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Author:樫田秀樹 ブンブンエコライト
ブンブン回すだけで充電できる懐中電灯。たった97グラム!
電気不要・8年間カートリッジ交換不要の浄水器
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Designed by Shibata 40種類の柄、15種類のカラーから自分好みに選べる、オリジナル フルジップパーカ
バケツ洗濯機KJ-950
これは便利!雑巾や軍手、スニーカーなどがきれいに!
携帯用洗面器
旅行に便利。空気で膨らむ洗面器。
電球型ポケットライト
財布や名刺入れにも入る薄型ライト。厚さ3ミリ
LEDダイナモランタン
手回し充電もソーラー充電もOK。部屋のインテリアにも。
LEDキャンドル
LEDだけど炎がゆらぐ。癒される。息の吹きかけでオン・オフができる。
タタメットズキン
サイズ調整できる折り畳み防災ヘルメット+ずきん。落下物にも炎にも強い!
パッカブルブーツ
折り畳める長靴。色も選べます
アンチボトル
折り畳めるウォーターバッグ。500mlなので、何度でも使えるペットボトルとして重宝する。色は7色。
浄水機能ペットボトル
カーボン製フィルターが水道水をおいしい水に変える。385ml。色は3色。
あつあつ加熱パック
火を使わずに食材を98℃まで加熱。災害時には暖かいものを食べたいですね。
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●筋書きができていたのか 3月3日。地裁に続き、高裁でもまたしても突然の結審だった。もう敗訴の筋書きができているのだろうか。 「審理は尽くした」だって? 在日スリランカ大使館が「間違いなく本人である」と証明するスリランカ人男性のダヌカさん(38歳)は、長年、入管から「ダヌカではない。チャミンダである」として長期収容を強いられてきた。 ![]() ![]() 入管が「ダヌカ名義の偽パスポートでチャミンダが入国した」と判断したことで、ダヌカさんは2010年から横浜刑務所で2年服役し、その後も、入管施設への収容、仮放免、再収容を繰り返してきた。特に2017年6月からの再収容は収容が2年半にも及び、その長期収容は「一生出られないのか」との不安からうつ病と拒食症を発症させ、水すら吐き、70Kgあった体重が46Kgに落ち、日本人婚約者Aさんも支援者も「このままでは死ぬ」と本気で心配した。 ダヌカさんはまさに死の寸前になって、2019年末にようやく仮放免されたのだ。 ●「ダヌカはダヌカである」 そして、ダヌカさんは収容中から、入管の退去強制令書(送還命令)の発布の撤回を求める裁判を起こした。つまり、ダヌカはダヌカだとの認定を求めたのだ。 仮放免直後の2020年2月25日、ダヌカさんは第5回口頭弁論で初めて「私はダヌカだ」との意見陳述を行った。だが直後、鎌野真敬裁判長が突然「審理は尽くした」と結審を宣言。ダヌカさん代理人の指宿昭一弁護士は「本人である証拠を収集中。結審は許されない」として「裁判官忌避」を申立てた。これで結審は延びた…はずだった。 だが、7月3日、法廷は、結審はされていないとして、指宿弁護士は出席を拒否。ダヌカさんも傍聴席に座った。無人の原告席に向かい、鎌野裁判長はダヌカさんの撤回請求を「却下する」と告げ10秒後に退廷した。 筆者は判決文を読んだが「ずるい」と捉えたのは、裁判所が、スリランカ大使館がダヌカさんを本人と認めている点に触れていないことだ。 ●控訴審でも本人尋問はない… 当然、ダヌカさんはこれを控訴したが、その控訴審が先日の2021年3月3日に開催された。 まずダヌカさんが意見陳述に立つ。それは、収容中に職員たちからチャミンダと呼ばれたら返事をしろと強要される屈辱の日々であり、うつ病や拒食症に苦しんだ日々をつづったものだった。 だがこの直後、ここでも裁判長は突然「原告から(被告がもっている本人証明となる)文書提出命令の申立や本人尋問の申し出がありましたが、合議の結果、必要性なしと判断し、却下することにしました。判決は4月21日の午後1時30分で指定します」と終結宣言。え?! 指宿弁護士が立ち上がり、「ダメです。一審でも尋問は行われていないんです!」 「必要性なしとの判断です」 「おかしくないですか。民事裁判で原告の話を聞かないで判断するのは!」 と抗議している間に、裁判長は会釈の挨拶もなしに扉の向こうへと消えた。 ●このままでは強制送還すらできない… だまし討ちのような展開に、ダヌカさんはその後も「頭が真っ白です」と多くを語らなかった。 確かに、裁判長の言いぶりでは、あらかじめこの日の結審は既定路線だった。あとは敗訴の判決を出すのだろう…。