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Author:樫田秀樹 ブンブンエコライト
ブンブン回すだけで充電できる懐中電灯。たった97グラム!
電気不要・8年間カートリッジ交換不要の浄水器
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バケツ洗濯機KJ-950
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旅行に便利。空気で膨らむ洗面器。
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手回し充電もソーラー充電もOK。部屋のインテリアにも。
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火を使わずに食材を98℃まで加熱。災害時には暖かいものを食べたいですね。
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2022年06月
●静岡県でのリニア問題、第14回有識者会議 リニア計画で、静岡県だけが本線着工を許可しないのは、トンネル工事で県の水源である大井川が毎秒2トン減るかもしれず、県が求める「トンネル湧水の全量を大井川水系に戻せ」との要請を、JR東海が、県が納得するだけの具体策を提示していないからだ。この件については、静岡県でも2014年4月から、県、有識者、JR東海の3者が話し合いを続けているが、2020年4月からは、国土交通省が設置した「有識者会議」でも、有識者とJR東海とが話し合いを続けている。 とりあえず、第1の議題である「水資源」については、十分といえない中間報告が出たが、14回目の話し合いとなる6月8日は新しい議題である「生態系」について話し合われた。 ![]() JR東海は、トンネルの掘削地点からの湧水を導水路トンネルで下流まで流す方針をもつが、その掘削地点周辺では地下水位が下がるため、上流部においても、また、導水路トンネルの区間においても、生態系の劣化や消滅が心配されている。 どう生態系を保全するのか。そのための議論が始まった。 とはいえ、6月8日は委員たちの挨拶と顔見せ程度の会合であり、本格的な議論は次回から。 ●改良点と改悪点 今回から会議のシステムが変わった。 ●改良点 ★会議は一般住民でもWEB傍聴できるようになった。 ★新しい会場(民間の会議専門の会場)では委員の発言がはっきりと聞き取れた。 ●改悪点 ★会議後の記者会見は、第13回まで行われていたWEB傍聴していた記者からの質問を受け付けなかった。回線そのものを切ったということだ。つまり、質問したければ、わざわざ東京まで来いということ? ★記者会見での撮影は一切禁止。第13回までは認められていたので、なぜかと問うと「今までが混乱していた。間違いだった」。なんだ、それは。 ●疑問点 ★生態系の議論と言いながら、国交省は「まだ委員を増やす」と言っている。確かに委員の顔ぶれを見る限り、全員が生態系に詳しいわけではない。なぜ、委員が揃わないうちに第14回の会議を開催したのか。 ●不明点 ★第13回までは、議事録に委員の名前が一切出なかった。A委員とかB委員とかの記載すらなかった。誰がどんな発言をしたのかが判らない。今回もそれを踏襲するかは、今回の議事録で判る。 ●現地検証ってどこを見る? 曖昧な回答。 さて、その記者会見ではいろいろな質問が飛んだ。 会議のなかで国交省職員が「できるだけ早い機会に現地検証をしたい」と発言。一方で、委員の一人が「トンネル掘削で、水資源にどういう影響があるかが判らないといけない。そのためには、何かしらの影響がある川、希少種のいる沢、底生動物のいる沢などに絞って議論をしないといけない」(要約)と発言。 これを受けて、私は記者会見で「国交省は、できるだけ早いうちの現地検証というが、委員からは『特定の沢や川に絞っての議論を』との発言があった。ということは、議論を進めることで、どこの沢や川を見るべきかを決めてからの現地検証になるのか?」と尋ねた。 「いえ、その議論はまず現地を見てからです。現地を見ないとどうしようもない」 「その現地とはどこですか? JR東海はトンネル上流部にある小さな沢の流量がこれくらい減るとの予想図を公表しているが、そういう沢に行くということ?」 「そこは白紙の状態です。その小さな沢に行くのはたいへんなので、それも先生たちとの話し合いによります」 うん? じゃ、結局は委員の意見を聞いてから行くということ? それって、沢や川を決めることではないのか? でも、それについては、次回以降の傍聴で確認する。 ![]() また、国交省は、「静岡県では地元の関係者とのヒアリングをする」とも発言。私の質問は「その『地元』って一般住民も入るのか?」 「委員と相談します」 また第13回の有識者会議で出た「中間報告」では、JR東海に「双方向のコミュニケーションを」とるように指示している。 私はJR東海の宇野副社長に「説明会ではなく、『双方向』のコミュニケーションを求められている。具体的なイメージはあるのか?」と尋ねたが、「具体的に想定していない」との回答だった。 とりあえず、今回はこちらも様子見。次回から本格的な議論が始まると信じたい。 ![]() ![]() リニア新幹線が不可能な7つの理由 リニア中央新幹線をめぐって ←著者、山本義隆氏。リニア計画についてこれまで出版された本や論文などを吟味したうえで、そのエッセンスを一冊にまとめた。 超電導リニアの不都合な真実 ←川辺謙一氏の著書。技術者の視点から、日本でのリニア開業の実現性に疑問を向けている。 ↓ ブログランキングへの応援クリックをお願いいたします。 ![]() ↓ 拍手もお願いいたします スポンサーサイト
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取材のカンパをお願いいたします
1都6県にまたがるリニア問題を一人で取材することは自分で選んだ道でありますが、それも多くの方から取材費カンパというご支援をいただいたからです。とはいえ、2022年末にその資金プールがついに底をつき、東京都や神奈川県以外の遠方への取材を控えざるを得なくなってしまいました。今一度、ご支援を賜りたくここにそのお願いをする次第です。ご支援者には、今年には発行予定のリニア単行本を謹呈させていただきます。私の銀行口座は「みずほ銀行・虎ノ門支店・普通口座・1502881」です。また100円からのご寄付が可能なhttps://ofuse.me/koara89/letter もご利用ください。私と面識のない方は、お礼をしたいので、ご支援の際に、できればお名前を連絡先を教えていただければ幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 樫田拝
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![]() 私が原発を止めた理由
3.11以後の原発裁判において、初めて運転差し止めを命じた判決を出した裁判長が、退官後の今、なぜあの判決を出したのか、なぜほかの裁判では住民は敗訴するのかを説明している。
超電導リニアの不都合な真実
リニア中央新幹線の問題点を『技術的』な側面から、極めて客観的に情報を分析しその発信に努め、リニアの実現性には課題ありと論じている。難しい専門用語を極力排し、読み易さにもこだわった良書。
リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」
リニア中央新幹線を巡る問題を語らせては、その理論に一部のすきも見せない橋山禮治郎氏の第2弾。このままでは,リニア計画とJR東海という会社は共倒れになることを、感情ではなく、豊富なデータを駆使して予測している。必読の書。
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国会で問題にされても一向に改まらない郵便局の自爆営業。年賀状1万枚、かもめーる700枚、ふるさと小包便30個等々のノルマはほぼ達成不可能だから、ほとんどの職員が自腹で買い取る。昇進をちらつかせるパワハラや機能しない労組。いったい何がどうなっているのか?他業種の自腹買取も描いている。
取れる! ダニ取りマット
アキモトのパンの缶詰12缶セット
スペースシャトルの宇宙食にもなった。保存期間は3年。しっとりおいしい奇跡の缶詰。24缶セットもある。
共通番号の危険な使われ方
今年10月に全国民に通知され、来年1月から運用が始まるマイナンバーという名の国民背番号制度。その危険性を日本一解かり易く解説した書。著者の一人の白石孝さんは全国での講演と国会議員へのアドバイスと飛び回っている。
マグネシウム文明論
日本にも100%自給できるエネルギー源がある。海に溶けているマグネシウムだ。海水からローテクでマグネシウムを取り出し、リチウムイオン電池の10倍ももつマグネシウム電池を使えば、スマホは一か月もつし、電気自動車も1000キロ走る。公害を起こさないリサイクルシステムも矢部氏は考えている。脱原発派は必見だ。
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