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Author:樫田秀樹 ブンブンエコライト
ブンブン回すだけで充電できる懐中電灯。たった97グラム!
電気不要・8年間カートリッジ交換不要の浄水器
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Designed by Shibata 40種類の柄、15種類のカラーから自分好みに選べる、オリジナル フルジップパーカ
バケツ洗濯機KJ-950
これは便利!雑巾や軍手、スニーカーなどがきれいに!
携帯用洗面器
旅行に便利。空気で膨らむ洗面器。
電球型ポケットライト
財布や名刺入れにも入る薄型ライト。厚さ3ミリ
LEDダイナモランタン
手回し充電もソーラー充電もOK。部屋のインテリアにも。
LEDキャンドル
LEDだけど炎がゆらぐ。癒される。息の吹きかけでオン・オフができる。
タタメットズキン
サイズ調整できる折り畳み防災ヘルメット+ずきん。落下物にも炎にも強い!
パッカブルブーツ
折り畳める長靴。色も選べます
アンチボトル
折り畳めるウォーターバッグ。500mlなので、何度でも使えるペットボトルとして重宝する。色は7色。
浄水機能ペットボトル
カーボン製フィルターが水道水をおいしい水に変える。385ml。色は3色。
あつあつ加熱パック
火を使わずに食材を98℃まで加熱。災害時には暖かいものを食べたいですね。
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現在、8つの仕事を同時進行で進めているため、ここ1カ月間、ブログなどSNSを利用する時間がほとんどありませんでした。 空いている時間を利用して、最小限でも書き留めなければならないことに絞って記します。 ●100戸前後が立ち退く? 4月29日、長野県飯田市に行きました。リニア中央新幹線計画も含め「立ち退き」問題についての講演を行うためです。 私は土地収用問題の専門家ではありませんが、リニア計画の今後の大きな問題の一つに「立ち退き」、それも「強制立ち退き」が浮上すると読んでいることから、いろいろとデータも集め、リニアではない公共事業で実際に行われた行政代執行などについても取材したことがあり、リニア計画でも土地を取られまいと抗っている人たちが現れていることから、簡単な話をしてきました。 私を招いてくれたのは市民団体「飯田リニアを考える会」ですが、この講演依頼を受けるにあたり、飯田市内に建設予定のリニア駅周辺での土地収用がどの程度進んでいるかを確認したいと思っていたところ、講演前のわずかな時間を割いていただき、考える会やその関係者らからいろいろとデータをいただくことができました。 簡単な数字を出すと、 JR東海のリニア中央新幹線計画において、 ★リニア本線とリニア中間駅の建設工事で27戸と7事業所が、 ★リニア中間駅の周辺開発事業で55戸と7事業所が、 立ち退き予定とされている。 ということです。 ![]() ●1日6800人利用の根拠は・・示されない。 長野県第4の都市(人口約10万人)とはいえ、私の目から見れば、飯田市にはこれといった観光の目玉は少ない。一つ上げるとすれば、天竜峡の天竜下りくらいか。 そういう場所でのリニア飯田駅に、長野県は一日6800人の利用があると想定しています。そのうちの4800人が旅行客で、リニア利用による県内での旅行消費額は1日あたりで約6800万円と推計。 飯田市からは長野市も松本市も遠い。いったいどの観光資源にそれだけの金を落とすのかの詳細はそのうち県に問い合わせてみたいです。 ただ、今年3月に飯田市リニア推進室の主催で住民説明会があったそうで、そこでは住民からこの一日6800人の根拠は何かとの質問が出されました。これに対して、出席していたJR東海は「私どもはどの駅に何人降りるか市に言ったことはない」(これはおそらく本当のことでしょう) そして飯田市は「長野県の指導で数字を出した」。県は「市に任せています」 根拠が曖昧であることが露呈されたということです。 最近になって、計画の曖昧さが徐々に知るようになったことで、リニア駅+リニア本線の建設工事で立ち退き対象となる27戸のうち23戸が自発的に学習会を開催しているようです。 ●立ち退かない6人 その27戸のうち、絶対に立ち退かないと決めているのは6軒です。 この6軒は先祖代々の農家で土地も広いため、先祖からいただいた土地を簡単には渡せんと決めているようですが、周囲からは「お前たちはゴネ得しとるのか。リニアは飯田の発展に100年に一度の好機。お前たちはそれを潰すのか」との批判も浴びているようで、村八分を恐れてか、声一つ上げないでこの5年間耐えているのが現状のようです。 ただし、この6人がまとまって意志を貫けば、リニア計画への相当なブレーキになるのは間違いのないところです。 そのためにも必要なのは外部からの支援ですが、それについては後述します。 じつは、私が立ち退きに関する話を聞いた家はその6軒の一つ、Kさんのお宅です。 正確には、Kさんには大きな母屋がありますが、その近くにある離れの一軒家です。そこはリニア駅予定地から数十メートルしか離れていません。この離れはKさんの旦那さんが奥さんにその管理を任せていて、奥さんは「誰が出て行っても、私はここから動かない」と腹をくくっている人です。そして、飯田リニアを考える会などに、この離れを事務所代わりに使ってもいいと要望しております。 ![]() ![]() ![]() ![]() この立ち退きに関する説明をしてくれて、かつ、リニア駅+リニア路線、そして駅周辺開発事業などで立ち退くかもしれない家屋や土地の一つ一つを、今、丹念に写真撮影などで記録しているのが地元で長年「飯井生活と健康を守る会 生活相談所」の所長を務める大坪勇さん。 