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樫田秀樹

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●JR東海のリニア計画。本丸のトンネル掘削(都市部)が今年度にも始まるか

リニア、210825川崎市麻生区民館 JR東海説明会←21年8月25日。川崎市麻生区の麻生区民館の説明会前にチラシを配る市民団体。

今月は連日のように、JR東海が、神奈川県川崎市、東京都(品川区、大田区、世田谷区民対象)、そして愛知県春日井市で住民説明会を実施。 3地域での説明会には共通点がある。

1.トンネル掘削に必要な立坑が完成したこと。
2.その立坑に直径14メートルのシールドマシンを組み立てて、今年度にも掘削を開始すること。

 そして、その説明内容はほぼ同じだ。

1.東京都調布市での外環道の陥没事故の原因は「特殊な地盤」での「施行に課題があった」こと。
2.だがリニア工区では、これと同じ「特殊な地盤はない」と考えている。
3.施工管理をより一層強化して、適切に工事をする。
4.事前に家屋調査はする。ただしトンネル直上の両幅40mの範囲内の家屋だけ。
4.掘削を開始する前は、改めて説明会を実施する。

 そして、JR東海が説明をしなかったが、その資料から得られる事実は

1.ボーリング調査は100~200mおきの実施が目安とされているが、東京都や川崎市では、リニアルート直上で1Kmに1本程度でしかない。だが、JR東海は調布市の陥没事故を受けても追加ボーリングは不要と明言する。すべての地盤を把握しているからと。ちなみに、調布市の陥没事故でも、その区間の約1Kmはボーリングを実施していなかった。

2.リニアルート周辺で他業者(マンション建設など)が過去に行ったボーリングのデータも参考にしていると言うが、それらはすべて地下40mより浅い。リニアが今回の3地域で通過するのはすべて40m以深。参考にもならない。だがJR東海に言わせると、「ルートを面的にとらえた」。

 ★また、今回の住民説明会だが、マスコミには非公開。これまでの環境影響評価書(2011年)、環境影響評価準備書(2013年)はすべてマスコミを入れていたのに、「住民に忌憚なく意見を出してもらうため」というのがその理由だ。だが、2011年と2013年の説明会でも住民は忌憚なき意見を出していた。

 ということで、住民説明会での質疑応答は、市民団体からそのデータを提供してもらった。
 以下、公開する。


●●8月23日 川崎市中原区 会場:エポックなかはら

Q 「2008年に中原区新城のシールドトンネル工事が原因で道路陥没事故が起きた。リニアのルートに近い」
A 「平成19年、20年と事故発生。最初はシールド掘削中、2回目はシールドマシン内の石塊を取り除いた際に起きた。リニアは大深度だし地質が安定している。大きな石塊は存在しない。たとえ石塊を取り込んでもマシンの規模は大きいので地盤に影響はない」、「何か工事に支障があった場合はシールドマシンを止めて調べることにする」

Q 「家屋調査は誰がやるのか。どういう風に調べるのか。所要時間は?」
A 「専門の会社が調査する。2~3人で調べる。所要時間は、家屋内と外回りをやるときは4時間、外回りだけだと2時間」

Q「シールドマシン《SM》による振動の予想は?振動の状況は報告するのか?」
A 「太い軸のシールドジャッキ使い振動を抑える。掘削時の摩擦が振動の原因であり。大きな摩擦を生じさせないよう工事を管理する。報告の機会を設けたいと思う」

Q 「大深度だから地表への影響ないから家屋調査はやらないというのがJR東海の方針だった。外環道事故によって、地表への影響ありと認めたと解釈していいのか」
A「安全な工事を確保するために家屋調査をする」(明確な回答はせず)

Q「等々力非常口工事で時々ものすごい振動を感じる。一人が苦情を言ってもJR東海は対応しない。地域で一致して対応を求めるよう被害の共有化を図りたい」
A「振動発生を抑制するために地域との連携ができなかったことを反省している」

Q「等々力緑地にある釣り池の水面の変化を測定してほしい」
A「釣り池は表流水や浅深度地下水がたまったもので、大深度の地下水の水位が地表に関係することはない。水面の水位を測定することは考えていない」

●「質疑応答を終了させていただきます!」
 この説明会で住民が驚いたのは、その開催時間の短さだ。
 18時45分から始まった説明会は20時に終了となった。わずかに1時間15分。このうち40分がJR東海からの説明に充てられるので、質問時間はわずかに35分
 司会者(JR東海社員)は「コロナ感染防止のためこの会場は午後8時までの使用です」と説明し、結局、質問の手が多数挙がっていても、JR東海は閉会宣言をした。住民はこれに納得できるはずもなく、「だったらなぜ6時に始めないのか」。「もう一回ここで説明会をやれ」という怒号が飛出したそうだ。

