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Author:樫田秀樹 ブンブンエコライト
ブンブン回すだけで充電できる懐中電灯。たった97グラム!
電気不要・8年間カートリッジ交換不要の浄水器
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Designed by Shibata 40種類の柄、15種類のカラーから自分好みに選べる、オリジナル フルジップパーカ
バケツ洗濯機KJ-950
これは便利!雑巾や軍手、スニーカーなどがきれいに!
携帯用洗面器
旅行に便利。空気で膨らむ洗面器。
電球型ポケットライト
財布や名刺入れにも入る薄型ライト。厚さ3ミリ
LEDダイナモランタン
手回し充電もソーラー充電もOK。部屋のインテリアにも。
LEDキャンドル
LEDだけど炎がゆらぐ。癒される。息の吹きかけでオン・オフができる。
タタメットズキン
サイズ調整できる折り畳み防災ヘルメット+ずきん。落下物にも炎にも強い!
パッカブルブーツ
折り畳める長靴。色も選べます
アンチボトル
折り畳めるウォーターバッグ。500mlなので、何度でも使えるペットボトルとして重宝する。色は7色。
浄水機能ペットボトル
カーボン製フィルターが水道水をおいしい水に変える。385ml。色は3色。
あつあつ加熱パック
火を使わずに食材を98℃まで加熱。災害時には暖かいものを食べたいですね。
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●大手テレビ局による初のリニア問題の報道
とは書いてみたものの、正確には、2007年末に、JR東海が「リニア中央新幹線を自費で建築する」と公表して以来…ということです。 以前は、1990年代後半に、日本テレビ系の山梨放送がとても頑張ってこの問題を追いかけていました。それは日本テレビの日曜真夜中(正確には月曜日の午前1時前後)の「ドキュメント」で何度か放映されていました。 私も、山梨放送のディレクターさんに会って、いろいろと情報をいただき、週刊誌に記事を書けたのです。 そのとき書いた記事はこちら。 当時、それ以外のメディアでこの問題を追いかけていたところはほぼ皆無だったと思います。 市民運動もほぼなかった。 これは一つには、誰もが(推進派も)「リニアは実現しない。実験だけやってお茶を濁している」と思っていたからです。当時は、国はもちろん、JRも「これは国家的事業だ」として建設費を出す気がなかったからです。 しかし、この1990年代後半は、既にリニア実験線周辺では水枯れが起こっていたのに、それを問題視するメディアは山梨放送以外には、地元紙だけだったと思います。 ●15年もかかった つまり、今回の報道にしても、最初の水枯れからじつに15年もたってからの報道となりました。 それでも、国がまだリニア建設に最終的な認可を下していない今だから、よくぞ放映してくれたと思います。 テレビ朝日内部で、JR東海という大スポンサーに「配慮」する声はなかったのか。ちょっと確かめてみた域もします。 ●番組内容 テレビ番組をyoutubeなどで公開するのは著作権侵害につながるので、ここでは、その概要を伝えます。 サンデースクランブルのなかに、元・格闘家の高田延彦氏が担当する「ニュース道場」というコーナーがあります。リニアはここで取り上げられました。 冒頭に登場するのは、山梨県上野原市秋山の無生野地区にある「棚の入沢」という沢。去年、私をその水枯れ現場に案内してくれた地元の有馬さんが高田氏とともに登場。 ちなみに、私が水枯れについて書いたブログはこちら 有馬「ここは天然のイワナも昔はいて…。ここまで水は来ているんですが」 高田「ちょっとこれ…。ここで水がピタと止まっている」 有馬「そうなんです。この先はきれいに水がなくなっている状況なんです」 高田「干しあがっちゃって?」 有馬「村のおじいさん、おばあさんなんかも、ここから水をもってきて、田んぼなんかをやったりしてましたが、『水がなくなった。どういうことだ?』と」 ナレーター「有馬さんは沢枯れの原因がリニア中央新幹線の延伸工事にあるとみている。2008年から進められた延伸工事が沢の上流を通過しているのだ」 有馬「震災後にリニアのトンネル工事が結構一気に始まったんですよ。と思っていたら次の年にはこうなっていたんで」 ナレーター「かつては膝下くらいまで水があり、足をとられることもあった沢の突然の変貌」 有馬「規模が規模名だけに、これから先は本当に怖いですね」 高田「これ。ここにカニの死骸がある。ここに元気に生きていたカニの…」 ナレーター「上野原市で沢が枯渇する一方で…」 (テレビ画面は、山梨県笛吹市を流れる天川(てかわ)上流を横ぎるリニアの工事現場に変わる) ナレーター「桃とブドウの生産量日本一を誇る笛吹市。ここでも水の異変が起きていると市議会議員の野沢今日雄氏は語る」 野沢「高田さん、ちょっとここを見てください。普通、この時期は渇水期ですよね」 高田「凄い勢いで水が流れていますよね」 野沢「凄い良ですよね」 高田「これ、例年の渇水期であれば、どういう状態なんですか?」 