プロフィール
Author:樫田秀樹 ブンブンエコライト
ブンブン回すだけで充電できる懐中電灯。たった97グラム!
電気不要・8年間カートリッジ交換不要の浄水器
カウンター
メールフォーム
最新記事
カレンダー
最新トラックバック
月別アーカイブ
最新コメント
全記事表示リンク
この記事にリンクを貼る
40種類の柄、15種類のカラーから自分好みに選べる、オリジナル フルジップパーカ
バケツ洗濯機KJ-950
これは便利!雑巾や軍手、スニーカーなどがきれいに!
携帯用洗面器
旅行に便利。空気で膨らむ洗面器。
電球型ポケットライト
財布や名刺入れにも入る薄型ライト。厚さ3ミリ
LEDダイナモランタン
手回し充電もソーラー充電もOK。部屋のインテリアにも。
LEDキャンドル
LEDだけど炎がゆらぐ。癒される。息の吹きかけでオン・オフができる。
タタメットズキン
サイズ調整できる折り畳み防災ヘルメット+ずきん。落下物にも炎にも強い!
パッカブルブーツ
折り畳める長靴。色も選べます
アンチボトル
折り畳めるウォーターバッグ。500mlなので、何度でも使えるペットボトルとして重宝する。色は7色。
浄水機能ペットボトル
カーボン製フィルターが水道水をおいしい水に変える。385ml。色は3色。
あつあつ加熱パック
火を使わずに食材を98℃まで加熱。災害時には暖かいものを食べたいですね。
|
2023年05月
★今、取材を考えているのが、広島県の広島高速道路公社が事業主体で建設している「広島高速5号線」の「二葉山トンネル」だ。 ★2020年10月18日。東京都調布市東つつじヶ丘2丁目の生活道路が陥没した。原因はその地下47mで直径16mのシールドマシンの掘削だった。これは「東京外郭環状道路」(外環)を建設するためだが、事故の後、事業主体のNEXCO東日本が設置した事故の原因を究明する「有識者委員会」はその原因を「特殊な地盤での施工ミス」という、滅多に現れない極めて特殊な地盤での(シールドマシンを稼働させていた)鹿島建設のミスだと結論付けた。 ![]() もちろん、特殊な地盤…というのは、今後も工事を続行するための方便であることは、複数の専門家から指摘されている。 シールドマシンの事故は近年、断続的に起きている。 ①神奈川県横浜市栄区で建設中の地下自動車道「圏央道・横浜環状南線」では、事業者のNEXCO東日本は2021年6月に直径15メートルのシールドマシンを発進させたが、翌月には停止。ネクスコは「モーターの故障」と住民に説明したが、掘削再開は2022年2月と7カ月もかかったことで、地元住民は「本当にモーターが原因か」とほかの原因を訝っている。加えて、この掘削再開に伴い、近隣の家屋では、外環の陥没前と同じような振動や騒音被害が起きていることは付記しておきたい。私自身も現地で地下からのド・ド・ドという音を聞いている。 ②2022年2月25日に外環の大泉ジャンクション(東京都練馬区)を発進したマシンも4月12日に、本線トンネルとの合流区間でマシンのカッターが鋼材に接触して自損事故を起こした。工事再開に半年がかかる予定だ。この事故が深刻なのは、陥没事故後にNEXCOが策定した「再発防止策」が講じられた直後に起きたことだ。 ③2022年6月。横浜市の新横浜駅近くの環状2号線道路では、地下鉄建設の為にその真下を掘削していたシールドマシンが原因で、2回も陥没事故を起こしている。 ![]() ④2022年11月2日には、北海道札幌市手稲区での北海道新幹線の延伸工事で、地下約22メートルを掘進していた直径12メートルのシールドマシンが使用していた気泡剤が原因で、地中の土がドロドロの泥土となり、直上の2級河川「中の川」の堤防に約4立米流出した。 ⑤そして、広島市では、住宅地の直下で「広島高速5号線」の双葉山トンネルが掘削中だが、2022年11月から2022年2月までの3か月間で3回シールドマシンが稼働停止した。 それぞれの原因は、シールドマシンのカッターの摩耗検知装置が反応したこと(実際の摩耗はなかったが、カッター交換に時間がかかった)、カッターリングの固定治具の破損、地下水位低下が予測されたことである。この3回に限らず、2017年9月に掘進を開始したシールドマシンが12月にカッターの一部が破損し工事が5か月間中断したこともある。2018年から掘削を開始したこのトンネルは2023年現在もまだ半分前後しか掘削できていない。 ここで注目したいのは、大深度法で建設されていた外環では、掘削前の事前調査の一つであるボーリング調査が、国の「指針」で目安とされている100~200mで実施されておらず、陥没地点の前後1Kmではボーリング調査がされていなかった。それを認識していたのに、工事にお墨付きを与えたのが外環の施工等検討委員会だ。 そして、二葉山トンネルでは施工前に「どんな工法でも安全に工事ができる」と結論付けたのが「トンネル施工管理委員会」だが、この二つの委員会、半数が同じ委員だ。 ![]() ![]() 二つの委員会の協議資料を読み込む必要はあれど、誰一人として、外環や二葉山トンネルで起きている事故、事象に大きな責任を負っていない。 他のトンネル工事の「~委員会」を探ってみても、案外、同じメンツが並ぶのかもしれないが、それは時間のある時に。 なぜ私が広島を取材したいかというと、外環とほぼ同時期に、シールドマシンで住宅地の真下に向けて掘進を始めていたからだ。そして、実際、複数の家の外壁や塀にヒビが入ったり、地表面が隆起したりとの事象が発生している。でも全国報道には至らない。 今現在、シールドマシンは中断しているが、再稼働すれば自宅の真下を掘削される住民は不安でたまらない。 これを取材するのに先立つものが必要だが、いざとなれば、着いたとたんに疲れるが、高速バスを使うしかない。あとはその掲載先も探さねば。今の日本のメディアでは、こういった問題は、事故が起こらなければ報道しないので、メディア探しにも苦労しそうだが、頑張るしかない。 ●PCやスマホで気軽にできるカンパの「ofuse」はこちらからお願いいたします。 ●ただしofuseは10%の手数料を取られてしまうので、それを避けたい方は銀行振り込みでお願いいたします。 ![]() 住宅の真下にトンネルはいらない リニア中央新幹線をめぐって ←著者、山本義隆氏。リニア計画についてこれまで出版された本や論文などを吟味したうえで、そのエッセンスを一冊にまとめた。 超電導リニアの不都合な真実 ←川辺謙一氏の著書。技術者の視点から、日本でのリニア開業の実現性に疑問を向けている。 リニア新幹線が不可能な7つの理由 ←拙著。リニア問題を知る入門と自負しております。 ↓ ブログランキングへの応援クリックをお願いいたします。 ![]() ↓ 拍手もお願いいたします スポンサーサイト
|
取材のカンパをお願いいたします
1都6県にまたがるリニア問題を一人で取材することは自分で選んだ道でありますが、それも多くの方から取材費カンパというご支援をいただいたからです。とはいえ、2022年末にその資金プールがついに底をつき、東京都や神奈川県以外の遠方への取材を控えざるを得なくなってしまいました。今一度、ご支援を賜りたくここにそのお願いをする次第です。ご支援者には、今年には発行予定のリニア単行本を謹呈させていただきます。私の銀行口座は「みずほ銀行・虎ノ門支店・普通口座・1502881」です。また100円からのご寄付が可能なhttps://ofuse.me/koara89/letter もご利用ください。私と面識のない方は、お礼をしたいので、ご支援の際に、できればお名前を連絡先を教えていただければ幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 樫田拝
リンク
検索フォーム
カテゴリ
ブロとも申請フォーム
QRコード
![]() 私が原発を止めた理由
3.11以後の原発裁判において、初めて運転差し止めを命じた判決を出した裁判長が、退官後の今、なぜあの判決を出したのか、なぜほかの裁判では住民は敗訴するのかを説明している。
超電導リニアの不都合な真実
リニア中央新幹線の問題点を『技術的』な側面から、極めて客観的に情報を分析しその発信に努め、リニアの実現性には課題ありと論じている。難しい専門用語を極力排し、読み易さにもこだわった良書。
リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」
リニア中央新幹線を巡る問題を語らせては、その理論に一部のすきも見せない橋山禮治郎氏の第2弾。このままでは,リニア計画とJR東海という会社は共倒れになることを、感情ではなく、豊富なデータを駆使して予測している。必読の書。
自爆営業
国会で問題にされても一向に改まらない郵便局の自爆営業。年賀状1万枚、かもめーる700枚、ふるさと小包便30個等々のノルマはほぼ達成不可能だから、ほとんどの職員が自腹で買い取る。昇進をちらつかせるパワハラや機能しない労組。いったい何がどうなっているのか?他業種の自腹買取も描いている。
取れる! ダニ取りマット
アキモトのパンの缶詰12缶セット
スペースシャトルの宇宙食にもなった。保存期間は3年。しっとりおいしい奇跡の缶詰。24缶セットもある。
共通番号の危険な使われ方
今年10月に全国民に通知され、来年1月から運用が始まるマイナンバーという名の国民背番号制度。その危険性を日本一解かり易く解説した書。著者の一人の白石孝さんは全国での講演と国会議員へのアドバイスと飛び回っている。
マグネシウム文明論
日本にも100%自給できるエネルギー源がある。海に溶けているマグネシウムだ。海水からローテクでマグネシウムを取り出し、リチウムイオン電池の10倍ももつマグネシウム電池を使えば、スマホは一か月もつし、電気自動車も1000キロ走る。公害を起こさないリサイクルシステムも矢部氏は考えている。脱原発派は必見だ。
|