●この地盤は大丈夫なのか?
 JR東海は、リニア工区においては、「外環のような特殊な地盤はない」と明言する。
 だが疑問は「リニア工区特有の特殊な地盤はない」のか? ということだ。
 JR東海は自社で実施したボーリング地点とその柱状図はHPで公開しているので、面倒くさいが、それを今一つずつ調べている。すると、川崎市内でこんなボーリングデータがあった。

 ボーリング番号32番(JR-32)。
ボーリング番号 JR32地点
 これは武蔵中原駅のすぐ近くにある富士通の敷地だ。私は若いころ、このすぐ近くに住んでいて、毎日この脇を歩いて駅を利用した。それはともかく、この柱状図を見ると、

リニア ボーリング番号 JR32のN値

 とても見ずらくて申し訳ないが、N値(地盤の強さを表す数値。50あれば頑丈)が、地下22mまでは20以下でしかない。軟弱な地盤だ。さらに気になったのが、それぞれの地層に説明がついているのだが、

リニア ボーリング番号 JR32 崩落激しい

 「崩落あり」「崩落激しい」との説明が随所にある。
 地盤の素人が断言できないが、素人なりの疑問は「これ大丈夫か?」である。
 近々、地盤の専門家に会うので、その時に意見を求めたい。


● 8月25日 川崎市麻生区 場所:麻生市民館

質問1 SMの安心、安全を説明されたが、住民には専門すぎて判らない。もっと一般住民に判るようにかみ砕いた説明会を設置してほしい。
回答1 掘削前に工事説明会をする。オープンハウス(駅の改札近くなどの公共の場で、資料を展示して、通行人が自由に質問できる説明会)でも順次説明する。

質問2 もし工事が事故を起こしたら中止するのか。その担保を約束してほしい。
回答2 もし事故あれば、原因究明行い、まず工事を止める。

質問3 NEXCOの外環道の陥没事故は特殊な地盤と言われるが、NEXCOも地盤を調べた結果、工事をやったと思うが、住民は事前説明で納得したのか。そもそも、特殊地盤の定義が判らない。
(注:NEXCOは事前に地盤を調べていない)
回答3 特殊地盤とは、砂時計のように、上から下までが砂で構成され、砂が落ちやすい地盤。川崎市内ではそういう地盤はない。

質問4 私の家は東百合丘非常口から西に690mでルート直上にある。
 外環の(事故原因究明)報告書は、トンネル工事全体を俯瞰していない。(陥没現場周辺の)300mの範囲だけしか調べていない。ボーリングもしていない。
 北側の190mは陥没と空洞ができて詳しく調べていて、特殊な地盤かもしれないが、もう少し南のボーリングはN値(地盤の強度を表す数字。50あれば強固な地盤)は50から2に下がっている。SMは岩盤に影響を与える工法だ。
 SMだけでは安全に掘れたか確認できない。調布だって、陥没したのは掘削した翌月のことだ。
 ボーリングをして、N値を見ることもコアの亀裂を見ることも必要だ。そのボーリングの値がないと、もし地震が起きて家が傾いても、我々事前にデータ持っていないので、何も言えなくなる。
 そういうデータを事前に見せてほしい。
回答4 外環報告書は、我々も読んで勉強している。今後の施行でも勉強しながら進める。
(質問者「で、回答はいつ、どういう形でいただける? うやむやにしないで!」)
 えーと…。この場ではなかなか即答できません

質問5 (リニアルート上でJR東海が行ったボーリングのほかに)既存のボーリングデータがあるとのことだが、それを開示してほしい。資料を見ると、リニアルートの直上ではボーリングはほとんど行われていない。これでは安心できない。データを揃えてからの工事であるべきだ。
回答5 大深度工事の使用許可を申請するときにボーリングは行っている。そのデータはある。地震が起きた(場合に備え)もっとボーリング調査をしたほうがいいとのご意見もあり、我々としても今後の対応について勉強をさせていただく
(会場から:勉強って何だよ!)
 あ、すみません、補足いたします。地震があった場合に備えてのボーリング調査が必要ではないかとのことですが、今回の地質調査については、JR東海が直接ボーリングをやりました。それに加え、他の公共機関がやったボーリングの情報を収集した。既存文献も数多く調査した。で、今回の地質データを作成した。これについては、首都圏ではより多くそういった…
(会場から:とにかくデータ見せて!)
 あ、わかりました。大深度使用申請するときにデータ出しているので、地質を確認するための柱状図はあります。今回、土砂のサンプリング調査を…
(質問者:そんなの聞いていないよ! 時間稼ぎするな! ちゃんと私の質問に答えなさい。他にも質問したい人沢山いるんだから。会場拍手)
 直接ですね、我々はサンプリング装置を…
(そんなのわかってんだよ!)(直上のボーリングやってないよ!)
 繰り返しになりますが、JRが直接やったボーリングのほか、そのほかのボーリングをやっているということでございます。

