●出所者を積極的に採用する 本日、社員を大切にする会社のシリーズとして、大阪に本社のある「千房」(お好み焼き)についての記事を週刊プレイボーイの電子記事で掲載しました。
ここも以前取り上げた「北洋建設」同様、刑務所などの出所者を積極的に採用する会社。
購読はこちらからどうぞ。 約10年前、受刑者を初めて受け入れる前、役員会議では「そんな人たちを雇ったらお客が来なくなる」「いや、あの千房が受刑者を採用したことで受刑者の偏見が減る」などの意見が出たが、最後にまとめたのが社長の一言だった。「
すべての責任は私が取る!」。
社長は幹部社員にこう言ったのだ。
「これは企業にとって得か損かではなく、善か悪かで考えたらどうや? 言うまでもなく善やろ。だったら、やろう。ここにいる幹部のキミたちはどうやってここまでになれたと思う?
どんなに能力があったからて、誰かの引き立てがなければ人は輝かへん。経営も教育もマラソンではなく駅伝や。自分がしてもらったことを次にバトンタッチしてあげたいと思わないか? 過去は変えられなくても、未来と自分は変えられる」
自身も中卒でありながら、いろいろな人に助けられてきて、千房を興し、会社を大きくしてきたその経験から出る言葉は重い。今回は前編。後編は来週です。
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