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Author:樫田秀樹 ブンブンエコライト
ブンブン回すだけで充電できる懐中電灯。たった97グラム!
電気不要・8年間カートリッジ交換不要の浄水器
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Designed by Shibata 40種類の柄、15種類のカラーから自分好みに選べる、オリジナル フルジップパーカ
バケツ洗濯機KJ-950
これは便利!雑巾や軍手、スニーカーなどがきれいに!
携帯用洗面器
旅行に便利。空気で膨らむ洗面器。
電球型ポケットライト
財布や名刺入れにも入る薄型ライト。厚さ3ミリ
LEDダイナモランタン
手回し充電もソーラー充電もOK。部屋のインテリアにも。
LEDキャンドル
LEDだけど炎がゆらぐ。癒される。息の吹きかけでオン・オフができる。
タタメットズキン
サイズ調整できる折り畳み防災ヘルメット+ずきん。落下物にも炎にも強い!
パッカブルブーツ
折り畳める長靴。色も選べます
アンチボトル
折り畳めるウォーターバッグ。500mlなので、何度でも使えるペットボトルとして重宝する。色は7色。
浄水機能ペットボトル
カーボン製フィルターが水道水をおいしい水に変える。385ml。色は3色。
あつあつ加熱パック
火を使わずに食材を98℃まで加熱。災害時には暖かいものを食べたいですね。
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●2019年1月の暴力事件とは 2019年1月18日。 入管庁の収容施設の「東日本入国管理センター」(茨城県牛久市)に収容されていたトルコ国籍のクルド人のデニズさんは、夜中、睡眠を得るための精神安定剤を職員に要請した。たが、職員は「大声を出した」として数人がかりでデニズさんを制圧した。床に組み伏せ、腕を後ろ手にしてねじ上げる。喉の痛点を親指で押す。「痛い! 痛い!」と叫んでも手加減をしてくれない。デニズさんは何も暴力的な行為は働いていない。ただ、薬を求め、職員の行為に声を上げただけだ。 ●入管の記録では… このときのことを入管はこう記録している。 「トルコ人被収容者は、常備薬の服用を求めて大声で叫ぶとともに、居室扉を蹴る行為に及んだことから、同行為の中止を命じた。さらに、処遇室において、同人に対する生活指導を実施しようとしたところ、出室を拒否して大声で叫びつつけ、職員の職務執行を妨害するとともに、激しく抵抗して職員の腹部をけるなどの暴行に及んだことから、第一種手錠を使用して制圧の上、翌■時■分、暴行および職務執行妨害により、7号保護室に緊急隔離した。」 ●デニズさんの話では… 私は牛久入管でデニズさんと月に1度以上は面会しているが、デニズさんから聞いた話はちょっと違う。 確かに大きな声は出した。それは、寝付けないので精神安定剤をもらうために担当職員を呼ぶための行為だった。ただ誰も来ないので、扉を手でドンドンと叩いた。 そして制圧が始まった。 この時、痛いので身をよじったら足が誰かに当たった(これが入管側では「抵抗して蹴った」となっている)。 ●「体が震えて一睡もできませんでした」(デニズさんの妻) この事件の後、デニズさんはこの行為への不服申し立てをすると、意外にも入管側は暴力行為を認める「理由あり」との回答を出す。ただし、どういう暴力かの詳細は説明がなく、そこで、デニズさんは本件を訴える国家賠償請求裁判を提訴。 昨日(12月19日)がその第二回目の口頭弁論だったが、この裁判に当たり、これまた意外にも、入管は暴力行為のあった映像を原告の求めに応じ提出した。昨日の裁判後、近くの弁護士会館で担当の大橋毅弁護士が入手したその映像が投影された。 映像は近日中にDVDで私の元にも届けられるが、一部だけ編集した映像を共同通信が作成して、早速配信している。それが上記映像。 ![]() ![]() これ、本人はどんなに悔しかったことだろう。 ただ薬を求めて大きな声を出して、ドアを叩いただけで、こんな扱いを受けるのだろうか。 昨夜、デニズさんの日本人妻Aさんから電話が入った。 「デニズがそういう目に遭ったことは今まで話では聞いていましたが、実際の映像を見たら、体がブルブル震えて一睡もできなくなり、樫田さんにメールしようと思っても、指も震えてキーボードが打てなくて、それで電話しました。ごめんなさい。まさか、あそこまでの扱いを受けていたなんて…」 21世紀の今、先進国のはずの日本でこんなことが行われている。 ●なぜこのデータを提出したのか? ところで不思議なのは、入管側が、裁判においては入管に決して有利とならないこの映像を、原告の求めに応じて提出したことだ。良心的に解釈すれば、入管幹部のなかにも、長期収容や、制圧などを快く思っていない人物がいて、それを少しでも是正するためと材料として提出に応じた…のか? ちょっと、差しさわりのない範囲で、その周辺を取材してみたいです。 ●不当行為ではあるが、違法行為ではない ところで、12月19日の裁判では、被告側の国はこう主張している。 「坊領行為は『不当』行為ではあるが『違法』行為ではない」 今後、どういう法廷闘争になるかは見続けたい。 次回口頭弁論は、2020年2月21日11時30分。東京地裁415号法廷で。 となりの難民 ←入管問題に長年関わっている織田朝日さんの著書。足元の難民問題を平易な形で著した日本初の本。 月刊「世界」12月号 ← 月刊「世界」12月号。ここに私の書いた入管問題のルポ。そして、仮放免者3組による座談会をまとめた記録を掲載しました。他の著者の原稿も熱いです。保存版の一冊だと断言しておきます。 ↓ ブログランキングへの応援クリックをお願いいたします。 ![]() ↓ 拍手もお願いいたします
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取材のカンパをお願いいたします
1都6県にまたがるリニア問題を一人で取材することは自分で選んだ道でありますが、それも多くの方から取材費カンパというご支援をいただいたからです。とはいえ、2022年末にその資金プールがついに底をつき、東京都や神奈川県以外の遠方への取材を控えざるを得なくなってしまいました。今一度、ご支援を賜りたくここにそのお願いをする次第です。ご支援者には、今年には発行予定のリニア単行本を謹呈させていただきます。私の銀行口座は「みずほ銀行・虎ノ門支店・普通口座・1502881」です。また100円からのご寄付が可能なhttps://ofuse.me/koara89/letter もご利用ください。私と面識のない方は、お礼をしたいので、ご支援の際に、できればお名前を連絡先を教えていただければ幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 樫田拝
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![]() 私が原発を止めた理由
3.11以後の原発裁判において、初めて運転差し止めを命じた判決を出した裁判長が、退官後の今、なぜあの判決を出したのか、なぜほかの裁判では住民は敗訴するのかを説明している。
超電導リニアの不都合な真実
リニア中央新幹線の問題点を『技術的』な側面から、極めて客観的に情報を分析しその発信に努め、リニアの実現性には課題ありと論じている。難しい専門用語を極力排し、読み易さにもこだわった良書。
リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」
リニア中央新幹線を巡る問題を語らせては、その理論に一部のすきも見せない橋山禮治郎氏の第2弾。このままでは,リニア計画とJR東海という会社は共倒れになることを、感情ではなく、豊富なデータを駆使して予測している。必読の書。
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国会で問題にされても一向に改まらない郵便局の自爆営業。年賀状1万枚、かもめーる700枚、ふるさと小包便30個等々のノルマはほぼ達成不可能だから、ほとんどの職員が自腹で買い取る。昇進をちらつかせるパワハラや機能しない労組。いったい何がどうなっているのか?他業種の自腹買取も描いている。
取れる! ダニ取りマット
アキモトのパンの缶詰12缶セット
スペースシャトルの宇宙食にもなった。保存期間は3年。しっとりおいしい奇跡の缶詰。24缶セットもある。
共通番号の危険な使われ方
今年10月に全国民に通知され、来年1月から運用が始まるマイナンバーという名の国民背番号制度。その危険性を日本一解かり易く解説した書。著者の一人の白石孝さんは全国での講演と国会議員へのアドバイスと飛び回っている。
マグネシウム文明論
日本にも100%自給できるエネルギー源がある。海に溶けているマグネシウムだ。海水からローテクでマグネシウムを取り出し、リチウムイオン電池の10倍ももつマグネシウム電池を使えば、スマホは一か月もつし、電気自動車も1000キロ走る。公害を起こさないリサイクルシステムも矢部氏は考えている。脱原発派は必見だ。
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