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 先ほど本ブログのカウンターを見たら、尋常ではない数の伸びを記録していました。特に23時以降です。

 23時? ということは? ということで、news23のHPを見ると、今日も自爆営業の特集をやっていました。原因はこれです。

 おそらく、自爆営業で検索して当ブログに行き当たったのでしょう。

 急遽、郵政職員以外の自爆営業についても、以下、記載します。今年の1月か2月に週刊プレイボーイに載せた記事の一部です。


 記事では「自腹営業」としていますが自爆と同義です。


 昨年11月1日、全国の金券ショップにいっせいに年賀状が並んだ。ショップはどこから年賀状を仕入れるのか? 答は日本郵便の社員。支店により数字は違うが、日本郵便では、正社員に1万枚、非正規社員に5000枚という、およそ達成できない年賀状販売ノルマを課しているからだ。
 その一人、非正規社員の東茂樹さん(仮名。20代)は都内の金券ショップに1000枚を持ち込んだ。買取り価格は43円。東さんは4万3000円を得るが、会社には「親戚に売った」と報告をして5万円を収めたので7000円の自腹を切った。東さんは憤る。
「こんなことやりたくない。でも、僕は正社員になりたい。同じ仕事なのに、給料が倍以上も違いますから。僕らが正社員試験を受けるには最短で5年かかるけど、ノルマを達成しないとその道が遠のくんです」
 一度に5000枚を捌けば自腹がバレるので(自腹はコンプライアンス違反)、その後も小出しでショップに通うのだという。
「私たちはこれを『自爆営業』と呼びます。日本郵便の社員約25万人の6割を占める非正規社員だけではなく、正社員も評価しだいでは減給なのでみな必死に自爆するんです」(郵政労働者ユニオンの下見徳章書記)

 こんな自腹営業は日本郵便だけではない。今、多くの職種で蔓延している。
 東京東部労働組合(以下、東部労組)は、 2010年で5943件、11年は推計7000件超と、日本でもっとも多くの労働相談が寄せられる労組の一つだ。相談内容は、残業代未払い、パワハラ、長時間労働など多岐にわたるが、須田光照書記長は、「ここ1、2年で目立ってきたのが自腹営業」と強調する。

「自腹営業って異様ですよね。世間で売れないものを社員に買わせているわけですから」

とはいえ、自腹を切るのは昔からよく聞く話だが?

「昔は、やっちゃいけないことをやっているとの意識があった。でも最近は、長引く不況で企業のブラック化が進み、自腹が一般的になっています。また、転職も難しい今は、おかしいと思っても、会社に逆らって失職するよりも自腹に走ってしまうんです」

 具体的にどんな事例があるのか? まずは、東部労組に昨年寄せられた相談事例の一部を列記しよう。

1 景品卸し会社。男性正社員。
 新聞の購読契約時についてくる洗剤やビール券などの景品を新聞販売店に卸す会社がある。ところが、景品の一つ、映画券をある販売店が「需要がない」と買わなかった。そこで卸し会社の社員数人が自腹を強いられた。

2 生命保険会社。女性正社員。
 外交員として入社。ノルマがあるのは分かるとしても、慣例として、入社時に自分でも保険に入らねばならない! 月に数万円が飛んでいく。

3 牛乳配達。契約社員。
 配達車のガソリン代、車両リース代、未回収の代金はすべて自腹精算。入社時の「固定給22万円」の雇用契約は絵に描いた餅で、手取り10万円のときも。相談者の9人は、過去2年間で各自100万円以上の自腹を切らされた。

4 大学新卒。営業職。男性。
 営業の外回りでのガソリン代は自腹。東京から大阪への新幹線代も、毎日の交通費もすべて自腹。6月の初給料は手取りで10万円。7月の給料は「仕事でミスした」とゼロ。8月には、疲労困憊で衝突事故を起こしてしまった。

5 テレビ番組制作会社。正社員AD。
 番組制作に必要な小道具はすべて自腹で買いに行かされる。その額は月10万円以上。残業だらけなのに、給料は手取り13万円。「これは犯罪です」。

6 チケット販売業。正社員。
 チケットは、毎月1万円は自腹で買い取らされる。金銭の計算が合わずマイナスになると自腹を強要される。

7 コンビニ。アルバイト。
 クリスマスケーキの販売ノルマが一人17個以上。1個3000円もするのに、売れないと自腹買取り。お歳暮にも同様のノルマ。勤めて半月で2万円の自腹を切った。

8 パチンコ店。正社員。
 朝8時から深夜2時まで働く毎日。店の景品を自腹で買わされる。

 東部労組だけではない。ネット上でも様々な情報が飛び交っている。
★外食店・男性正社員。賞味期限切れのステーキ肉を自腹購入する。
★ブランド物の買取業者・女性正社員。ニセモノを誤って買い取ると、自腹で弁償。30万円の事例も。
★不動産社員が上司からマンション購入を迫られている。
★デパート出店店長がスタッフに無理やり高額化粧品を買わせる。
★あるカーディーラーに就職するには、まず自分が一台買わねばならない。

 どれもひどい事例だが、転職が難しい今、自腹営業は、労働者の立場の弱さにつけこんだ悪質な手口なのだ。
 だが、こんなことを繰り返していては、会社そのものがもたないのでは? と思っていたら、取材中、本当にそんな事例が起きた。

