プロフィール
Author:樫田秀樹 ブンブンエコライト
ブンブン回すだけで充電できる懐中電灯。たった97グラム!
電気不要・8年間カートリッジ交換不要の浄水器
カウンター
メールフォーム
最新記事
カレンダー
最新トラックバック
月別アーカイブ
最新コメント
全記事表示リンク
この記事にリンクを貼る
40種類の柄、15種類のカラーから自分好みに選べる、オリジナル フルジップパーカ
バケツ洗濯機KJ-950
これは便利!雑巾や軍手、スニーカーなどがきれいに!
携帯用洗面器
旅行に便利。空気で膨らむ洗面器。
電球型ポケットライト
財布や名刺入れにも入る薄型ライト。厚さ3ミリ
LEDダイナモランタン
手回し充電もソーラー充電もOK。部屋のインテリアにも。
LEDキャンドル
LEDだけど炎がゆらぐ。癒される。息の吹きかけでオン・オフができる。
タタメットズキン
サイズ調整できる折り畳み防災ヘルメット+ずきん。落下物にも炎にも強い!
パッカブルブーツ
折り畳める長靴。色も選べます
アンチボトル
折り畳めるウォーターバッグ。500mlなので、何度でも使えるペットボトルとして重宝する。色は7色。
浄水機能ペットボトル
カーボン製フィルターが水道水をおいしい水に変える。385ml。色は3色。
あつあつ加熱パック
火を使わずに食材を98℃まで加熱。災害時には暖かいものを食べたいですね。
|
5月12日、国会前で入管法改正法案への抗議集会が開催された。約4000人が参加。私は開催1時間前には現場に着き、撮影場所を確保。この日も10人以上が登壇したが、ここでは特に印象に残った2人の訴えを動画で紹介する。ツイッターにも投稿できるように2分20秒に編集した。 ①NPO法人北関東医療相談会の長澤正隆事務局長。このNPOは1997年に「外国人の為の医療相談会」として発足し、以来、困窮状態にある外国人、そして日本人の支援にあたっている。1997年ということはもう26年も活動を続けていることになる。私の入管取材開始の2018年は本当に遅すぎた(それでもジャーナリズムの世界では早いほうだった…)。相談会では過去数千人もの困窮した外国人の相談に乗り、実際に支援をしているが、そこにはもちろん仮放免者もいるわけで、入管で過去に死亡した18人のうち6人もが相談会での相談者だった。そこに話が及ぶと、長澤さんは「どれだけ悔しかったか!」と声を震わせた。 ②思い出野郎Aチームというバンドのメンバーの高橋一(まこと)さんの訴えは、本質に迫っていた。 入管だけを批判するのではなく、「入管で亡くなった方たちの命は、救えた命だった。彼らを見殺しにしたのは私たちです」と訴えた。そして「この問題を、いい加減にもう、止める責任が俺たちにある」と。そしてこれは私もいつも思うことだが「この国でただ生活しているだけでは、国家ぐるみのレイシズムと暴力の片棒を担がされる」の訴えには同意する。いわばサイレントマジョリティーの問題だ。 日本人、特に成人男性の多くは、嫌と思ってもそれを口にせず、それどころか、自分の生活が苦しくなるかもと思っても、粛々の制度に従っている。高橋さんは、黙って過ごしていれば穏やかな人生を歩めるかもしれない。だが「それに何の価値があるのか!」と叫んだ。おそらく高橋さんは一回きりではなく今後も叫ぶ続ける人だ。その行動を今後も見ていきたい。 前述のとおり、動画は2分20秒に編集されているので、高橋さんの訴えの全文は以下に公開する。 こんばんは初めまして。多くの方がご存じないかと思うんですが、思い出野郎Aチームというバンドをやっています。売れないミュージシャンの高橋一です。よろしくお願いします。 このお話をいただいて、最初僕のような人間よりももっと難民の当事者の方に多く語っていただいた方がいいんじゃないかと思って悩んだんですけど、でももう一度思い直して、今起こっている入管だったり、この国が抱えている差別や暴力の問題の当事者って誰なんでしょうか、当事者じゃない人っているんでしょうか。 この問題を起こしているのは、何も宇宙からやってきた謎の組織じゃないんです。我々が参加した選挙で選ばれた俺たちの代表である人間たちが進めている問題です。だから俺たちが止めなければいけない。そういう責任があると思って、こういう今、僕は37歳で両親も日本人で、結婚して子供もいる。要するに、超一般的な特権性を持つマジョリティ男性なんですけど、こういう僕みたいな人間に責任があると思っています。俺たちはこの問題を一刻も早く止める責任がある。 入管で命を奪われてしまった人たちのニュースを見たときに、強い後悔に襲われました。なぜなら、どの方も我々が救えた命だからです。あの時、もっと仕事とか休んでこのデモに参加していたら、今日来ていただいた皆さんのようにもっと声を上げていたら、SNSでもっと発言していたら、一番動員があったライブのステージでもっとこのことを訴えていたら、ここに今、ウイシュマさんさんや亡くなってしまった方々が立って、僕なんかよりももっと我々が聞かなければいけないことを届けてくれていたんじゃないでしょうか。 我々の救えた命を僕は見捨ててしまったと思っています。そして、この後悔はもう一生消えることはないでしょう。だけど、だからこそもういい加減、こういった問題を我々で止める必要があると思います。 残念ながら、この国では、ただ生活しているだけでは、国家ぐるみのレイシズムと暴力の片棒かつがされる。 