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Author:樫田秀樹 ブンブンエコライト
ブンブン回すだけで充電できる懐中電灯。たった97グラム!
電気不要・8年間カートリッジ交換不要の浄水器
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Designed by Shibata 40種類の柄、15種類のカラーから自分好みに選べる、オリジナル フルジップパーカ
バケツ洗濯機KJ-950
これは便利!雑巾や軍手、スニーカーなどがきれいに!
携帯用洗面器
旅行に便利。空気で膨らむ洗面器。
電球型ポケットライト
財布や名刺入れにも入る薄型ライト。厚さ3ミリ
LEDダイナモランタン
手回し充電もソーラー充電もOK。部屋のインテリアにも。
LEDキャンドル
LEDだけど炎がゆらぐ。癒される。息の吹きかけでオン・オフができる。
タタメットズキン
サイズ調整できる折り畳み防災ヘルメット+ずきん。落下物にも炎にも強い!
パッカブルブーツ
折り畳める長靴。色も選べます
アンチボトル
折り畳めるウォーターバッグ。500mlなので、何度でも使えるペットボトルとして重宝する。色は7色。
浄水機能ペットボトル
カーボン製フィルターが水道水をおいしい水に変える。385ml。色は3色。
あつあつ加熱パック
火を使わずに食材を98℃まで加熱。災害時には暖かいものを食べたいですね。
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●エベレスト登頂の断念。それでいいのだ。
タレントのイモトアヤコさんのエベレスト登頂計画が中止となりました。 その発端は、4月18日にエベレストで雪崩が発生し、16人のシェルパが死亡。これは過去最大の遭難死です。 ところが、その死に対して、ネパール政府が示した補償金はわずかに遺族一人当たりで4万ネパールルピー(約4万2千円)。 外国の1パーティがその登頂に何百万円、何千万円もの登山料をネパール政府に払うのに、補償金のあまりもの少なさに、ネパール山岳ガイド協会は「このままでは今シーズンの登山取りやめも辞さない」と強弁。政府に入る登山料の一部で補償の基金設立も求めています。 私はこの報道を知り、意外と思ったのは、未だに、シェルパには補償制度がないということでした。 私が、外国人のエベレスト登頂をいつも冷めた目で見ているのは、感動しないのは、それが自らの足で登った(事実ではありますが)というよりも、頂上直下までシェルパの人たちのサポート(荷運び、ルート作り、調理等々)を受けているという「シェルパに登らせていただいた」登山なのに、登頂後はほとんど誰もそのことを口にしないことです。 もちろん、一緒に活動してくれたシェルパには、親しみも湧くだろうし、それなりのお金も落としてはいるはずです。 だが、登山隊の多くは、行動を共にしてくれたシェルパに対しては親愛の情を向けるものの、常に死と隣り合わせの登山という仕事に従事する彼らの生活全般にまで思いをはせる人はとても少ないと思います。 登頂後、誰も「シェルパに登らせていただいた」ことを口にすることがないのは、シェルパを登頂に必要な一労働者としてしか見ていないのではと思っています。 ●三浦雄一郎氏を許さない人もいる 私は以前、本ブログで「三浦雄一郎氏のエベレスト登頂に複雑な気分」と題した一文を書きました。 http://shuzaikoara.blog39.fc2.com/blog-entry-241.html それは、1970年の三浦氏のエベレスト登山中に、氷塊の陥落でシェルパが6人亡くなるという、当時、史上最大のシェルパ遭難事件が起きたのですが、三浦氏はそこで登山を中止することなく、エベレストの頂上直下からスキー滑降するという冒険を実現したのです。 しかし、1991年ころか、私がネパールでトレッキングをしていたときに出会ったシェルパは、このことを強く怒っていました。 「ミウラはなぜ遭難死のあとに登山を中止しなかったのか」と。 もちろん、三浦氏もチームで来ていた以上、いろいろなしがらみもあり、自分の思いもありで、それらを総合判断しての登山続行だったのでしょう。 だが、シェルパの人たちから見れば、人が死んだ以上は、辞めてほしかった行動だったのです。 今回、イモトさんの行動でも、途中で「雪崩はあったけど、同行してくれるシェルパは確保した」のような報道もありましたが、私は、正直「いやだな」と思いました。 人が死に、その遺族が補償金のあまりもの少なさに泣いているときに、「日本人・女性・最年少」での登頂というタイトルにこだわり登頂を目指していたとすれば、登頂していたとしても、イモトさんはあとあと後悔に苛まれます。 おそらく、今回は、イモトさんの意思がどうあれ、日本テレビという巨大組織の意思が幅を利かせているはずだから、もしかしたら、イモトさんは登頂に向かっていたのかもしれない。 だから、日テレが今回の登頂を断念したことは妥当だと私は考えています。 ●野口健さんの行動 そして、この雪崩での遭難事件を知って現地にかけつけ、約1000万円を遺族に寄付することを表明したのが野口健さんです。 野口さんの行動は、「三浦雄一郎氏のエベレスト登頂に複雑な気分」のなかでも「シェルパ基金」を設立したことでも触れていますが、シェルパの生活全般を考えています。一つの民族の誇りを尊敬しています。 イモトさん。今回の登頂断念は残念ではあろうけど、エベレストは逃げない。また挑戦してほしい。 そして望むらくは、シェルパに登らせていただくことこそを伝えてほしい。 そして、日テレに望むのは「愛は地球を救う24時間テレビ」をやっているくらいなのだから、シェルパ基金のようなものを是非とも設立してほしいことです。
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取材のカンパをお願いいたします
1都6県にまたがるリニア問題を一人で取材することは自分で選んだ道でありますが、それも多くの方から取材費カンパというご支援をいただいたからです。とはいえ、2022年末にその資金プールがついに底をつき、東京都や神奈川県以外の遠方への取材を控えざるを得なくなってしまいました。今一度、ご支援を賜りたくここにそのお願いをする次第です。ご支援者には、今年には発行予定のリニア単行本を謹呈させていただきます。私の銀行口座は「みずほ銀行・虎ノ門支店・普通口座・1502881」です。また100円からのご寄付が可能なhttps://ofuse.me/koara89/letter もご利用ください。私と面識のない方は、お礼をしたいので、ご支援の際に、できればお名前を連絡先を教えていただければ幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 樫田拝
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![]() 私が原発を止めた理由
3.11以後の原発裁判において、初めて運転差し止めを命じた判決を出した裁判長が、退官後の今、なぜあの判決を出したのか、なぜほかの裁判では住民は敗訴するのかを説明している。
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リニア中央新幹線の問題点を『技術的』な側面から、極めて客観的に情報を分析しその発信に努め、リニアの実現性には課題ありと論じている。難しい専門用語を極力排し、読み易さにもこだわった良書。
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取れる! ダニ取りマット
アキモトのパンの缶詰12缶セット
スペースシャトルの宇宙食にもなった。保存期間は3年。しっとりおいしい奇跡の缶詰。24缶セットもある。
共通番号の危険な使われ方
今年10月に全国民に通知され、来年1月から運用が始まるマイナンバーという名の国民背番号制度。その危険性を日本一解かり易く解説した書。著者の一人の白石孝さんは全国での講演と国会議員へのアドバイスと飛び回っている。
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日本にも100%自給できるエネルギー源がある。海に溶けているマグネシウムだ。海水からローテクでマグネシウムを取り出し、リチウムイオン電池の10倍ももつマグネシウム電池を使えば、スマホは一か月もつし、電気自動車も1000キロ走る。公害を起こさないリサイクルシステムも矢部氏は考えている。脱原発派は必見だ。
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