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樫田秀樹

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●77デシベルの騒音が一日に数十回
 リニア中央新幹線は各地で準備工事が進んでいるが、本丸であるトンネル掘削はほとんど着手されていない。
 とはいえ、全長286Kmのうちの約7分の1は既に完成している。約43Kmの山梨リニア実験線だ。
 
 実験線で最も多くの人が訪れるのは、リニア見学センターだ。だがそこから東へ数キロ行ったところにある「車両基地」を見に行く人はほとんどいないし、ましてや、その前に10軒前後の集落があることを知る人も少ない。
 ここは割と新しい集落だ。

山梨県都留市リニア実験線 車両基地2←右が車両基地。左のログハウスが増井さんのご自宅。写真奥に見えるのが、実験線のトンネルで、車両基地ではルートにフードがかぶされている。ただし、フードの反対側では所々で開口している。

山梨県都留市リニア実験線 車両基地3←裏側から見ると、フードの片側半分には庇のような窓が開いている。ここから出る音が山にぶつかって圧力波として集落に届くのではと増井さんはみている。三角屋根が増井さんの自宅。

 愛染工房を営むSさんがやってきたのは1991年だが、Sさんが二番目の住民だった。
 そして、その近くでログハウスに住む増井さんが住み始めたのは2002年。

 Sさんが移住したころは、ちょうど実験線の工事が始まったころ。
 そして、増井さんが移住してきたときは、その工事は終わっていて、走行実験が始まっていたが、延伸工事が2008年から始まった。

 二人は同じ経験をする。

★実験線建設のための発破作業で毎日震度3程度の揺れに見舞われることだった。
 そして、工事が終わったら終わったで、今度は、走行実験による騒音問題に悩まされることになる。
 特に、騒音がひどくなったのが、昨年夏からだ。
 8月前後だが、実験車両がそれまでのL0型から、新型車両に変わってからひどくなったと増井さんは言う。
 騒音だけではない。リニアが通るたびに、風圧を受けるように、建物全体が振動する。増井さんはJR東海に再三再四「とにかく、一度、騒音と振動を計測に来てくれ」と訴えていた。



 ということで、JR東海が計測をすると約束した4月21日に増井さん宅を訪問。
 実際、増井さん宅でお話を伺っていると、リニアが走行するたびに、大きな音とともに座っている椅子からビリビリと振動が伝わってくる。
 この振動が厄介なのは、外ではあまり感じないが、建物の中に入ると、振動が建物の躯体を伝わるので家全体が、特に1階よりも2階が振動する。

 だが、この日、結論から言うと、測定は実現しなかった。

★まず、来訪したJR東海側の若い職員2名は、振動計を持参していなかった。
 増井さんは「なんで? 再三再四、振動も測ってと要請して、それをしてくれるということで今日来たんじゃないの」と疑問をぶつけても若い職員は「騒音は図ります。振動そのものは図れませんが、それと関連する周波数は検知することはできます」と説明。とりあえず、振動だけでも計測してもらうことになった。

210,421 都留市、リニア車両基地前、振動計を持参せず


★ところが、この二人、機器の設置にオタオタしている。マニュアルとにらめっこしている。どう見ても、初めてやる作業だ。確認すると、一人は「前に2,3回は…」、もう一人が「初めてです」。

★そして、その一人が、上司に電話して、て「マスコミの方がいるとは聞いていなかったので、今日はキャンセルとさせてください」。
 マスコミというよりは、フリージャーナリストが3人いただけなのだが、こちらが、「では撮影はしない。見るだけ」と言っても「今日は計測しません」と彼らも折れなかった。
 ただし、次回は振動計も持参してくることを約束したことで、増井さんは、それをのんだ。

 ただし、この日は、実験線の沿線各地で騒音測定をしている笛吹市の藤巻さんも市役所から借りてきた騒音計を持参していて、増井さん宅の外で計測すると、77デシベルを確認。これは相当にうるさい。
 今は7両編成だが、これが営業走行となると、16両編成になり、1時間に10本が通過することになる。
 改めて、実験線周りの騒音測定、そして水枯れの現状を再調査しようか…と思っている。

山梨県都留市リニア実験線 車両基地1

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