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Author:樫田秀樹 ブンブンエコライト
ブンブン回すだけで充電できる懐中電灯。たった97グラム!
電気不要・8年間カートリッジ交換不要の浄水器
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40種類の柄、15種類のカラーから自分好みに選べる、オリジナル フルジップパーカ
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手回し充電もソーラー充電もOK。部屋のインテリアにも。
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●住民有志が国交省に「反論書」を提出する。 9月8日。大田区の住民(田園調布も)が国土交通省に充てて「反論書」を提出した。 ![]() リニア計画が実現すると、田園調布などでは住宅地の真下をリニアが走行する。そのときにどんな「騒音」や「振動」があるのかはだれも予測できない。だが、事業者であるJR東海は「影響はない」として、住民の説明会開催要求には応じず、工事を断行しようとしている。 住民たちはJR東海の「大深度」使用について異議を唱えてきた。今回の行動もその一環。 以下、概要だけ箇条書きで。 ★リニア中央新幹線は田園調布の真下を大深度で通過する。 ★だが多くの住民はその事実を2018年まで知らなかった。 ★JR東海は住民説明会は開催していたが、その周知はJR東海のHP(誰も見ない)や区の広報誌に名刺サイズで掲載されただけで、多くの人が気づかなかった。 ★住民はJR東海に対して説明会の開催を要求。だがJR東海は「既に開催した」と取り合わなかった。 ★大深度とは、おおざっぱに言えば、 ①地下40メートル以深の地下空間、もしくは、 ②建築物の基礎杭の支持地盤上面から10メートル以深 のどちらか深い空間。 ★大深度法では、これだけ深い空間ならば「補償すべき損失が発生しない」から ▲土地所有者との事前交渉は不要 ▲土地所有者への補償も不要(例外あり)としている。 ★だが、40メートル以深とはいえ、『振動』や『騒音』などの被害がない保証はない。 事実、大深度で工事をしている地下高速道路「東京外郭環状道路」の真上に住む住民からは「住宅が揺れる」との連絡をもらっている。その投稿はこちら。 ★2018年10月。国交省はJR東海の大深度使用を許可。 ★2019年1月10日。「個人所有地の地下での無断のトンネル掘削は、憲法が定めた『財産権の侵害』に当たる」などとして、大田区など沿線住民約560人が、国交省に「大深度地下使用認可の取り消し」を求める「審査請求書」を提出。 ![]() ★国交省から、これら「審査請求書」への回答である「弁明書」が各審査請求書提出人に届いたのは、1年半近くも経った2020年6月1日。 ★弁明書は、「JR東海は大深度地下工事を進めるにあたり、大深度法に定める保全措置を守ると約束している。地表への工事の影響も大深度工事ゆえにほとんど考えられない。審査人は具体的な論拠もなく、感覚的に被害が起きることを述べている。大深度地下トンネルによる地価下落についても、価値の下落はその時の経済的事情によるものである」と、JR東海の主張と同じものだった。 ★弁明書に対する「反論書」の提出期限は9月15日。 ★9月8日午前10時。住民有志は「反論書」を国交省に提出。午後には記者会見が開催された。 ![]() ★「反論書」のなかでも、田園調布に住み、まさしくリニアルートの直上に住む朝倉正幸弁護士の「反論書」は、単に大深度使用に対する反論だけではなく、リニア計画そのものへの詳細な反論が描かれていた。 ![]() 反論書は長大なので、ここでは割愛。後日、その概略のみアップする。 ●裁判へ 記者会見のなかで注目したのが、住民が「止める手立てとして訴訟も検討中」と、裁判について言及したことだ。 記者会見のあと、住民の一人、三木一彦さんに話を聞くと ★今回、「反論書」を出したが、おそらく、国交省は「再弁明書」を出し、住民が「再反論書」を出すのでは、時間の浪費になる。 ★住民は「行政訴訟」で、国交省を相手取り、大深度使用許可の取り消しを求めていくことになる。 「裁判をする確率は50%以上。いや、ほぼやると思ってもらっていいです」 ★ただし、原告を集めるのもこれからの話。ただし弁護団は着々と準備しつつあるという。 