大坪さんはまさしくKさん宅離れを事務所代わりとして「今からでも遅くはない。闘う気持ちをひとまとめにしたい」との覚悟で臨んでおります。ちなみに大坪さんは御年80歳。 ![]() ●積極的な情報発信を 私の講演の内容はここでは特に書き留めませんが、私が講演会の最後の方で話したのが「住民による情報発信」の必要性です。 おそらく、リニア関係者でも、大坪さんの調べたデータを今回初めて知る方も多かったでしょう。 ただ本来、それは「飯田リニアを考える会」など地元の市民団体が積極的に伝えるべきなのですが、このあたりのデジタル戦略が、リニアに関係する市民団体は概して弱い。これは課題です。 市民団体の多くは「国やJR東海は私たちの疑問に答えてくれない。情報を出してくれない」と不平を露わにしますが、では、市民団体がが積極的に一般市民・国民に対して情報を発信しているのかと言えば、なかなか合格点をもらえる団体は少ないように思います。 もちろん、地元でのチラシ配布や集会開催、機関誌発行などアナログの活動はとても大切ですが、インターネットという誰でも使える道具がある以上、それを活用しないのはもったいない。広がる情報も広がらない。 ツイッターでも、ブログでも、ホームページでもいいのですが、「今」「地元で」「何が」起きているかを発信する作業は必須です。 ただし、それを一市民団体だけに期待するのも無理があるかもしれません。 今、第三者として、この都県を超えた情報共有に乗り出そうとするある組織もあるのですが、これについては、より具体的な構想がまとまってから、ここで宣伝しようと思います。 ともあれ、今回は、あくまでも「飯田リニアを考える会」や大坪さんからの話を聞いただけなので、次回は、立ち退き拒否をする6軒の方々に直接話を聞きに行こうと考えております。 増補悪夢の超特急 ←拙著「悪夢の超特急 リニア中央新幹線」。 リニア新幹線が不可能な7つの理由 ←拙著「リニア新幹線が不可能な7つの理由」 ↓ ブログランキングへの応援クリックをお願いいたします。 ![]() ↓ 拍手もお願いいたします
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取材のカンパをお願いいたします
ここ数年、この場を借りて、広範囲な取材が必要となるリニア中央新幹線の取材についての、取材費カンパをお願いしてきました。お陰様で取材費の一部を賄うことが可能になっております。本当にありがとうございます。
しかしここにきて、新たに「入管問題」という、これまた取材時間と費用は掛かるけれど、ほとんど儲からない、だけど伝えなければならない事案と2年前から関わるようになりました。当初は、リニアの取材費だけでもお願いするのは申し訳なかったのですが、入管問題も長年の勝負になると決めてから、背に腹は代えられない以上はと、こちらの事案についてもご支援を呼びかけさせていただくことになりました。リニアでも入管問題でも、ご支援者には、記事の案内やデータ送付、はたまた単行本の送付などをさせていただきます。私の銀行口座は「みずほ銀行・虎ノ門支店・普通口座・1502881」です。私と面識のない方は、お礼をしたいので、ご支援の際に、できればお名前を連絡先を教えていただければ幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 樫田拝
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![]() 私が原発を止めた理由
3.11以後の原発裁判において、初めて運転差し止めを命じた判決を出した裁判長が、退官後の今、なぜあの判決を出したのか、なぜほかの裁判では住民は敗訴するのかを説明している。
超電導リニアの不都合な真実
リニア中央新幹線の問題点を『技術的』な側面から、極めて客観的に情報を分析しその発信に努め、リニアの実現性には課題ありと論じている。難しい専門用語を極力排し、読み易さにもこだわった良書。
リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」
リニア中央新幹線を巡る問題を語らせては、その理論に一部のすきも見せない橋山禮治郎氏の第2弾。このままでは,リニア計画とJR東海という会社は共倒れになることを、感情ではなく、豊富なデータを駆使して予測している。必読の書。
自爆営業
国会で問題にされても一向に改まらない郵便局の自爆営業。年賀状1万枚、かもめーる700枚、ふるさと小包便30個等々のノルマはほぼ達成不可能だから、ほとんどの職員が自腹で買い取る。昇進をちらつかせるパワハラや機能しない労組。いったい何がどうなっているのか?他業種の自腹買取も描いている。
取れる! ダニ取りマット
アキモトのパンの缶詰12缶セット
スペースシャトルの宇宙食にもなった。保存期間は3年。しっとりおいしい奇跡の缶詰。24缶セットもある。
共通番号の危険な使われ方
今年10月に全国民に通知され、来年1月から運用が始まるマイナンバーという名の国民背番号制度。その危険性を日本一解かり易く解説した書。著者の一人の白石孝さんは全国での講演と国会議員へのアドバイスと飛び回っている。
マグネシウム文明論
日本にも100%自給できるエネルギー源がある。海に溶けているマグネシウムだ。海水からローテクでマグネシウムを取り出し、リチウムイオン電池の10倍ももつマグネシウム電池を使えば、スマホは一か月もつし、電気自動車も1000キロ走る。公害を起こさないリサイクルシステムも矢部氏は考えている。脱原発派は必見だ。
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