 昨年12月19日、「ターベルモーノ㈱」が倒産したのだ。同社の屋号は「築地野口屋」。首都圏の街で、若者がリヤカーを引き豆腐や油揚げなどの行商をする…と書けば思い出す人も多いはず。

 顧客が、遠くに買い物にいけない高齢者なだけに、今の時代にマッチした商売だった。だが、1億4000万円の負債を抱えての倒産となった。

 この倒産を、行商していた若者の多くは「やっぱりね」と思っている。この会社、売れ残った商品を従業員に買い取らせていたからだ。会社の理不尽さをブログで告発し続けてきた現役アルバイトのSさんはこう証言する。
「自腹買取りは、就職の面接で説明されます。つまり、入社の条件として自腹買取りを呑むということです。一度に5000円の自腹を切ったり、冷蔵庫が野口屋の豆腐だらけというバイト仲間もいます。給料の遅配もサービス残業も当たり前。昨年夏から11月にかけ、そんなやり方にウンザリで、社員もバイトも約半分が辞めたんです」
 従業員の半減。会社は自腹を強いることで、自分で自分の首を絞めたのだ。

 さて、こんな自腹営業に対処できる手段はあるのか? 下見書記(前出)は「拒否するしかない」と語る。
「会社と闘うにも、違法性の証明が難しい。日本郵便は、『年賀状ノルマはない。目標設定しているだけ』と強制性を否定します。だが目標に達しないと、『上司の指示に反抗的』との理解不能な業績評価が下される。だから自爆に走る。でも、ユニオン組合員なら、その多くが自爆を拒否しています。組合員は私たちが全力で守りますから」
 須田書記長(前出)も、労働者一人だけでは悩まないでほしいと訴える。
「まず、私たちのような、誰でも入れる労組やユニオンに相談することです。自腹を強いる会社は、残業代未払いや雇用保険未加入もやっている。違法性が明白なところから責めていけば道は開けます」(須田書記長)

 実際、ケース3の「牛乳配達」では、怒りの従業員たちが、東部労組の支援の元、労働基準監督署から会社への是正勧告を引き出した。会社がそれに従わなかったため、現在は、東京地方裁判所に闘いの舞台を移している。
 ブラック企業は、元々が低賃金で人を雇っている。その低賃金のなかから、さらに会社のモノを買わせる自腹営業。そんなことをしていたら、いつかは会社が駄目になるはずだ。


●追加情報

 ★弁償に近い自腹

 ▲コンビニの店長

 コンビニを困らせるのが万引き。当然、その損失は店長の自腹となる。だが、コンビニの場合の特異点は、店長が自腹で買い取った分も、本社にすれば売り上げ増になる。店のレイアウトや何を売るかは本社が決めているのに、いくらかの責任割合はあるはず。

●すき家。アルバイト。
 ある日売上金が50万円ほど消えた。会社はアルバイトのFさんに毎月数万円ずつの自腹を強いる。だが、こういう場合、従業員が損失をかぶるとの法的根拠もなければ、内規もない。盗まれた可能性もあるのに警察に被害届も出さない。Fさんは結局、払いきれなくなり、途中で払うのをやめた。
 すると、なんとこの事例が裁判で争われることになったのだ。
 
 すき屋は、夜間の時間帯には人件費節減のために、人員をなんと1人しか置かない点で他の牛丼店と違っていた。結果、あらゆる牛丼チェーン店のなかでもっとも多く強盗に入られている。
 なかには売り上げ金庫の万引きもいるかもしれない。だが、そういう事例もすべて従業員の自腹で済まそうとしていたのだ。

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まとめteみた.【自爆営業】
先ほど本ブログのカウンターを見たら、尋常ではない数の伸びを記録していました。特に23時以降です。23時?ということは?ということで、news23のHPを見ると、今日も自爆営業の特集をやっていました。原因はこれです。おそらく、自爆営業で検索して当ブログに行き当たった...
2012/04/05 02:00 まとめwoネタ速suru
リニア取材のカンパのお願い
 リニア中央新幹線の取材範囲は、東京都から愛知県までと広範囲で、多大な取材経費を要することから、数十組もいる会うべき人たち・組織の多くに会えないでいます。また、リニアに関する記事を書こうにも、ほとんどの雑誌はJR東海が広告主であるため、記事を掲載できず、取材するほどに資金力が落ちる状態が続いています。今後は、再び単行本の発行を目指しますが、私のリニア中央新幹線に関する取材へのご寄付をお願いできないでしょうか?  カンパをしてくださった方には ★ブログに記事を掲載する際のお知らせ。 ★雑誌に記事を載せる場合の、掲載誌送付。 ★単行本を出した際の、一冊謹呈。  など、せめてもの特典を用意いたします。  なお、いただいたカンパは以下の用途に限定します。 ★取材地までの往復交通費。 ★取材地での宿泊費。 ★リニア中央新幹線に係る資料代。  食費は自己負担としますが、使用明細は公開します。  ご協力いただける方は以下の口座への入金をお願いいたします。  みずほ銀行・虎ノ門支店・普通・1502881 カシダヒデキ  ご入金に際し、ご住所や連絡先などを教えていただけたら助かります。どうぞよろしくお願いいたします。
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国会で問題にされても一向に改まらない郵便局の自爆営業。年賀状1万枚、かもめーる700枚、ふるさと小包便30個等々のノルマはほぼ達成不可能だから、ほとんどの職員が自腹で買い取る。昇進をちらつかせるパワハラや機能しない労組。いったい何がどうなっているのか?他業種の自腹買取も描いている。
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