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 久しぶりのブログです。家族の見舞いに時間を取られていますが、さすがに最低限は稼がねばならない現実もあるわけで、少ない自分の時間でもやりくりをしようと気持ちを立て直しています。、
 
 来月の2017年11月から、リニア工事の南アルプストンネル(山梨県側)で排出される建設残土がいよいよ運搬される予定です。
 運ぶ量は約120万立米。山梨県全体で排出されるリニア残土676万立米の2割に過ぎないので、。残り8割をどうするかですが、JR東海にしても2027年という竣工時期が決まっているだけに、大急ぎでどこかに目星をつけているはずです。

 それはともかく、11月から残土が運搬されることは、早川町について触れた本ブログの記事 に書いてあります。

 そして、これは何度も書いていますが、あの細い県道37号線をどうやって一日最大時で往復930台ものダンプが走れるのかが本当に疑問です。

早川町の狭い道早川町の北部。リニア残土を運ぶにはこの狭い道しかない。対面交通は無理。だが片方が垂直の山肌だから拡幅もできない。

 ただし、それをクリアする方法が一つだけあります。あくまでも可能性の一つとして、本ブログでは、「リニア、残土運搬車は河川敷を走るか」との記事も書いております。

 ただし、これを書いたときは、河川敷ルートはあくまでも可能性の一つであり、こちら側の推測でもあり、その推測が外れることもアリとは思っていました。

河川敷道路早川町北部。写真の河川敷に白く伸びているのは舗装道路。国交省工事事務所によれば「上流の砂防ダムに行くための道」というのだが。

●Aさんからの連絡。「河川敷を走ります」

 ところが本日、早川町であるご商売を営まれているAさんから連絡が。
 その要点は

★先日、JRの責任者、工事関係者、町役場の三者が残土運搬に関する説明をしに来た。

★それによると、ルートの一部は、河川敷にバイパスを造って通行する。

 おお、やっぱりそう来たのか。ただし、上の写真と同じルートかはわかりません。

そして、バイパスから県道に上がる場所の土地は、Aさんのものだった。(だから説明に来た)

 Aさんが心配するのは、早川町の静かな環境を望んで温泉や観光にやってくる旅行者は数多いのに、そこに一日数百台ものダンプの渋滞が起こったら、商売あがったりは目に見えている。
 ところが、Aさんは、以前から町にはリニア工事による観光への影響などを調査せよと同業者とともに要請しているのに、町が無策でいることです。

ーー影響調査はしないのですか?
「・・・」
ーーもし、観光客が、いざ来てみたらダンプだらけの環境に怒って、SNSなどで「行かないほうがいい」と拡散したら死活問題だ。対処策はあるのか?
「・・・」

 やってきた3者はAさんの質問には何も答えられなかったそうです。

 なので、Aさんとしては、自分の土地を使わせるわけにはいかない。どうしても使うのであればと、ある「要望」を出したそうですが、それは今返事待ちだそうです。
 これはメールでいただいた情報なので、その要望が何かまでは確認できませんでした。
 
 そういう微妙な情報はやはり現地に行って膝を突き合わせるしかありません。
 とはいえ、私の住む神奈川県の隣の県とはいえ、早川町は遠い。片道3時間かかるし、高速料金、ガソリン代、途中の食事代などを計算すれば、1万円以上はかかります。ない財布を絞って行くしかないか。
 
 あと気になるのは、南アルプスの掘削現場であるこの早川町にはどの市民団体も支援に入っていないことです。
 もちろん、早川町にリニアに関する住民組織があるかといえば、ない。だから市民団体も入るには入れないのです。
 ただし、リニア計画に不満や危機感を抱く住民は点在している。 市民団体が、このAさんのような方々と、まずは水面下で話し合うのは、必要かもしれません。

 今後の可能性は以下の3つでしょうか?

★Aさんが土地使用を認めないから、狭いままの県道37号線で渋滞しながらの残土運搬が始まる。
★Aさんの要望を聞き入れ、環境や生活への影響調査を実施する→町、JR、観光業者などが話し合う→何かしらの合意をする。
★Aさんの土地を「強制収容」(名義を個人から国のものにする)して、JR東海が使う。

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