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Author:樫田秀樹 ブンブンエコライト
ブンブン回すだけで充電できる懐中電灯。たった97グラム!
電気不要・8年間カートリッジ交換不要の浄水器
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40種類の柄、15種類のカラーから自分好みに選べる、オリジナル フルジップパーカ
バケツ洗濯機KJ-950
これは便利!雑巾や軍手、スニーカーなどがきれいに!
携帯用洗面器
旅行に便利。空気で膨らむ洗面器。
電球型ポケットライト
財布や名刺入れにも入る薄型ライト。厚さ3ミリ
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手回し充電もソーラー充電もOK。部屋のインテリアにも。
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あつあつ加熱パック
火を使わずに食材を98℃まで加熱。災害時には暖かいものを食べたいですね。
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2019年07月
●いったい何が起こっているんだ。わずか2週間の仮放免 茨城県牛久市の「東日本入国管理センター」(法務省・出入国在留管理庁の収容施設の一つ)には今、難民認定申請が不許可となった人たちを中心に約300人が収容されているが、5月から一個人が自発的にハンストを開始して、それがあれよあれよと増えて、気づけば今、約100人が、ポーズではなく、死を賭したハンストに入っている。 じつは私も6月にここを訪れ、ハンストをしている一人と面会取材はした。 ただ、今回のハンストへの私の捉え方は甘かった。 ハンストは今回が初めてではない。毎年誰かがやっている。そして数週間後には体力の限界と同時にハンストは終わるが、その結果、管理センターが彼らの望む「仮放免」(一時的に収容を解く措置)をすることもなかった。 つまり、管理センターには「どうせハンストが終われば、また普段の生活に戻る」との読みがある(実際、職員からその言葉を私は聞いている)。 もっとはっきり言えば、被収容者も、「死を賭けた」ハンストに臨む人は多数派ではなかった。。 だから、私も今回はまた数週間後には終わるだろう・・と思っていた。 ところが今回のハンストは異常だ。 以下、被収容者への面会活動を続ける市民団体「牛久入管収容所問題を考える会」(牛久の会)の情報を基に、今回のハンストの経緯を紹介する。 ●経緯 ★5月10日 イラン人シャーラムさんがハンスト開始。 だが1 週間後に倒れ、医務室脇・静養室で静養することになる。 それを見た同じイラン人たちが次々とハンストを開始。全員が 2 年以上の長期収容者。 (現在の収容所の最大問題が長期収容。刑務所ならば刑に応じていつ出所できるかがわかるが、難民認定申請をしただけの人たちに対しては、実質、無期限拘束をしているからだ) 5月、イラン人ハンスト者は4人に。 ★6 月中旬 ハンスト者が次々体調不良になり静養室へ。 その静養室のベッドも一杯になり、新たに ブロック6Bとブロック6Aという通常は使われていない居住区間の居室をハ ンスト者用にあてがう。 そのうち、スリランカ人も 1 人、そして自殺未遂のクルド人が懲罰房に入れられたが、その人もハンストに入る。 (私が面会取材したのはこのクルド人) そしてこの頃から、ハンスト者にぽつりぽつりと仮放免が許可されるようになる。 ★7月3日 ハンスト者は23人に。 同時にハンスト者への仮放免も続く。 一つの背景として、以下の事実がある。 ◆6 月 24 日 長崎県の大村収容所でナイジェリア人のサニーさんがハンストの末、死亡したと伝えられた。 サニーさんは、じつに3 年7 ヶ月も長期収容され、今年 3 月から 水もほとんど摂らないハンストを2か月間も続け ていた。その行動が問われたのか、単独房に隔離収容されていた。 ◆7 月 2 日 山下法相の閣議後会見 「健康上の問題などで速やかな送還のめどが立たない場合には、人道上の観点から仮放免制度を弾力的に運用する」 と説明した。 ★7 月 4 日 クルド人ユージェルさんが仮放免された。 ただし、長いハンストの影響で「拒食症」になってしまい、「水も食べ物も食べたいけれど食べられない。摂ろうとすると吐いてしまう」。 彼を6月26日に診断した収容所外の病院医師は「このままでは死んでしまう! 内臓の問題ではなく心の問題」と断言 した。 ユージェルさんは難民認定申請者。牛久に2年半収容され、仮放免時には体重が 30 キロも減った。この30キロのうち20キロがハンストの 70 日間での減少だった。 ★7 月 9 日 ブロック6 Bに収容されていたイラン人 4 名が仮放免。うち一人が、最初のハンスト者のシャーラムさん。 