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Author:樫田秀樹 ブンブンエコライト
ブンブン回すだけで充電できる懐中電灯。たった97グラム!
電気不要・8年間カートリッジ交換不要の浄水器
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Designed by Shibata 40種類の柄、15種類のカラーから自分好みに選べる、オリジナル フルジップパーカ
バケツ洗濯機KJ-950
これは便利!雑巾や軍手、スニーカーなどがきれいに!
携帯用洗面器
旅行に便利。空気で膨らむ洗面器。
電球型ポケットライト
財布や名刺入れにも入る薄型ライト。厚さ3ミリ
LEDダイナモランタン
手回し充電もソーラー充電もOK。部屋のインテリアにも。
LEDキャンドル
LEDだけど炎がゆらぐ。癒される。息の吹きかけでオン・オフができる。
タタメットズキン
サイズ調整できる折り畳み防災ヘルメット+ずきん。落下物にも炎にも強い!
パッカブルブーツ
折り畳める長靴。色も選べます
アンチボトル
折り畳めるウォーターバッグ。500mlなので、何度でも使えるペットボトルとして重宝する。色は7色。
浄水機能ペットボトル
カーボン製フィルターが水道水をおいしい水に変える。385ml。色は3色。
あつあつ加熱パック
火を使わずに食材を98℃まで加熱。災害時には暖かいものを食べたいですね。
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●とりあえずの朗報
先日、石木ダム計画での住民の闘いを書きましたが、現地から「朗報」が飛び込んできました。 取り付け道路の工事をさせまいと、昨年5月19日から毎日座り込み行動を続けている住民の前に、1月22日、石木ダム建設事務所の古川章所長が現れ、取り付け道路のひとまずの工事中止を表明したのです。 ●苦悩はあったのか? じつは、12月上旬に現地を取材したとき、古川章所長が住民とのやり取りするのを目にすることができました。 前回のブログで書いた通り、12月7日、住民は強制収用された土地に、敢えて監視小屋を建てたのですが、その日たまたまその近くを車で走っていた長崎新聞の記者が見慣れない小屋に「あれは何だ?」と即取材を始め、翌8日の新聞記事となりました。 つまり、監視小屋の存在は早速、県の知るところとなり、住民は「県が撤去の要請に来るかもしれない」と話し合っていた。 そして、撤去の要請はありませんでしたが、県の車が一台、とても不自然な移動をしていました。幹線である県道から右に曲がれば1分もかからずに監視小屋に着けるのに、その県道を直進し隣の集落に向かったはずの車が、ぐるっと迂回して裏山から監視小屋まで下りてきて、そのまままた県道に戻る。 そして、1~2時間後には、今度は県道からやってきたと思ったら、監視小屋の裏道を登って集落の共同墓地まで上っていった。墓地は行き止まりであり、つまり、墓参以外に訪れる理由はないはずなのに、車はなかなか下りてこない。 不自然な動きに、下りてきた車を止めて住民は不自然な行動の理由を問い質しました。困った二人の職員が工事事務所の古川所長を携帯電話で呼び出し、所長が説明に当たったのですが、個人的には所長は人当たりの柔らかい人でした。 そのとき、こんな会話がありました。 住民「俺らがどんな思いをしてここで苦しみよるかわかるか。なぜ所長として知事に『この工事は中止すべき』と言ってくれんのか」 所長「役所には役所としてやらにゃならん手続きがあります。ただ、それでも、ここでは強引なやり方はしておらんですよ」 おそらく所長は、人事異動でこの役職に就いたものの、もしかしたら、工事のあり方に疑問をもっているのかもしれない。いや、もしかしたら、県の意向に黙々と従う優秀な公務員なのかもしれない。はたまた、とにかく自分の在職中は大きな揉め事を起こしてほしくないと思っているのかもしれない。 一度だけの取材で、そのどれかは断言もできませんが、今年3月で定年退職を迎える所長が、少なくとも苦悩をしてこの問題に対峙してほしいと思うほかありません。 ●1月26日の撤去 その所長が、冒頭のように1月22日、とりあえずの工事中止を表明したのです。 「毎日、仕事をさせてくださいとお願いをしていました。(取り付け道路の)工事は2年前の3月に2社が契約をして、現状に至っております。その2社の工期が今月末までです。予算の制度上では3月までは契約は伸ばせるが、総合的に判断して、この工事に関しては今月で完了します。1月26日の9時半から1時間程度で、小さな重機、資材を全部撤去します。事務所も撤退します」 これは、やはり住民の頑張りがもたらした成果です。 事業認可されても、強制収用されても、それでも「諦めない」。 ただし2月にまた入札がされるようですが、現実的に考えると、果たして、この住民の徹底抗戦の現場に入札する企業が現れるかです。とはいえ、住民の抗議運動で仕事ができないならできないで、入札した業者は、仕事をするしないに関わらず契約金などは支払われるはずなので、もしかしたら積極的に入札するかもしれない。 これでダム計画中止と決まったわけではありませんが、座り込みをしていた住民と支援者にはしばしの休息の時間が与えられそうです。 まずはゆっくり休んで疲れをとられてください。 ←『ホタルの里を押し潰すダムは要らない』。川原の住民、支援者、弁護士など関係者が綴った石木ダム問題を著した一冊。これを読めば、石木ダム問題の経緯や基本情報は把握できる。 ↓ ブログランキングへの応援クリックを2つお願いいたします。 ![]() ![]() ↓ 拍手もお願いいたします
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取材のカンパをお願いいたします
1都6県にまたがるリニア問題を一人で取材することは自分で選んだ道でありますが、それも多くの方から取材費カンパというご支援をいただいたからです。とはいえ、2022年末にその資金プールがついに底をつき、東京都や神奈川県以外の遠方への取材を控えざるを得なくなってしまいました。今一度、ご支援を賜りたくここにそのお願いをする次第です。ご支援者には、今年には発行予定のリニア単行本を謹呈させていただきます。私の銀行口座は「みずほ銀行・虎ノ門支店・普通口座・1502881」です。また100円からのご寄付が可能なhttps://ofuse.me/koara89/letter もご利用ください。私と面識のない方は、お礼をしたいので、ご支援の際に、できればお名前を連絡先を教えていただければ幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 樫田拝
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![]() 私が原発を止めた理由
3.11以後の原発裁判において、初めて運転差し止めを命じた判決を出した裁判長が、退官後の今、なぜあの判決を出したのか、なぜほかの裁判では住民は敗訴するのかを説明している。
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リニア中央新幹線の問題点を『技術的』な側面から、極めて客観的に情報を分析しその発信に努め、リニアの実現性には課題ありと論じている。難しい専門用語を極力排し、読み易さにもこだわった良書。
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スペースシャトルの宇宙食にもなった。保存期間は3年。しっとりおいしい奇跡の缶詰。24缶セットもある。
共通番号の危険な使われ方
今年10月に全国民に通知され、来年1月から運用が始まるマイナンバーという名の国民背番号制度。その危険性を日本一解かり易く解説した書。著者の一人の白石孝さんは全国での講演と国会議員へのアドバイスと飛び回っている。
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日本にも100%自給できるエネルギー源がある。海に溶けているマグネシウムだ。海水からローテクでマグネシウムを取り出し、リチウムイオン電池の10倍ももつマグネシウム電池を使えば、スマホは一か月もつし、電気自動車も1000キロ走る。公害を起こさないリサイクルシステムも矢部氏は考えている。脱原発派は必見だ。
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