指宿弁護士は「即時抗告する」と同時に、今回、裁判所が原告の文書提出命令を却下したことで、これについては異議を出して認められたら裁判再開もあり得るのでトライするとのこと。 「民事訴訟で当事者の意見も聞かないで判決が出るのはあってはならないことです」(指宿弁護士) もし同様の事例が欧米であれば、それでも司法は同じ判断をするだろうか。いや、しないと思う。また、市民も関心を寄せないだろうか。いや、寄せるはずだ。 では英語で情報発信をしようかと支援者が裁判後に話し合ったが、それもアリだと思う。ある意味での外圧はこの国には必要だ。 ![]() 一つだけ言えるのは、このままでは、ダヌカさんは、強制送還すらされず、一生を就労禁止の「仮放免」か「収容」のどちらかで過ごすしかないということだ。人の血が通った行政ならここまでのことはしない。だが、入管はそれをしてしまう…。 ダヌカさんと婚約者は今、機会さえあれば、絶対に第三国で暮らそうと決めている。 ←織田朝日さんの新著「ある日の入管」。マンガなので読みやすい。 ↓ ブログランキングへの応援クリックをお願いいたします。 ![]() ↓ 拍手もお願いいたします
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取材のカンパをお願いいたします
ここ数年、この場を借りて、広範囲な取材が必要となるリニア中央新幹線の取材についての、取材費カンパをお願いしてきました。お陰様で取材費の一部を賄うことが可能になっております。本当にありがとうございます。
しかしここにきて、新たに「入管問題」という、これまた取材時間と費用は掛かるけれど、ほとんど儲からない、だけど伝えなければならない事案と2年前から関わるようになりました。当初は、リニアの取材費だけでもお願いするのは申し訳なかったのですが、入管問題も長年の勝負になると決めてから、背に腹は代えられない以上はと、こちらの事案についてもご支援を呼びかけさせていただくことになりました。リニアでも入管問題でも、ご支援者には、記事の案内やデータ送付、はたまた単行本の送付などをさせていただきます。私の銀行口座は「みずほ銀行・虎ノ門支店・普通口座・1502881」です。私と面識のない方は、お礼をしたいので、ご支援の際に、できればお名前を連絡先を教えていただければ幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 樫田拝
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![]() 私が原発を止めた理由
3.11以後の原発裁判において、初めて運転差し止めを命じた判決を出した裁判長が、退官後の今、なぜあの判決を出したのか、なぜほかの裁判では住民は敗訴するのかを説明している。
超電導リニアの不都合な真実
リニア中央新幹線の問題点を『技術的』な側面から、極めて客観的に情報を分析しその発信に努め、リニアの実現性には課題ありと論じている。難しい専門用語を極力排し、読み易さにもこだわった良書。
リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」
リニア中央新幹線を巡る問題を語らせては、その理論に一部のすきも見せない橋山禮治郎氏の第2弾。このままでは,リニア計画とJR東海という会社は共倒れになることを、感情ではなく、豊富なデータを駆使して予測している。必読の書。
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国会で問題にされても一向に改まらない郵便局の自爆営業。年賀状1万枚、かもめーる700枚、ふるさと小包便30個等々のノルマはほぼ達成不可能だから、ほとんどの職員が自腹で買い取る。昇進をちらつかせるパワハラや機能しない労組。いったい何がどうなっているのか?他業種の自腹買取も描いている。
取れる! ダニ取りマット
アキモトのパンの缶詰12缶セット
スペースシャトルの宇宙食にもなった。保存期間は3年。しっとりおいしい奇跡の缶詰。24缶セットもある。
共通番号の危険な使われ方
今年10月に全国民に通知され、来年1月から運用が始まるマイナンバーという名の国民背番号制度。その危険性を日本一解かり易く解説した書。著者の一人の白石孝さんは全国での講演と国会議員へのアドバイスと飛び回っている。
マグネシウム文明論
日本にも100%自給できるエネルギー源がある。海に溶けているマグネシウムだ。海水からローテクでマグネシウムを取り出し、リチウムイオン電池の10倍ももつマグネシウム電池を使えば、スマホは一か月もつし、電気自動車も1000キロ走る。公害を起こさないリサイクルシステムも矢部氏は考えている。脱原発派は必見だ。
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