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Author:樫田秀樹 ブンブンエコライト
ブンブン回すだけで充電できる懐中電灯。たった97グラム!
電気不要・8年間カートリッジ交換不要の浄水器
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Designed by Shibata 40種類の柄、15種類のカラーから自分好みに選べる、オリジナル フルジップパーカ
バケツ洗濯機KJ-950
これは便利!雑巾や軍手、スニーカーなどがきれいに!
携帯用洗面器
旅行に便利。空気で膨らむ洗面器。
電球型ポケットライト
財布や名刺入れにも入る薄型ライト。厚さ3ミリ
LEDダイナモランタン
手回し充電もソーラー充電もOK。部屋のインテリアにも。
LEDキャンドル
LEDだけど炎がゆらぐ。癒される。息の吹きかけでオン・オフができる。
タタメットズキン
サイズ調整できる折り畳み防災ヘルメット+ずきん。落下物にも炎にも強い!
パッカブルブーツ
折り畳める長靴。色も選べます
アンチボトル
折り畳めるウォーターバッグ。500mlなので、何度でも使えるペットボトルとして重宝する。色は7色。
浄水機能ペットボトル
カーボン製フィルターが水道水をおいしい水に変える。385ml。色は3色。
あつあつ加熱パック
火を使わずに食材を98℃まで加熱。災害時には暖かいものを食べたいですね。
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●加速するリニア計画
しばらくブログを更新できませんでした。 一つは、次のブログでお知らせしますが、単行本「自爆営業」の出版が間近に迫ったための最終準備に追われていたこと。 そして、1月に買ったばかりのパソコン(windows8)が、3月に続き、4月にも故障したこと。つまり、わずか3か月の間に、膨大なパソコンデータの引っ越しを3回も強いられ、失ったファイルについては一から打ち込んでいたなどで多大な時間を取られていたことです。このWINDOWS8は不安定なOSなのでしょうか…。、 ともあれ、 4月23日、JR東海は、最終提出ともいうべきリニア中央新幹線の「環境影響評価書」を国交省に提出しました。 3月25日に、リニアが通る7都県の知事からの意見書が出され、その40日以内に評価書を出すことになっていたので、出るのはギリギリの5月上旬かと思っていたら、案外早く出されたわけです。 この4月23日を中心に、リニアに関してはいろいろな動きがありました。 まず、4月24日、自民党が「リニアを名古屋までではなく、大阪まで一気に建設せよ」との決議をあげました。 元々、自民党は、2012年6月に「大阪―東京間の同時開通を目指す自民党国会議員連盟」を設立していて、リニアは大阪まで一気に作ってしまえとの動きで一致していました。 これは、一つには、リニアから新幹線へ、もしくは、新幹線からリニアに、名古屋乗換でわざわざ乗り換える人はそれほど多くないと予想されることがあります。つまり最初から最後まで新幹線を使う方がゆったりと移動できる。ちなみに、私の試算では、東京駅から大阪駅まで、「在来線+新幹線」で行くのと、名古屋乗換の「在来線+リニア+新幹線」で行くのでは、後者がわずかに20分早いだけ。 http://shuzaikoara.blog39.fc2.com/blog-entry-260.html もう一つには、名古屋開通が2027年に対して、大阪開通が2045年。その18年間もの間、名古屋・大阪の利益団体(経済界、商工会、建築業界等々)が「乗り遅れる」と声を上げている(どの程度かは不明)ことがあげられます。 、「大阪―東京間の同時開通を目指す自民党国会議員連盟」の田野瀬良太郎事務局長(衆院議員)は、インターネットでは、「東京一極集中による国土の不均衡の是正、新しい国土交通軸の形成、東海道新幹線の代替機能としてリニアの早期同時開通は必要」と訴えています。 ここで考えるべきは、財源をどうするかです。、 JR東海は、過去の経緯から「5兆円までの借金ならば名古屋までは建設できる』と踏んだからこそ、第一期工事として品川・名古屋を手掛け、2027年から2035年までの8年間は東海道新幹線とリニアとで収益をあげて、ある程度借金を減らし、会社の経営基盤が再構築されてから、大阪までの第2期工事に入り、あくまでも自費で2045年の開業を目指す・・という戦略で臨んでいます。 もし大阪まで一気に作るとなると、一気に9兆円が必要になるわけで、その金をどうやって調達するかです。 上記、自民党は、名古屋・新大阪間は、政府が無利子で融資をすると決議しましたが、無利子であれ、借金は借金です。JR東海がすんなりと借りるとは思えません。 ただし、政府の方針として、「名古屋・新大阪間の融資の返済は、東京・名古屋の建設費を返し終わった後でもいい」といった現実離れした案を繰り出せば、どうなるかですが。 ●「静岡県中央新幹線環境保全連絡会議」発足 3月25日に提出された静岡県知事の意見書は厳しいものでした。リニア計画に「反対」とは言っていませんが、相当強い懸念があふれています。 知事意見書の1ページ目には、こう書かれています。 JR東海は、計画の具体化に当たっては、関係行政機関(静岡市及び大井川流域の7市2町)、地元住民、利水関係者、地権者等、並びに県と協議を行うことを求める。 そして5ページには 県は、新たな環境監視体制を整備し、詳細に確認していくこととした。ついては、事業者(JR東海)はこの環境監視体制に参加し、当該体制に対し工事現場等の公開や立ち入りを認めるとともに、調査結果等を説明することを求める。 こうして、実際に発足したのが「静岡県中央新幹線環境保全連絡会議」です。 