皆さんのように、こうやって実際行動についてこの問題と戦うのか、差別と暴力の奴隷になるのか、その二択しかないんじゃないでしょうか?! そして、後者を選べば、我々はかりそめの平和な穏やかな人生を歩めるかもしれないだけど、そんなものに何の価値があるんでしょうか! 何の罪もない人間の苦しみを差し置いて幸福になれる道などあるのでしょうか! 必ずこの問題は我々が止められるものだと思っています。僕の娘は今7ヶ月なんですけど、僕には娘がもっと育った時に、人種や国境に関係なく様々な人たちともっと自由で平等な社会で豊かな人生を送っている、そういう娘の姿をありありと思い浮かべることができます。必ずこの問題を終わらせることができる。そしてこの問題を終わらせるのは他でもなく我々です。 僕も全然売れないミュージシャンではありますが、まだステージやCDなどの機会を与えていただいているので、自分のやれるところで闘いたいと思います。皆さんもそれぞれ自分の場所で諦めずに戦いましょう、ありがとうございました。 (ちなみにこれは、ソースネクスト社の「automemo s」というICレコーダーで、「録音+自動文字起こし+ネットでパソコンやスマホに転送」をしたものです。文字おこしの正確率は99%。ほんの数か所を訂正しただけです。ご購入に関心ある方は https://amzn.to/3O7PdDM をご覧ください)。 ●5月21日には練馬区で1万人行動 さて最後に登壇した、貧困状態に陥っている日本人と外国人の支援を行っている「反貧困ネットワーク」代表の瀬戸大作さんは、この集会が始まってから思いついたアイデアとして「5月21日に渋谷の国連大学前から1万人行動をやると決めました。今回の問題を全く報道しないNHK(言われてみれば…)まで歩きましょう」と訴えた。有言実行の人だから、おそらくやる。 詳細はまた後日。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() となりの難民 ←入管問題に長年関わっている織田朝日さんの著書。足元の難民問題を平易な形で著した日本初の本。 月刊「世界」2020年12月号 ← 月刊「世界」12月号。ここに私の書いた入管問題のルポ。そして、仮放免者3組による座談会をまとめた記録を掲載しました。他の著者の原稿も熱いです。保存版の一冊だと断言しておきます。 ↓ ブログランキングへの応援クリックをお願いいたします。 ![]() ↓ 拍手もお願いいたします スポンサーサイト
|
取材のカンパをお願いいたします
1都6県にまたがるリニア問題を一人で取材することは自分で選んだ道でありますが、それも多くの方から取材費カンパというご支援をいただいたからです。とはいえ、2022年末にその資金プールがついに底をつき、東京都や神奈川県以外の遠方への取材を控えざるを得なくなってしまいました。今一度、ご支援を賜りたくここにそのお願いをする次第です。ご支援者には、今年には発行予定のリニア単行本を謹呈させていただきます。私の銀行口座は「みずほ銀行・虎ノ門支店・普通口座・1502881」です。また100円からのご寄付が可能なhttps://ofuse.me/koara89/letter もご利用ください。私と面識のない方は、お礼をしたいので、ご支援の際に、できればお名前を連絡先を教えていただければ幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 樫田拝
リンク
検索フォーム
カテゴリ
ブロとも申請フォーム
QRコード
![]() 私が原発を止めた理由
3.11以後の原発裁判において、初めて運転差し止めを命じた判決を出した裁判長が、退官後の今、なぜあの判決を出したのか、なぜほかの裁判では住民は敗訴するのかを説明している。
超電導リニアの不都合な真実
リニア中央新幹線の問題点を『技術的』な側面から、極めて客観的に情報を分析しその発信に努め、リニアの実現性には課題ありと論じている。難しい専門用語を極力排し、読み易さにもこだわった良書。
リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」
リニア中央新幹線を巡る問題を語らせては、その理論に一部のすきも見せない橋山禮治郎氏の第2弾。このままでは,リニア計画とJR東海という会社は共倒れになることを、感情ではなく、豊富なデータを駆使して予測している。必読の書。
自爆営業
国会で問題にされても一向に改まらない郵便局の自爆営業。年賀状1万枚、かもめーる700枚、ふるさと小包便30個等々のノルマはほぼ達成不可能だから、ほとんどの職員が自腹で買い取る。昇進をちらつかせるパワハラや機能しない労組。いったい何がどうなっているのか?他業種の自腹買取も描いている。
取れる! ダニ取りマット
アキモトのパンの缶詰12缶セット
スペースシャトルの宇宙食にもなった。保存期間は3年。しっとりおいしい奇跡の缶詰。24缶セットもある。
共通番号の危険な使われ方
今年10月に全国民に通知され、来年1月から運用が始まるマイナンバーという名の国民背番号制度。その危険性を日本一解かり易く解説した書。著者の一人の白石孝さんは全国での講演と国会議員へのアドバイスと飛び回っている。
マグネシウム文明論
日本にも100%自給できるエネルギー源がある。海に溶けているマグネシウムだ。海水からローテクでマグネシウムを取り出し、リチウムイオン電池の10倍ももつマグネシウム電池を使えば、スマホは一か月もつし、電気自動車も1000キロ走る。公害を起こさないリサイクルシステムも矢部氏は考えている。脱原発派は必見だ。
|