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Author:樫田秀樹 ブンブンエコライト
ブンブン回すだけで充電できる懐中電灯。たった97グラム!
電気不要・8年間カートリッジ交換不要の浄水器
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Designed by Shibata 40種類の柄、15種類のカラーから自分好みに選べる、オリジナル フルジップパーカ
バケツ洗濯機KJ-950
これは便利!雑巾や軍手、スニーカーなどがきれいに!
携帯用洗面器
旅行に便利。空気で膨らむ洗面器。
電球型ポケットライト
財布や名刺入れにも入る薄型ライト。厚さ3ミリ
LEDダイナモランタン
手回し充電もソーラー充電もOK。部屋のインテリアにも。
LEDキャンドル
LEDだけど炎がゆらぐ。癒される。息の吹きかけでオン・オフができる。
タタメットズキン
サイズ調整できる折り畳み防災ヘルメット+ずきん。落下物にも炎にも強い!
パッカブルブーツ
折り畳める長靴。色も選べます
アンチボトル
折り畳めるウォーターバッグ。500mlなので、何度でも使えるペットボトルとして重宝する。色は7色。
浄水機能ペットボトル
カーボン製フィルターが水道水をおいしい水に変える。385ml。色は3色。
あつあつ加熱パック
火を使わずに食材を98℃まで加熱。災害時には暖かいものを食べたいですね。
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日本政府が実施している「給付制奨学金」があった!
以前、本ブログで、民間団体、大学、財団などが実施している「給付製奨学金」の一部を紹介しました。 それを書いたのは、やはり、そういう組織だけではなく、そもそもは、日本政府こそが実施すべき事業だとの思いからです。 ところが、日本政府が実施する給付制奨学金があったのです。 朗報! と思いきや、それは海外からの「留学生」に対するものでした。 ●「留学生30万人計画」 これは日本のグローバル戦略の一環として、2020年までに海外からの留学生を30万人受け入れるという計画です。 2010年時点でその数は14万1000人。 日本に留学生が来るのはもちろん悪いことではありません。 驚くのは、日本政府が彼らに拠出する奨学金のその内容です。 給付制。 つまり、返還不要の奨学金です。調べてみるとびっくりしました。 ★普通の学部留学生の場合(17~21歳) ・現地から日本の往復航空券にかかる旅費を支給。 ・宿舎にかかる費用はゼロ。 ・入学検定料、入学金、そして授業料もタダ。 ・毎月の奨学金は12万3000円。 ・日本語教育の1年間と学部の4年間の計5年間にわたる支給だから、738万円が給付されることになる。 ★高等専門学校の場合は4年間(日本語教育含む)、専修学校の場合は3年間(同)で同条件。 ★日本語研修だけでも1年間、つまり、147万6000円がもらえる。 ★さらにびっくりするのが「ヤング・リーダーズ・プログラム」留学生です。 これは、ビジネス分野で35歳未満、行政・法律・地方行政・医療行政の分野で40歳未満を対象にしていますが、受給資格者は「大卒者」「実務経験のある者」「アジア諸国等の行政官等」で、受け取れる奨学金は 月額「25万5000円」です。支給期間は1年間に限られますが、それでも306万円が丸々渡されるわけです。 これは推測するに、「行政官等」とあるように、現地国で若手エリートとしてすでに働いている人が対象となります。 文部科学省のHPでは「アジア諸国等の指導者として活躍が期待される行政官、経済人等の若手指導者」と書かれています。 この人たちが、本職を休職扱いで来るのか、出張扱いでくるのかはわかりませんが、本国からの支援はまったくゼロなのか? 支援があるとすれば、日本政府からの奨学金はそもそも必要なのか? 必要だとしても25万5000円であるべきなのか? 行政コースと地方行政コースは「政策研究大学院大学」 医療行政コースは「名古屋大学」 ビジネスコースは「一橋大学」 法律コースは「九州大学」 これら大学の大学院で1年学んで学位を授けるのが目的ということですが、英語の授業とはいえ、日本人の学生が、修士課程に2年、博士課程ならば3年学んで得る学位が1年でとれるのも腑に落ちないところです。 私がもっとも腑に落ちないのは、やはりこの「25万5000円」です。 調べてみると、数年前なら、中国、インドネシア、マレイシア、フィリピン、タイ、ミャンマー、カンボジア、モンゴル、カザフスタン、キルギス、ウズベキスタン、インド、オーストラリア、ハンガリー、チェコ、ルーマニアなどからの留学生がいたそうですが、このなかには月に3万円もあればそれなりに暮らせる国も多々あります。 もちろん日本の物価は高いから、3万円では生きてはいけない。 しかし、彼らには、やはりタダの宿舎があてがわれるから、住と食(朝食と夕食があるとすれば)に関しては出費がないはずです。25万5000円は使いきれるのか? ●大切にされない日本の学生 ただ、私は、この25万5000円、はたまた学部生の12万3000円そのものも否定はしません(腑には落ちませんが)。 要は、同じ学ぶ身でありながら、なぜ日本の学生がそれとは180度違う環境に置かれているのかということです。 日本学生支援機構の奨学金には給付制はありません。「貸与制」、つまり、借りたら返す制度です。 それにしても、学生の4人に3人は「利子」をつけて返します。 4年生の大学に通ったら、国立か私立か、自宅通いかアパートかにもよりますが、だいたい卒業時には500万円くらいの「借金」となり、それに毎年利子がつき、いろいろな事情で(正社員から非正規社員の仕事に変わったとか)「返せなくなる」と、滞納が3ヶ月続いただけで、金融機関のブラックリストに登録され、それから慌てて返済しても、完済後の5年間もクレジットカードがもてなくなるという現実が待っています。 