その設置の趣旨は 生活環境、自然環境、および、大井川流域全体の水資源が適切に保全されること。 この第一回会合が開かれたのが、評価書提出の前日の4月22日でした。 この連絡会議は3つの専門部会に分かれています。 ★生活環境部会 ★自然環境部会 ★水資源部会 以前も書きましたが、静岡県の太平洋側の7市はほとんどすべての水源を大井川だけに頼っていて、その大井川がリニア工事により枯渇するかもしれないことで、7市は相当の危機感を抱いています。 この3つ目の水資源部会には、7市を代表して、島田市が参加しています。 また、3月上旬に「南アルプスは将来に残すべき重要な遺産。非常口(斜坑)と残土置き場の計画は、見直しを視野に再検討の必要性を」との厳しい答申書を知事に提出した静岡県環境影響評価審査会の会長を務めた和田秀樹・静岡大学名誉教授が、この連絡会議の会長を務めます。 連絡会議の会期は2016年4月までの2年間。和田教授が会長であれば、相当に緊張感のある議論が期待できそうです。 また、連絡会議には、オブザーバーとして、南アルプスの地主である特種東海製紙株式会社、関係者として、国交省、環境省、静岡市、静岡県(知事も含む)も参加。 ちなみに、JR東海はこの第一回会議を欠席しましたが、2回目以降は出席するとのことです。 この会議は傍聴も可能なので、財布が許す限りは傍聴してみたいと考えています。次回は6月頃との情報が入っていますが、正確な期日は後日確認します。 もちろん、和田教授が会長であっても、静岡県の関係者がすべてリニアに懸念を示しているわけではありません。 大井川の上流部にある井川地区から住民代表として参加している井川自治会連合会の会長は「トンネル工事終了後も環境保全につながる会議となれば嬉しい」と話しているように、工事で地元が潤うことを期待している含みももたしています。 静岡県。他県より遅れてリニアへの関心が生まれたものの、今、もっとも熱く闘おうとしている地域になるかもしれません。 この連絡会議にJR東海が出てくることで、沿線住民の意見も間接的に伝えられるかもしれない。そんな予感をもっています。 この連絡会議のことは、あるところで教えてもらったのですが、それはまた次回。 リニア以外にも書くべきネタがたまっていて、焦っています…。 ↓ ブログランキングへの応援クリックお願いいたします。 ![]() ![]() ↓ 拍手もお願いいたします
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取材のカンパをお願いいたします
1都6県にまたがるリニア問題を一人で取材することは自分で選んだ道でありますが、それも多くの方から取材費カンパというご支援をいただいたからです。とはいえ、2022年末にその資金プールがついに底をつき、東京都や神奈川県以外の遠方への取材を控えざるを得なくなってしまいました。今一度、ご支援を賜りたくここにそのお願いをする次第です。ご支援者には、今年には発行予定のリニア単行本を謹呈させていただきます。私の銀行口座は「みずほ銀行・虎ノ門支店・普通口座・1502881」です。また100円からのご寄付が可能なhttps://ofuse.me/koara89/letter もご利用ください。私と面識のない方は、お礼をしたいので、ご支援の際に、できればお名前を連絡先を教えていただければ幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 樫田拝
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![]() 私が原発を止めた理由
3.11以後の原発裁判において、初めて運転差し止めを命じた判決を出した裁判長が、退官後の今、なぜあの判決を出したのか、なぜほかの裁判では住民は敗訴するのかを説明している。
超電導リニアの不都合な真実
リニア中央新幹線の問題点を『技術的』な側面から、極めて客観的に情報を分析しその発信に努め、リニアの実現性には課題ありと論じている。難しい専門用語を極力排し、読み易さにもこだわった良書。
リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」
リニア中央新幹線を巡る問題を語らせては、その理論に一部のすきも見せない橋山禮治郎氏の第2弾。このままでは,リニア計画とJR東海という会社は共倒れになることを、感情ではなく、豊富なデータを駆使して予測している。必読の書。
自爆営業
国会で問題にされても一向に改まらない郵便局の自爆営業。年賀状1万枚、かもめーる700枚、ふるさと小包便30個等々のノルマはほぼ達成不可能だから、ほとんどの職員が自腹で買い取る。昇進をちらつかせるパワハラや機能しない労組。いったい何がどうなっているのか?他業種の自腹買取も描いている。
取れる! ダニ取りマット
アキモトのパンの缶詰12缶セット
スペースシャトルの宇宙食にもなった。保存期間は3年。しっとりおいしい奇跡の缶詰。24缶セットもある。
共通番号の危険な使われ方
今年10月に全国民に通知され、来年1月から運用が始まるマイナンバーという名の国民背番号制度。その危険性を日本一解かり易く解説した書。著者の一人の白石孝さんは全国での講演と国会議員へのアドバイスと飛び回っている。
マグネシウム文明論
日本にも100%自給できるエネルギー源がある。海に溶けているマグネシウムだ。海水からローテクでマグネシウムを取り出し、リチウムイオン電池の10倍ももつマグネシウム電池を使えば、スマホは一か月もつし、電気自動車も1000キロ走る。公害を起こさないリサイクルシステムも矢部氏は考えている。脱原発派は必見だ。
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