プロフィール
Author:樫田秀樹 ブンブンエコライト
ブンブン回すだけで充電できる懐中電灯。たった97グラム!
電気不要・8年間カートリッジ交換不要の浄水器
カウンター
メールフォーム
最新記事
カレンダー
最新トラックバック
月別アーカイブ
最新コメント
全記事表示リンク
この記事にリンクを貼る
40種類の柄、15種類のカラーから自分好みに選べる、オリジナル フルジップパーカ
バケツ洗濯機KJ-950
これは便利!雑巾や軍手、スニーカーなどがきれいに!
携帯用洗面器
旅行に便利。空気で膨らむ洗面器。
電球型ポケットライト
財布や名刺入れにも入る薄型ライト。厚さ3ミリ
LEDダイナモランタン
手回し充電もソーラー充電もOK。部屋のインテリアにも。
LEDキャンドル
LEDだけど炎がゆらぐ。癒される。息の吹きかけでオン・オフができる。
タタメットズキン
サイズ調整できる折り畳み防災ヘルメット+ずきん。落下物にも炎にも強い!
パッカブルブーツ
折り畳める長靴。色も選べます
アンチボトル
折り畳めるウォーターバッグ。500mlなので、何度でも使えるペットボトルとして重宝する。色は7色。
浄水機能ペットボトル
カーボン製フィルターが水道水をおいしい水に変える。385ml。色は3色。
あつあつ加熱パック
火を使わずに食材を98℃まで加熱。災害時には暖かいものを食べたいですね。
|
●細胞シート治療!
本日のテレビで、大阪大病院が、重い心臓病の女の子に対し、ふくらはぎから筋肉のもとになる細胞を採取してシート状に培養し、心臓に移植して機能改善させる手術に成功したとのニュースを見ました。 私は、細胞シートのことを昨年2月に取材していて、そのとき、これは「もしかしたらノーベル賞ものではないのか」と個人的に思ったものです。 ●週刊誌に書いた記事 その時に書いた記事(週刊SPA)を以下、公開します。 先端生命医科学研究所(東京都)は今、「細胞シート」という革新的な再生医療の研究を行なっている。細胞シートとは、自分の体の細胞を培養し、直径数センチ、厚さ0.1ミリ以下の薄いシート状のパッチを患部に貼って、患部の再生を手助けする技術だ。 ![]() ← 細胞シート 臨床研究では既に、従来は心臓移植でしか治らなかった「拡張型心筋症」の男性の心臓に細胞シートを貼ったところ、3ヵ月後には健康な心筋を取り戻している。他にも角膜の再生、食道がん切除後の食道組織の再生にも成功している。自身の細胞を使うため拒絶反応はゼロ。21世紀半ばには、臓器再生も可能になると目されている。 これをいよいよ治験をやろうかというときに関係者が考えたのが「この技術を国がいったいいつ承認するか」ということだった。研究所の大和雅之教授はこう振り返る。 「医薬品医療機器総合機構(PMDA)という独立行政法人が新薬の承認を行なうのですが、外国で既に使われている薬や機械なら、実績があるということで、承認は遅いですがゆるゆると進みます。それでも世界の医薬品売り上げランキングトップ100で日本で承認されないのはまだ40もあるという嘆かわしい状況です。ところが国産となると、前例がないだけにさらに厳しい。たとえば、ある会社のバイオ皮膚は治験だけで10年、別会社の膝関節軟骨だって治験に5年もかかりました。治験の前に、膨大な資料を提出するだけでも膨大な時間と金がかかる。多くの医療ベンチャーが潰れたのはこれが原因です。なかには『塩漬け』のままほっとかれる新薬もあります。ところが、海外では『クロック』と呼びますが、いついつまでに認証の可否を出すとの制度があるんです。それがない日本はダラダラと治験が続きます」 幸いだったのが、そんなときにフランスのリヨン市から「あなた方の医療は『人類の宝』。是非、リヨンで治験をして欲しい」との声がけがあったのだ。治験前の事前調査だって、論文を見ただけ。二〇〇七年、すぐにリヨンで角膜への治験が始まった。多くの患者が治験に協力してくれたお陰でデータが揃い、早ければ今年度中には、フランスで細胞シート工場の建設が始まり、一般病院での細胞シート治療が始まるかもしれないという。早い。 「フランスでやる利点はまだあって、再生医療はEUとして審査されるから、承認されたらEUで一気に利用されることです。私たちはこれをアメリカでもやりたい。それから日本です」 前述の理由で、海外での実績があれば日本国内の承認は得られやすいからだ。 また、先端生命医科学研究所は、東京女子医科大学の医学と早稲田大学の工学とが連携しての運営という、大学と異分野の垣根を越えた先駆的な事例なのだが、「じつは医工の連携は欧米では当たり前。日本がそうではなかった」(大和教授) 「僕は、医療は産業として栄えるべきだと思います。