野沢「ほとんど流れないです。トンネルを掘ったときの放流水なんです、これが」 ナレーター「水が流れ出しているのは、リニア・トンネルの入り口だ。その一方、実験線をはさんだ山の中では」 (画面は山のなかの棚田に変わる) ナレーター「ここにはかつて田んぼを耕せるほどの豊富な水があったという。それが」 野沢「全部干しあがっちゃって。ほとんど流れないということになって。だからみんな向こうの(出水)に吸い寄せられてしまったというのが現実かと思いますよね」 と、ここで野沢氏が畑の脇にある供水装置を指差し 野沢「これがいつでも水が使えるようになっていますね」 ナレーター「リニア計画を進めるJR東海は、水枯れとトンネル工事との因果関係を認め、被害地域に簡易水道を設置し生活用水や農業用水などを供給する対応を行っている。しかし懸念は、今後リニアのトンネル工事、286キロのうち86%の240キロが地下トンネルになるというのだ」 と、番組は、この後、リニア工事により「1秒間で2トン」の水が減少するとJR東海が予測する静岡県大井川についての報道となりますが、そのテープ起こしはまた明日とさせてください。 「1秒間で2トン」の水が減るとは、前回のブログでも書いたとおり、静岡県で大井川を水源とする7市63万人分の水が失われるということです。 大問題! ![]() 特に、大井川が流れていない、掛川市と菊川市は、その水源の9割を大井川に頼っているだけに見過ごせない問題となりましょう。 おそらく、放送を見た住民や市会議員は、相当にあせっていることと思います。 近いうちに両市に行かねば。
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取材のカンパをお願いいたします
ここ数年、この場を借りて、広範囲な取材が必要となるリニア中央新幹線の取材についての、取材費カンパをお願いしてきました。お陰様で取材費の一部を賄うことが可能になっております。本当にありがとうございます。
しかしここにきて、新たに「入管問題」という、これまた取材時間と費用は掛かるけれど、ほとんど儲からない、だけど伝えなければならない事案と2年前から関わるようになりました。当初は、リニアの取材費だけでもお願いするのは申し訳なかったのですが、入管問題も長年の勝負になると決めてから、背に腹は代えられない以上はと、こちらの事案についてもご支援を呼びかけさせていただくことになりました。リニアでも入管問題でも、ご支援者には、記事の案内やデータ送付、はたまた単行本の送付などをさせていただきます。私の銀行口座は「みずほ銀行・虎ノ門支店・普通口座・1502881」です。私と面識のない方は、お礼をしたいので、ご支援の際に、できればお名前を連絡先を教えていただければ幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 樫田拝
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![]() 私が原発を止めた理由
3.11以後の原発裁判において、初めて運転差し止めを命じた判決を出した裁判長が、退官後の今、なぜあの判決を出したのか、なぜほかの裁判では住民は敗訴するのかを説明している。
超電導リニアの不都合な真実
リニア中央新幹線の問題点を『技術的』な側面から、極めて客観的に情報を分析しその発信に努め、リニアの実現性には課題ありと論じている。難しい専門用語を極力排し、読み易さにもこだわった良書。
リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」
リニア中央新幹線を巡る問題を語らせては、その理論に一部のすきも見せない橋山禮治郎氏の第2弾。このままでは,リニア計画とJR東海という会社は共倒れになることを、感情ではなく、豊富なデータを駆使して予測している。必読の書。
自爆営業
国会で問題にされても一向に改まらない郵便局の自爆営業。年賀状1万枚、かもめーる700枚、ふるさと小包便30個等々のノルマはほぼ達成不可能だから、ほとんどの職員が自腹で買い取る。昇進をちらつかせるパワハラや機能しない労組。いったい何がどうなっているのか?他業種の自腹買取も描いている。
取れる! ダニ取りマット
アキモトのパンの缶詰12缶セット
スペースシャトルの宇宙食にもなった。保存期間は3年。しっとりおいしい奇跡の缶詰。24缶セットもある。
共通番号の危険な使われ方
今年10月に全国民に通知され、来年1月から運用が始まるマイナンバーという名の国民背番号制度。その危険性を日本一解かり易く解説した書。著者の一人の白石孝さんは全国での講演と国会議員へのアドバイスと飛び回っている。
マグネシウム文明論
日本にも100%自給できるエネルギー源がある。海に溶けているマグネシウムだ。海水からローテクでマグネシウムを取り出し、リチウムイオン電池の10倍ももつマグネシウム電池を使えば、スマホは一か月もつし、電気自動車も1000キロ走る。公害を起こさないリサイクルシステムも矢部氏は考えている。脱原発派は必見だ。
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