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Author:樫田秀樹 ブンブンエコライト
ブンブン回すだけで充電できる懐中電灯。たった97グラム!
電気不要・8年間カートリッジ交換不要の浄水器
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40種類の柄、15種類のカラーから自分好みに選べる、オリジナル フルジップパーカ
バケツ洗濯機KJ-950
これは便利!雑巾や軍手、スニーカーなどがきれいに!
携帯用洗面器
旅行に便利。空気で膨らむ洗面器。
電球型ポケットライト
財布や名刺入れにも入る薄型ライト。厚さ3ミリ
LEDダイナモランタン
手回し充電もソーラー充電もOK。部屋のインテリアにも。
LEDキャンドル
LEDだけど炎がゆらぐ。癒される。息の吹きかけでオン・オフができる。
タタメットズキン
サイズ調整できる折り畳み防災ヘルメット+ずきん。落下物にも炎にも強い!
パッカブルブーツ
折り畳める長靴。色も選べます
アンチボトル
折り畳めるウォーターバッグ。500mlなので、何度でも使えるペットボトルとして重宝する。色は7色。
浄水機能ペットボトル
カーボン製フィルターが水道水をおいしい水に変える。385ml。色は3色。
あつあつ加熱パック
火を使わずに食材を98℃まで加熱。災害時には暖かいものを食べたいですね。
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2022年02月
●アメリカのリニア計画の「環境影響評価準備書」も低品質だ… アメリカでも、JR東海が委託契約しているロビー活動をする会社(TNEM社)が設立した鉄道会社「BWRR」社がワシントンDCとボルチモア市の65kmを15分で結ぶリニア計画(現地ではマグレブと呼ぶ。Superconducting Magnetic Levitation )がある。 これはゆくゆくはニューヨークまで延伸する計画だ。 ![]() この計画を連邦鉄道局が環境アセスした(日本では事業者が《実際は委託された調査会社が》環境アセスするが、アメリカでは管轄省庁が行う)が、その結果である「環境影響評価準備書」が公開されたのは1年前の2021年1月。 だが、その内容に批判の声が飛んでいる。全部で4000ページ以上あるので、しかも英語なので、全てに目を通せないが、ざっと読んだだけでも、「地下水への影響はある」と認めていながら、どこの水資源がどういう影響を受けるのかの具体的記述はない。 湿地にしても、影響があると認めていながら、その保全策を書いていない。これは国内法違反にもなる。 生態系に影響ありとしながら、その野生種も特定していないし、種の生息地に与える影響も適切に評価していない。 などなど数十の評価項目で市民団体から厳しい批判を浴びている。 ●乗客数予測は実態の100倍! じつは、これは某月刊誌に書くので、ここではその詳細は書かないが、一点だけ。 準備書では、BWRRは、マグレブが2030年に開通したらその乗客数は年間1700万人になるとしている。ところが、その元データを準備書では公開していない。これに対して、マグレブ駅の予定地とされているボルチモア市の市長が公開せよと要請してもFRAは拒否。 そして、ある有識者が綿密に計算してみたところ、実際乗客数の予測は17万8000人。これはBWRRの予想の100分の1にすぎない。 あまりにも批判のパブコメが多かったためだろうか、2021年8月25日、FRAは突然「準備書の評価を一時中断する」として何らかの検証に入ったようだ。また、5日後の8月30日には、ボルチモアでのマグレブ駅に必要な43エーカーの土地を得るために、裁判所に「土地収用法で土地獲得の権利がある」と訴えたBWRRが敗訴した。 批判を受け止める省庁、まっとうな判断をする司法。ここが日本と違う。 ちなみに、BWRRはすぐに上訴したが、その上訴審の判決がそろそろ出るとのことだ。注目したい。 ●マグレブの料金と発車頻度 また、日本の準備書より、ちょっとだけマシな点もある。それは、日本ではJR東海が『開業直前にならないと判らない』と明言を避けている、リニアの発車頻度や料金が打ち出されていることだ。 ![]() ![]() なるほど。確かに通勤時間帯には本数を増やし、それ以外は減らすは基本だな。