入管法改正法案が衆議院法務委員会で可決。最初の入り口が突破されたことで、日本の国会ではずるずるとこのまま一気に法案成立+施行になる流れだ。本当に、迫害が待つ出身国に在留資格のない人を
送還するのだろうか? 日本で生まれた、もしくは幼少時に来日したので、親の出身国のことなど何も知らず、日本語で思考ができて、日本を土台として生きる若者たちも
送還するのだろうか? 2018年に
入管取材を始めて心が重くなるのは、在留資格がないというだけの理由で、人を殺し、傷つけ、生活を破壊することを、反社会勢力ではなく、国家機関が堂々とやっていることだ。
人間は人間として、相手が誰であろうと、絶対に超えてはならない一線がある。だが今の
入管制度は、その人の道を外れていることを国家機関がやっている。
4月24日。在留資格のない
仮放免の若者たちが集会を催し、思いのたけを語った。私がグッと来たのは、
仮放免者には健康保険証が付与されず医療費は10割負担になるので「病気にならないように頑張っているけど、病気になっちゃって…」と親へのすまなさを吐露した少年の言葉だった。
当日の証言の一部をアップします。
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となりの難民
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入管問題に長年関わっている織田朝日さんの著書。足元の難民問題を平易な形で著した日本初の本。
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