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●テリー・フォックスを知っていますか?

 日本テレビの「24時間愛は地球を救う」が昨日から今日にかけて行われた。人によりこの番組への好き嫌いはありますが、私はダメです。障がい者や苦難を背負う人たちのチャレンジを放映すること自体はとてもいい。でも、それをこの日だけに寄せ集める感動の押し付けに強烈な違和感を覚え、ほとんど見ません。特に芸能人が走る100キロマラソンとか24時間マラソンとかはダメ。自己陶酔だもんなあ。
 と、こんな話は、そのへんの居酒屋でおじさんたちがしているし、あくまでも私の好き嫌いの問題なので、これ以上は書きません。さて、

 もしカナダ人に知り合いがいたら尋ねてみてください。「テリー・フォックスを知っていますか?」と。おそらく、ほぼ全員が知っているはずです。

 テリー・フォックスのことは本ブログでも4年ほど前に書きましたが、今一度。



1958年7月28日生まれのカナダ人。大学のバスケットボール部で活躍していた1977年、右膝に骨肉腫を発症し、右足を切断。
以後、がん研究資金を募るために、1980年4月12日、義足をつけて、ニューファウンドランド州のセント・ジョンズから「希望のマラソン」(Marathon of Hope)を開始します。
毎日、フルマラソンと同じ42kmを走り続け、バンクーバー島をゴールとするカナダ横断(約8000キロ)を目指した。目標は完走と100万カナダドルの募金。しかし143日目の9月1日、5,373kmを走ったところで、癌が肺に転移しマラソンを中断。1981年6月28日、この世を去った。享年22。

テリー・フォックス硬貨←2005年、カナダ横断に挑戦した25周年の年、カナダ政府は記念1ドル硬貨を発行し、その走る姿が刻まれた。

 私が評価するのは、テリーの行為ももちろんですが、テリーの意志をカナダ人が受け継いだことです。
 今、毎年、カナダ各地で『テリー・フォックス・ラン Terry Fox Run』というイベントが開催され、今年は9月17日に750カ所以上で行われるようです。

このランは、競争ではない。自分のペースで、自分の走りたい距離だけ走ればいい。歩いてもいい。ローラーブレードでもいい。参加するには費用が必要だが、その費用はもちろん、ガンの研究費やガン患者を救うために使われる。
 それを運用するテリー・フォックス財団のHP( http://www.terryfox.org/ )を見たら、このランは今世界各地でも行われていて、開催地は、アメリカ、マレーシア、ベトナム、香港、韓国、ヨーロッパ各国、カタール等々40カ国以上。
次の動画はドバイでのTerry Fox Run のものです。



 すでに、募金額はテリーが目指していた数百倍にも達し、がん研究と治療に役立たれているのですが、今回、このブログを書くにあたり知ったのは、、

 10月8日に札幌でも開催されるということです(昨年も実行している)。

 申し込みたい人は http://terryfoxrunsapporo2017.peatix.com/ まで。


●24時間テレビとの違い


 Terry Fox Run が24時間テレビと決定的に違うのは、
★参加する人全員が主人公であること。
★大会の運営を担うのはボランティアであること。
 すべて市民の自発的な意思で成立し、継続されている。テリー・フォックス・ランに人を泣かせる仕掛けはありません。淡々と一つの方向に向かって市民が歩き続けている。ここに価値があると思います。

 ちなみに、テリー・フォックスについては、書籍では「ぼくは希望に向かって走る」(集英社文庫)、映画なら「テリー・フォックス物語 The Terry Fox Story 」。私が映画を見たのはもう30年以上も前だが、しみじみと感動させてくれるいい映画だったのを今も覚えている。是非ご高覧を。
youtubeではThe Terry Fox Story が公開されていますが、英語のみです。



日本語字幕版はVHSがamazonなどで入手できます。

  

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2017/08/27 21:31 未分類 TB(0) コメント(0)
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