昔のポジフィルム(といっても若い人には判らないかも)をデータ化しようと整理していたら、こんな写真が。

1999年。私がリニア取材を始めたとき、リニア山梨実験線の現地、のちの実験線の延伸区間には、こんな看板があった。なんだか、原発の被災地にあったあの看板に似ているような…。
でも、その実験線では、走行実験の工事開始以来、水枯れ、騒音、日照阻害、残土で谷を埋めることが起こったのは周知の事実。
看板の奥にあるのは、いずれ買収されてしまう桃畑だろうか。当時は、土地を売った人たちは「国家プロジェクト」だから売ったと語っていたが、山梨県やJR東海に話を聞くと、「いえ、そうは言っていない。国家『的』プロジェクトと説明して買収に当たりました」と説明。どちらにしても「民間プロジェクト」とは言っていなかったようだ。「騙された」と怒る住民も当時はいたものです。
リニア新幹線が不可能な7つの理由
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