仮放面の条件として、「ハンスト中止」、「血液検査を受ける」こと。 ところが! 4人に与えられた仮放免の期間はわずか2週間。 果たして2週間後、どうなるのかと関係者を不安にさせた。 ★7 月 12 日 イラン人 2 名が仮放免。 うち一人は、羽田空港での入国時に「上陸拒否」となり、そのまま牛久に移送された。 そのまま2年間収容されていた。 つまり、今回の仮放免で彼は初めて日本の土を踏んだのだ。 ★7月23日 6 名の仮放免。 イラン人、クルド人、スリランカ人など。 この動きに合わせ、以後、毎日のようにハンスト者が増え続けている。 それが今、100人もの規模に膨れ上がっている。 ●●しかし! 2週間後に「再収用」だって!? 7月22日。 驚くべきニュースが入ってきた。 7月9日に仮放免されたシャーラムさんとマジットさんが、「2種間」の仮放免を更新しようと、東京出入国在留管理庁(東京入管)に赴いたところ、「不許可」の裁定を出され、そのままバスに乗せられ、牛久に直行したという。 伝え聞く話では入管職員は「ハンストをして仮放免されても、すぐに戻される」と言っていたようだ。つまりもともとそのつもりの仮放免だったのか? 本日15時から、牛久の会がつくば市で緊急記者会見を開催。 じつは、本日を逃せば、他の原稿執筆に大きな遅れが出るので、迷ったが、やはり行こう。 とんでもないことが進行しているかもしれない。 また近いうちに牛久にも行かねば。 ↓ ブログランキングへの応援クリックをお願いいたします。 ![]() ↓ 拍手もお願いいたします スポンサーサイト
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取材のカンパをお願いいたします
1都6県にまたがるリニア問題を一人で取材することは自分で選んだ道でありますが、それも多くの方から取材費カンパというご支援をいただいたからです。とはいえ、2022年末にその資金プールがついに底をつき、東京都や神奈川県以外の遠方への取材を控えざるを得なくなってしまいました。今一度、ご支援を賜りたくここにそのお願いをする次第です。ご支援者には、今年には発行予定のリニア単行本を謹呈させていただきます。私の銀行口座は「みずほ銀行・虎ノ門支店・普通口座・1502881」です。また100円からのご寄付が可能なhttps://ofuse.me/koara89/letter もご利用ください。私と面識のない方は、お礼をしたいので、ご支援の際に、できればお名前を連絡先を教えていただければ幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 樫田拝
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![]() 私が原発を止めた理由
3.11以後の原発裁判において、初めて運転差し止めを命じた判決を出した裁判長が、退官後の今、なぜあの判決を出したのか、なぜほかの裁判では住民は敗訴するのかを説明している。
超電導リニアの不都合な真実
リニア中央新幹線の問題点を『技術的』な側面から、極めて客観的に情報を分析しその発信に努め、リニアの実現性には課題ありと論じている。難しい専門用語を極力排し、読み易さにもこだわった良書。
リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」
リニア中央新幹線を巡る問題を語らせては、その理論に一部のすきも見せない橋山禮治郎氏の第2弾。このままでは,リニア計画とJR東海という会社は共倒れになることを、感情ではなく、豊富なデータを駆使して予測している。必読の書。
自爆営業
国会で問題にされても一向に改まらない郵便局の自爆営業。年賀状1万枚、かもめーる700枚、ふるさと小包便30個等々のノルマはほぼ達成不可能だから、ほとんどの職員が自腹で買い取る。昇進をちらつかせるパワハラや機能しない労組。いったい何がどうなっているのか?他業種の自腹買取も描いている。
取れる! ダニ取りマット
アキモトのパンの缶詰12缶セット
スペースシャトルの宇宙食にもなった。保存期間は3年。しっとりおいしい奇跡の缶詰。24缶セットもある。
共通番号の危険な使われ方
今年10月に全国民に通知され、来年1月から運用が始まるマイナンバーという名の国民背番号制度。その危険性を日本一解かり易く解説した書。著者の一人の白石孝さんは全国での講演と国会議員へのアドバイスと飛び回っている。
マグネシウム文明論
日本にも100%自給できるエネルギー源がある。海に溶けているマグネシウムだ。海水からローテクでマグネシウムを取り出し、リチウムイオン電池の10倍ももつマグネシウム電池を使えば、スマホは一か月もつし、電気自動車も1000キロ走る。公害を起こさないリサイクルシステムも矢部氏は考えている。脱原発派は必見だ。
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