私もこれまで、JR東海は何かの資料にあった『当初は1時間に5本』だけを信じていたが、それ以外もあるということだ。 また、なぜ、乗客数がBWRRの100分の1の予想が出たかというと、ずばり料金が高いからだ。在来線の10ドルの6倍の60ドルもする。つまり、20分早いだけの列車に6倍もの金を払うのは富裕層しかいない。これも正直に書いたなと思う。 じつは、ワシントンとボルチモアの間には、アメリカで唯一の高速鉄道がすでに走っている。その時間は35分。 市民団体は、在来線の高速化をやったほうがいいというが、理に合っている。 いずれにせよ、アメリカの準備書、そして、それに対する市民団体の意見、有識者の見解を英語で読んでいるといつもの3倍のエネルギーを使う。いい機会だと思ってしっかりと情報整理したい。 ![]() リニア新幹線が不可能な7つの理由 リニア中央新幹線をめぐって 超電導リニアの不都合な真実 ↓ ブログランキングへの応援クリックをお願いいたします。 ![]() ↓ 拍手もお願いいたします スポンサーサイト
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取材のカンパをお願いいたします
1都6県にまたがるリニア問題を一人で取材することは自分で選んだ道でありますが、それも多くの方から取材費カンパというご支援をいただいたからです。とはいえ、2022年末にその資金プールがついに底をつき、東京都や神奈川県以外の遠方への取材を控えざるを得なくなってしまいました。今一度、ご支援を賜りたくここにそのお願いをする次第です。ご支援者には、今年には発行予定のリニア単行本を謹呈させていただきます。私の銀行口座は「みずほ銀行・虎ノ門支店・普通口座・1502881」です。また100円からのご寄付が可能なhttps://ofuse.me/koara89/letter もご利用ください。私と面識のない方は、お礼をしたいので、ご支援の際に、できればお名前を連絡先を教えていただければ幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 樫田拝
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![]() 私が原発を止めた理由
3.11以後の原発裁判において、初めて運転差し止めを命じた判決を出した裁判長が、退官後の今、なぜあの判決を出したのか、なぜほかの裁判では住民は敗訴するのかを説明している。
超電導リニアの不都合な真実
リニア中央新幹線の問題点を『技術的』な側面から、極めて客観的に情報を分析しその発信に努め、リニアの実現性には課題ありと論じている。難しい専門用語を極力排し、読み易さにもこだわった良書。
リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」
リニア中央新幹線を巡る問題を語らせては、その理論に一部のすきも見せない橋山禮治郎氏の第2弾。このままでは,リニア計画とJR東海という会社は共倒れになることを、感情ではなく、豊富なデータを駆使して予測している。必読の書。
自爆営業
国会で問題にされても一向に改まらない郵便局の自爆営業。年賀状1万枚、かもめーる700枚、ふるさと小包便30個等々のノルマはほぼ達成不可能だから、ほとんどの職員が自腹で買い取る。昇進をちらつかせるパワハラや機能しない労組。いったい何がどうなっているのか?他業種の自腹買取も描いている。
取れる! ダニ取りマット
アキモトのパンの缶詰12缶セット
スペースシャトルの宇宙食にもなった。保存期間は3年。しっとりおいしい奇跡の缶詰。24缶セットもある。
共通番号の危険な使われ方
今年10月に全国民に通知され、来年1月から運用が始まるマイナンバーという名の国民背番号制度。その危険性を日本一解かり易く解説した書。著者の一人の白石孝さんは全国での講演と国会議員へのアドバイスと飛び回っている。
マグネシウム文明論
日本にも100%自給できるエネルギー源がある。海に溶けているマグネシウムだ。海水からローテクでマグネシウムを取り出し、リチウムイオン電池の10倍ももつマグネシウム電池を使えば、スマホは一か月もつし、電気自動車も1000キロ走る。公害を起こさないリサイクルシステムも矢部氏は考えている。脱原発派は必見だ。
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