質問6 片平2丁目のマンションに住んでいます。リニアのトンネルから40m以内。リニアのルートに、マンションの3分の1がかかる。
 家屋調査について尋ねたい。幅40メートルで家屋調査というが、その範囲の全世帯にチラシを配布して、そのなかで協力すると言った方には調査するのか、それともJRがサンプリングするのか? 調査対象の洗い出しはどうする? 
 あと、マンションはどうする? 理事会(管理組合)に連絡する? 各戸に? どんなやり方?
回答6 家屋調査についてはルートの両幅40メートルの範囲が対象。一戸建てには全戸案内を出す。マンションの場合は、まず、管理組合なのか家主なのか、どういうやり方かを相談させていただく。マンションは個別に相談させていただきたい。(違う答えが続いている)
 家屋調査の目的は、万一、建物が損傷した時、速やかに検討を対応するため、トンネルを掘る前の現状の確認する。
 家屋調査を希望する世帯にはすべて行う。

質問7 説明会をまたするということだが、規模、回数は?
回答7 説明会は、オープンハウスを小さい単位で設定する。それは自治会や町内会と相談してやりたい。

質問8 東百合丘非常口の近くに住む。家屋調査の範囲は、トンネルの両幅に40m。つまり40mx2とあるが、それを外れたら影響はないとの見解? 何か問題起きたら、あなたのとこは40m以内じゃないから関係ないというのか? それでも影響出た人には、必要なら話を聞くのか?
回答8 40m範囲を外れた場合ですが、まず40mとの根拠は、トンネル技術協会の指針で。
 40mを外れたら、家屋調査は考えていないが、その場合でも、工事施工で損害が発生したら、補償を適正に考えたい。

質問9 安心安全の取り組みのなかで、24時間掘ると思うが、騒音についてはどれくらいを予想しているのか? 高齢者はいつまでも耳に残る。
回答9 環境影響評価で騒音は出ないとの予測をしている。ただ、振動は、抑えるが、仮に地表に来た時に、建物の躯体に響いて音が出ることがある。その振動を抑えるのが第一。それでも振動や騒音あれば我々に連絡をいただきたい。対応したい。
 振動については、地表に振動計を置いて測定する。その結果もその地区の皆さんにお伝えする。
 (別の社員)補足します。振動はとても小さい。外環では地表で30~40デシベルだった。だが、中にはお気に召される方はいる。そのときは事情を聴く。SM発進のときに実験して騒音や振動を図り、できるだけそれを減らすことに努める。

司会者 予定の終了時刻が迫っております。あと二人で終了します。
(会場から:全員やらせろよ! 《6-7人が挙手》)

質問10 ルート上に住む。小さい子どももいる。振動はあると考えていいのか?
回答10 強固な地盤を掘削するので、基本的に振動を感じることはないと考えている 何かあったときの対応ですが、まずは気軽に連絡を。対応を相談させてもらう。

質問11 損害あっても、家屋調査を受けられない人は補償されない? もし損害あった場合を考えると、協力があったほうがいいのか?
回答11 事前調査をやらなかった場合でも、SMで損害出れば、事前にやった人と差をつけることはない。
補足します。今回は、ルートの両幅40mx2+14m(トンネルの直径)=94mで家屋調査をするが、事前にやった場合は早く対応ができる。元々の状態と損害の状態が判るので。40mの範囲外でも確認して対応したい。

質問12 家屋調査について。トンネルの上部の土地がどう変化するのか気になる。事前にボーリングしてこういう状態だねとデータで調べておかねば。工事終わって、地面に影響出ても、因果関係を知ろうしても証明できない。土地の状態も事前に調べるべき。
回答12 地域の地盤の状態については、事前ボーリングについて、既存の文献、公開ボーリングデータで地質の縦断図を作成した。川崎市内については、市の川崎市環境地質図調査報告書がある。国交省の報告書も参考にした。地層の重なり方を把握しているところでございます。
 そういった既存の地質の重なり方と、我々のボーリングデータと既存のボーリングデータを掘削する土地の縦断図を作成。
 補足します。地表面の(高低の)変異を図ったほうがいいのではないかと言うことだが、リニアルートと道路との交差部で測定する。
 補足します。川崎市麻生区は、100万年前は海だったところでございます。海に徐々に粘土が溜まり、固い地質になったのをボーリングで確認している。

 外環のような砂のような地層はない。外環は特殊な地盤で陥没した。
(会場から:それだけが原因じゃないから、ちゃんと勉強しなさい! )
 (中略)施工管理を強化する。こういう説明をオープンハウスなどでよりわかりやすく説明させていただきたい。
 以上でございます。

司会者 以上で質疑を終了させていただきます。


★この会場は18時15分開始で19時45分終了だから1時間半。一つ目の中原区の説明会よりは15分だけ長いが、ここでも閉会後に職員に「コロナが原因だったら、開始時間を早めればいいだけだろ!」とかみつく住民がいた。

 JR東海はこの数日後の8月27日に、東京都品川区でも住民説明会を開催したが、これもなかなか住民の理解を得たとは言えない内容だった。これについては別の機会になるべく早く書く。

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