rail)社の計画によると、そのリニアルートは、バルチモア市の幹部たちから支持されていた開発計画(1300戸の住宅地、小売り店舗、公園、遊歩道、レクリエーション・フィールド等々)を壊すことになる。

ボルチモア市のリニア駅CG←BWRR社が作成したリニア駅のCG

 だがBWRRはその土地を、土地収用法に基づき取得する権利があるのだとして、裁判を起こしていた。
 詳しい経緯は判らないが、ボルチモア市の巡回裁判所(3審制度の2審目)は8月30日、BWRRの訴えを却下した。
 その背景について、記事のなかでは、リニア計画に反対する人たちの意見についても触れている。

●リニアに乗れるのは富裕層だけ
●振動と建設のために住宅価値が下がる
●緑地も喪失する。

 また、もう一つの背景として、大塚圭一郎氏(共同通信ワシントン支局次長)の記事に以下のことが載っている。
 
 全米鉄道旅客公社(アムトラック)はすでにワシントン―ニューヨーク間に高速列車「アセラ」を運行させている。つまり、同じルートにリニアがつくられたら収益減に直面する。このため、アムトラックのウィリアム・フリンCEOも、「リニアの建設は高額になる」ことと、「人口密集地を通るリニアは環境破壊をもたらす」「アムトラックよりもエネルギー効率が良くない」ことを主張。
 まあ、これはライバル企業の登場を恐れる経営者としての意見と取られればそれまでだが、主張としては間違ってはいない。
 そして、大塚氏の記事で目を引いたのが、

★メリーランド州でリニア建設による環境破壊を批判し、反対の署名を集めている住民グループがいる

 との記述だ。
 アメリカにもリニア計画に反対する人たちがいる。

リニア、stop the maglev train

 じつは、それに気づいたのは数年前。いつかは忘れたが、このボルチモア市の「THE BALTIMORE SUN」という新聞社の記者が来日して、私や市民団体にリニア計画について取材したことがあるが、そのあとに書かれた記事に上の写真があった。
  その記事はこちら

 その記事には、こんなことも書かれている。.
記事に出てくるマグレブとは、「MAGNETIC LEVITATION = 超電導浮上」で、アメリカではリニアではなく、この名で通っている。

★ボウイ市の住民、デニス・ブレイディ(64歳)は、マグレブに反対する草の根市民運動の設立に協力した。
 海軍の退役兵であり、原子力技術者でもあり元ボウイ市議会議員でもある彼は、このグループは地域全体からメンバーが集まっていると言う。
 多くの人は、BWRRの以下の主張を信じない。
・マグレブが州の資金を使用しないこと。
・建設に100億ドルから150億ドルしかかからないこと。
 
住民が懸念するのは、「振動」、「騒音」、「磁界の発生」による悪影響、在来線への悪影響、トンネル建設による地下の帯水層の破壊と(ウラン地層を掘り起こすことでの)ラドンガスの発生に被ばくすることだ。

 この計画に最近抗議した約30人の1人であるAnay Hernandezさん(29歳)は、この地域でのスペイン語圏のコミュニティに情報が十分に共有されていないと述べた。母親のLeticia Carino さん(49歳)は、マグレブが建設されたら「家を失う」と恐れている。
 Hernandezさんは「私たちは1週間前までこの計画を何も知りませんでした。母は『何かをしなければ。抗議に行こう』 と言ったんです」と語った。(後略)
 機械翻訳の記事は読みにくいが、この記事にも目を通してみてください。

 それにしても、「黙っていられない」と思えば、すぐに行動するアメリカの民度には見習うものがある。

●結論は来年か?
 もちろん、WBRRは今回の判決を不服として上訴するので、結論は来年まで待たねばならないが、それにしても、半分負け戦で臨む日本と違って、司法が機能していることに関心した記事であった。

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