これで裁判は4つになる。 ① 2016年5月に、738人の原告が提訴した「行政訴訟」。国交省にリニア計画の「事業認可取消し」を求めた。 ② 2019年5月に、山梨県南アルプス市の8人の住民が提訴した「リニア工事差し止め訴訟」。JR東海が被告。 ③ まもなく提訴するであろう静岡県民有志による「リニア工事差し止め訴訟」。JR東海が被告。 ④ そして大田区などの沿線住民による「行政訴訟」。国交省に「大深度使用許可取り消し」を求めるもの。 このほかに、リニアの各現場での取材。全部は追いきれないかもしれない。だがそれは、リニア計画に対峙する住民が徐々に増えていることを意味している。 そして、自分のことで言えば、今年いっぱいは、一人での取材で頑張るが、来年あたりから、強い熱意のある人とならば「チーム取材」を考える時期に来ているかと考えている。 ![]() リニア新幹線が不可能な7つの理由 ↓ ブログランキングへの応援クリックをお願いいたします。 ![]() ↓ 拍手もお願いいたします スポンサーサイト
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取材のカンパをお願いいたします
1都6県にまたがるリニア問題を一人で取材することは自分で選んだ道でありますが、それも多くの方から取材費カンパというご支援をいただいたからです。とはいえ、2022年末にその資金プールがついに底をつき、東京都や神奈川県以外の遠方への取材を控えざるを得なくなってしまいました。今一度、ご支援を賜りたくここにそのお願いをする次第です。ご支援者には、今年には発行予定のリニア単行本を謹呈させていただきます。私の銀行口座は「みずほ銀行・虎ノ門支店・普通口座・1502881」です。また100円からのご寄付が可能なhttps://ofuse.me/koara89/letter もご利用ください。私と面識のない方は、お礼をしたいので、ご支援の際に、できればお名前を連絡先を教えていただければ幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 樫田拝
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![]() 私が原発を止めた理由
3.11以後の原発裁判において、初めて運転差し止めを命じた判決を出した裁判長が、退官後の今、なぜあの判決を出したのか、なぜほかの裁判では住民は敗訴するのかを説明している。
超電導リニアの不都合な真実
リニア中央新幹線の問題点を『技術的』な側面から、極めて客観的に情報を分析しその発信に努め、リニアの実現性には課題ありと論じている。難しい専門用語を極力排し、読み易さにもこだわった良書。
リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」
リニア中央新幹線を巡る問題を語らせては、その理論に一部のすきも見せない橋山禮治郎氏の第2弾。このままでは,リニア計画とJR東海という会社は共倒れになることを、感情ではなく、豊富なデータを駆使して予測している。必読の書。
自爆営業
国会で問題にされても一向に改まらない郵便局の自爆営業。年賀状1万枚、かもめーる700枚、ふるさと小包便30個等々のノルマはほぼ達成不可能だから、ほとんどの職員が自腹で買い取る。昇進をちらつかせるパワハラや機能しない労組。いったい何がどうなっているのか?他業種の自腹買取も描いている。
取れる! ダニ取りマット
アキモトのパンの缶詰12缶セット
スペースシャトルの宇宙食にもなった。保存期間は3年。しっとりおいしい奇跡の缶詰。24缶セットもある。
共通番号の危険な使われ方
今年10月に全国民に通知され、来年1月から運用が始まるマイナンバーという名の国民背番号制度。その危険性を日本一解かり易く解説した書。著者の一人の白石孝さんは全国での講演と国会議員へのアドバイスと飛び回っている。
マグネシウム文明論
日本にも100%自給できるエネルギー源がある。海に溶けているマグネシウムだ。海水からローテクでマグネシウムを取り出し、リチウムイオン電池の10倍ももつマグネシウム電池を使えば、スマホは一か月もつし、電気自動車も1000キロ走る。公害を起こさないリサイクルシステムも矢部氏は考えている。脱原発派は必見だ。
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