今、日本で使われる薬や医療機器はほとんどが高い輸入モノですよ。つまり患者さんへの経済的負担になっている。日本は技術は世界トップ。人材も優秀。なのに国産の薬も医療機器が少ないという奇妙な状態にある。かつて、世界の薬の25%を作っていた日本が今ではたったの9%。心臓ペースメーカーだって国産はゼロ。最近、中国が独自のペースメーカーを作ってしまった。そのうち、それを日本人が使うということも出てきます」 原因の一つが、国の認証制度に加え、医学をやる人は工学を知らず、工学をやる人は医学を知らないからだ。「頭脳の連携」が存在しない。これで、日本は今世界に置いていかれている。 「頭脳はどこに向かうのか」(日本経済新聞出版社)にも以下のことが書かれている(要約)。 アメリカでは、性別や年齢に関係なく、ときには専門の壁を取り払い、研究者が活発に議論を重ねアイデアを生み出す。これに対し、日本では、若者の自立的研究や自由な議論ができにくい年功序列、同じ大学出身者で構成されるため、豊かな発想や新しい着眼点が得られないという研究室の閉鎖性や多様性の欠如など構造的問題が指摘されている。 大和教授は、医工が連携して医療の産業化を図ることで、安価な国産医薬品が提供でき、日本の経済活性にも寄与するはずと主張する。 「日本の工場オートメーションは世界一ですよ。これを使わない手はない。僕たちは、その技術を利用してこれから細胞シートの製造の全自動装置を日本で作ります」
↓ ブログランキングへの応援クリックお願いいたします。 ![]() ![]() ↓ 拍手もお願いいたします スポンサーサイト
|
取材のカンパをお願いいたします
1都6県にまたがるリニア問題を一人で取材することは自分で選んだ道でありますが、それも多くの方から取材費カンパというご支援をいただいたからです。とはいえ、2022年末にその資金プールがついに底をつき、東京都や神奈川県以外の遠方への取材を控えざるを得なくなってしまいました。今一度、ご支援を賜りたくここにそのお願いをする次第です。ご支援者には、今年には発行予定のリニア単行本を謹呈させていただきます。私の銀行口座は「みずほ銀行・虎ノ門支店・普通口座・1502881」です。また100円からのご寄付が可能なhttps://ofuse.me/koara89/letter もご利用ください。私と面識のない方は、お礼をしたいので、ご支援の際に、できればお名前を連絡先を教えていただければ幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 樫田拝
リンク
検索フォーム
カテゴリ
ブロとも申請フォーム
QRコード
![]() 私が原発を止めた理由
3.11以後の原発裁判において、初めて運転差し止めを命じた判決を出した裁判長が、退官後の今、なぜあの判決を出したのか、なぜほかの裁判では住民は敗訴するのかを説明している。
超電導リニアの不都合な真実
リニア中央新幹線の問題点を『技術的』な側面から、極めて客観的に情報を分析しその発信に努め、リニアの実現性には課題ありと論じている。難しい専門用語を極力排し、読み易さにもこだわった良書。
リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」
リニア中央新幹線を巡る問題を語らせては、その理論に一部のすきも見せない橋山禮治郎氏の第2弾。このままでは,リニア計画とJR東海という会社は共倒れになることを、感情ではなく、豊富なデータを駆使して予測している。必読の書。
自爆営業
国会で問題にされても一向に改まらない郵便局の自爆営業。年賀状1万枚、かもめーる700枚、ふるさと小包便30個等々のノルマはほぼ達成不可能だから、ほとんどの職員が自腹で買い取る。昇進をちらつかせるパワハラや機能しない労組。いったい何がどうなっているのか?他業種の自腹買取も描いている。
取れる! ダニ取りマット
アキモトのパンの缶詰12缶セット
スペースシャトルの宇宙食にもなった。保存期間は3年。しっとりおいしい奇跡の缶詰。24缶セットもある。
共通番号の危険な使われ方
今年10月に全国民に通知され、来年1月から運用が始まるマイナンバーという名の国民背番号制度。その危険性を日本一解かり易く解説した書。著者の一人の白石孝さんは全国での講演と国会議員へのアドバイスと飛び回っている。
マグネシウム文明論
日本にも100%自給できるエネルギー源がある。海に溶けているマグネシウムだ。海水からローテクでマグネシウムを取り出し、リチウムイオン電池の10倍ももつマグネシウム電池を使えば、スマホは一か月もつし、電気自動車も1000キロ走る。公害を起こさないリサイクルシステムも矢部氏は考えている。脱原発派は必見だ。
|