滞納が9ヶ月続くと、機構は今、容赦なく、利用者の給与の差し押さえをしたり、はたまた、裁判所に「提訴」します。それも公判は一回だけ。だいたいが機構側の弁護士が用意した「プラン」がそのまま判決になります。 たとえば、毎月2万円を10数年にわたって払うこと、など。払えるのなら、とっくに払っているっちゅうに。 ●なぜ留学生にはこれだけの厚遇を実現しているのか? 簡単な理由です。 これらの予算は項目としては 「政府開発援助外国人留学生給与」や「政府開発援助外国人留学生給与」等 に属するから。 「政府開発援助」、つまり「ODA」です。 それにしても、予算の出所が違うという理由だけで、同じ大学で、同じ学部で、日本の学生が、仕送りとバイトと奨学金で生計を立て、卒業後も、正社員を除けば返済に多大な苦労を強いられている現実を思えば、日本人学生があまりにも粗末に扱われているようにしか思えません。 さらに、 ●学生支援機構にもある「給付制奨学金」 日本学生支援機構には「給付制」奨学金がないと書きましたが、じつはあります。 それは、やはり、外国からの私費留学生です。その制度は「私費外国人留学生学習奨励費」。 大学院生で月6万5000円。学部生、短期大学生、高専などで月4万8000円。期間は1年間となっています。 う~ん。 ●数的データ そこで、これらデータを整理すると・・ この計画の対象になっている留学生は、2011年度で13万8000人。うち75%が中国と韓国からの留学生。 11年度予算によると ・国費留学生には197億円(10,656人) ・私費留学生には72億円(11,046人) ・短期留学生(3~12ヶ月)には13億円(ただし、日本人学生の海外派遣も含む) ・ショートステイ(3ヶ月未満)には11億円(同上) ・等々 で年間予算は293億円。 これに、さらに ・宿舎の確保に10億円 。さらに、さらに、文科省が、大学の入学金や授業料を負担してくれるのだから、まさに至れり尽くせり。 もちろん、日本で学んだこれら留学生が、将来は日本との架け橋になるなり、本国でその経験を活かすなりで頑張ってはほしいとは思う。だからこの制度自体を否定はしません(とはいいつつ、留学生の75%もが中国と韓国だけに偏っていることへの疑問はあります)。 そして、これらの制度は、本来は日本の学生にも適用されるべきです。 足元にいる若者を大切にしない国って何なんだ・・。 ↓ ブログランキングへの応援クリック2つお願いいたします。 ![]() ![]() ↓ 拍手もお願いいたします
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取材のカンパをお願いいたします
1都6県にまたがるリニア問題を一人で取材することは自分で選んだ道でありますが、それも多くの方から取材費カンパというご支援をいただいたからです。とはいえ、2022年末にその資金プールがついに底をつき、東京都や神奈川県以外の遠方への取材を控えざるを得なくなってしまいました。今一度、ご支援を賜りたくここにそのお願いをする次第です。ご支援者には、今年には発行予定のリニア単行本を謹呈させていただきます。私の銀行口座は「みずほ銀行・虎ノ門支店・普通口座・1502881」です。また100円からのご寄付が可能なhttps://ofuse.me/koara89/letter もご利用ください。私と面識のない方は、お礼をしたいので、ご支援の際に、できればお名前を連絡先を教えていただければ幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 樫田拝
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![]() 私が原発を止めた理由
3.11以後の原発裁判において、初めて運転差し止めを命じた判決を出した裁判長が、退官後の今、なぜあの判決を出したのか、なぜほかの裁判では住民は敗訴するのかを説明している。
超電導リニアの不都合な真実
リニア中央新幹線の問題点を『技術的』な側面から、極めて客観的に情報を分析しその発信に努め、リニアの実現性には課題ありと論じている。難しい専門用語を極力排し、読み易さにもこだわった良書。
リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」
リニア中央新幹線を巡る問題を語らせては、その理論に一部のすきも見せない橋山禮治郎氏の第2弾。このままでは,リニア計画とJR東海という会社は共倒れになることを、感情ではなく、豊富なデータを駆使して予測している。必読の書。
自爆営業
国会で問題にされても一向に改まらない郵便局の自爆営業。年賀状1万枚、かもめーる700枚、ふるさと小包便30個等々のノルマはほぼ達成不可能だから、ほとんどの職員が自腹で買い取る。昇進をちらつかせるパワハラや機能しない労組。いったい何がどうなっているのか?他業種の自腹買取も描いている。
取れる! ダニ取りマット
アキモトのパンの缶詰12缶セット
スペースシャトルの宇宙食にもなった。保存期間は3年。しっとりおいしい奇跡の缶詰。24缶セットもある。
共通番号の危険な使われ方
今年10月に全国民に通知され、来年1月から運用が始まるマイナンバーという名の国民背番号制度。その危険性を日本一解かり易く解説した書。著者の一人の白石孝さんは全国での講演と国会議員へのアドバイスと飛び回っている。
マグネシウム文明論
日本にも100%自給できるエネルギー源がある。海に溶けているマグネシウムだ。海水からローテクでマグネシウムを取り出し、リチウムイオン電池の10倍ももつマグネシウム電池を使えば、スマホは一か月もつし、電気自動車も1000キロ走る。公害を起こさないリサイクルシステムも矢部氏は考えている。脱原発派は必見だ。
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