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来週発売の週刊女性に、タイトルのような記事が掲載されます。

 発売前に詳細は書けないので、概要だけ。
 詳細についてはお買い求めくださいませ。

●3つのガンの同時期発症
 2011年7月上旬から10月末まで、がれき撤去で働いた作業員のAさん(男性。57歳)は、12年から13年にかけての11か月間で次々と3つのガンを発症した。膀胱がん、胃がん、結腸がん。それも転移ではなく、別々の発症だ。
 がれき撤去の仕事に他ならないと、Aさんは東電、元請けの大成建設、下請けの山崎建設を訴えた。

●ガレキを人力で扱う
 Aさんは元々重機のオペレーター。その腕を見込んだ知人に「福島第一原発の収束作業に」と誘われたが、誘いを断り切れずに「いやいや現場に行った」人だ。
 基本的に、無用の被ばくを避けるため、鉛でできた操作室でモニタを見ながら、重機を遠隔操作する・・というはずだった。
 だが、なかには、重機で扱えない中途半端な大きさや形のガレキもある。そういう場所では屋外に出て、がれきの固まりをヨイショと下腹で抱えて運んだ
 また、やはりかと思わされたのが、たびたび線量計を外したことだ。

●線量計を外す

 収束作業は7人で1チームの班作業。
 元請けの大成建設からは「一人でも欠けたらその日の作業は終了」と説明を受けていた。
 そして、APD(個人線量計)はその日の上限の被ばく量に達するとブザーが鳴る。つまり、一人でもブザーが鳴ると、その日の仕事はなくなる。
 班長は山崎建設の人間で、班長が線量計を外すと、班員たちも自然とそれに倣った

 もっとも線量の高いのは、爆発した原発の建屋の周辺。Aさんらは、そこで重機を使っての屋根の取り外しにも従事した。あまりにも線量が高く、許された作業時間は20分だけ。だが、「守った人は誰もいない」(Aさん)。

 10月末にAさんのAPDは、作業員の年間被ばく量の上限である50ミリシーベルトを超えたため、そこで退職となるが、線量計をたびたび外していたので、実際は、100ミリシーベルトに達していたのではと想像される。
 年間の上限は50ミリシーベルトだが、5年間での累計は100ミリシーベルトと定められていることから、Aさんはもしかしたら、この5年間の上限も超えていたのかもしれない。

●粉じんを吸い込む

 一つには、がれきを下腹で支えて運んだということは、膀胱や胃からわずか1センチくらいで高濃度に汚染されたガレキがあったことを意味する。
 また、全面マスクをガムテープでふさいでも、作業中、幾度かガムテープが浮くことがあった。つまり、Aさんはその隙間から汚染された粉じんも吸い込んでいた。つまり内部被ばくをした可能性が高い。

 ガンを発症したあと、労災申請するが、不支給となる。そこで最後の手段が提訴だった。
 ただ単に、自分の恨みを晴らすのではなく、同じように働かされている人が数多くいる。二度と原爆労働者を生み出してはいけない、あの労働環境を変えなければいけないとの思いでの提訴だった。

 初公判は11月5日。札幌地裁にて。ご本人も意見陳述に立ちます。

 是非、週刊女性をお読みを。

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2015/10/16 23:37 福島原発 TB(0) コメント(0)
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