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Author:樫田秀樹 ブンブンエコライト
ブンブン回すだけで充電できる懐中電灯。たった97グラム!
電気不要・8年間カートリッジ交換不要の浄水器
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40種類の柄、15種類のカラーから自分好みに選べる、オリジナル フルジップパーカ
バケツ洗濯機KJ-950
これは便利!雑巾や軍手、スニーカーなどがきれいに!
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旅行に便利。空気で膨らむ洗面器。
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財布や名刺入れにも入る薄型ライト。厚さ3ミリ
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火を使わずに食材を98℃まで加熱。災害時には暖かいものを食べたいですね。
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●東海村初の反原発議員
2月26日、茨城県の東海村にある「東海第二原発」の周りに、その廃炉を求める人間の鎖ができました。鎖を作ったのは約700人。 東海村には、日本で初めてウラン採掘(鳥取県の人形峠)を行った日本原子力研究開発機構(採掘当時は原子燃料公社)の本部があり、また、日本で初めての原発である「東海原発」が稼動したという、日本の原子力発祥の地です。 また、ここは、1999年のJCO事故で2人の作業員が亡くなり、周辺住民667人が被曝したという土地でもあります。 「東海原発」を運営しているのは日本原子力発電㈱(原電)ですが、この「東海原発」は現在、廃炉に向けての解体中です。 そして、冒頭の「東海第二原発」も同社による運営ですが、ここは今、定期点検中で8月には再稼動の予定。それをさせまじとしたのが人間の鎖行動と、それに伴った署名活動です。 ●相沢一正議員 ![]() 人間の輪の実行委員長を務めたのは、東海村村会議員の相沢一正議員。 相沢さんは、東海村で、初めて「反原発」を打ち出して地方議員に当選した人です。日本の中でも反原発を掲げて選挙戦を闘った初期の方だと思います。 相沢さんは元々、「東海第2原発」の設置を阻止しようと、1973年10月に「東海第二原発設置差し止め訴訟」を起こした原告団の代表だった人。当時、若干31歳の若さでした。 今、3月11日といえば昨年の大地震と津波が思い起こされますが、1997年の同じ日、相沢さんたちには衝撃的な事件がありました。 東海村の動力炉・核燃料開発事業団(動燃。今の日本原子力研究開発機構の前々身)の再処理施設内のアスファルト固化処理施設で火災が発生し、それが爆発事故に至ったのです。 低レベル放射能とアスファルトを詰めたドラム缶が燃え、不十分な消火のため、放射能漏れが始まり(動燃側は「放射能漏れはない」と発表)、アスファルトから発生した可燃性ガスが部屋に充満しての爆発でした。爆発は、鉄のハッチや扉を吹き飛ばし、同時に、多量の放射能を外部へと放出したのです。 この2年前の1995年は福井県の「もんじゅ」でナトリウム漏れでの火災事故。 そして、97年が東海村の火災事故。 そして、99年が東海村でのJCO事故と、4年の間に3度の大事故が起きたのです。 ●反原発議員へ 「市民運動だけではなく、誰かが議員にならなければ核に支配される町になる」 こう思った仲間たちで白羽の矢が立ったが相沢さんが当選したのはJCO事故翌年の2000年のこと。 地盤なし、金なし、人脈もなしで闘った結果、811票(8位)を得たのです。 2004年には落選するものの、JCO事故被害者の健康被害裁判を支え、原子力に頼らない村の未来を模索するために、菜の花プロジェクト(休耕田に菜の花を植え、菜種油を学校給食で使い、廃食油で作ったバイオディーゼルでゴミ収集車や公営バスを走らせる)にも取り組むなどの活動が評価され、2008年の村議選では、定員20名中16位、699票を獲得。 今年の村議選では、1040票と大きく得票を増やし、4位で当選。 昨年、相沢さんを取材したときにもいろいろと関心深い話を伺うことができました。 まず、昨年3月11日のあの大地震と津波で「東海第2原発」もあわや福島第一原発と同じ道を辿るところだったということ。 この原発もあの日、冷温停止し、外部電源が喪失。非常用電源は3基あったが、炉心につながる2基のうち1基がダウンして、片肺運転を62時間40分続けました。幸いにも、外部電源が復旧し事なきを得たのです。 「もしあのとき、海が満潮だったら、津波は東海第2発電所も襲い、福島第一原発のようなことが起きていた」 と相沢さんは推測します。 このような経緯を持っている相沢さんにとって、東海第2原発の廃炉を訴えるのは当然の行動でした。 ●「事故が起きた。それがすべてです」 現在、野田政権を初め、電力業界も再び原発稼動に舵を切ろうとしていますが、相沢さんが原発廃炉を訴える理由は極めて明快です。 「あれだけ事故が起きないと言っていた原発です。それがこれだけの大事故が起こった。それがすべてです」 もう、これ以上の理屈を並べるなと言うことです。 もちろん、今すぐ廃炉にした場合、ある程度の失業者が出ることや、会社の収益確保が難しくなることなどから、原電もすぐには「廃炉にします」との答えは出さないことでしょう。 国や自治体がやるべきことは、廃炉をするならするで、現在、原電やその下請けなどで働いている方たちの生活保障を確約しながら、またその施策を構築しながら、廃炉や解体を計画的に実行することで十分な失業対策を講じることです。 ●脱原発議員 ところで今、脱原発地方議員は全国にどれくらいいるのでしょう? 詳しくは分かりませんが、以下の組織が2011年5月22日に立ち上がっています。 「反原発自治体議員・市民連盟」 この共同代表の一人が相沢議員でもあるのですが、これは3.11があったから結成されたのではなく、それ以前から設立準備を進めてきました。その準備中に原発爆発があったのです。 昨年1月末時点での呼びかけ人(肩書きはすべて当時)は 相沢一正・東海村議会議員、長南博邦・野田市議会議員、佐野慶子・静岡市議会議員、白鳥良香・元静岡県議会議員、高橋新一・柏崎市議会議員、中村まさ子・江東区議会議員、福士敬子・東京都議会議員、布施哲也・清瀬市議会議員、松谷 清・静岡県議会議員。 以後、新城せつ子・東京都杉並区議員、市来とも子(同)、長南博邦・野田市議員、嶋崎英治・三鷹市議員、山城保男・横須賀市議員、大沢ゆたか・立川市議会議員、 などもいるようです。 また、2011年4月の地方選挙で、原発を争点に原発の本拠地で当選したのは以下の方々がいます。 ★静岡県三島市の古長谷みのる議員(40歳) 2011年4月25日 初当選。トップ当選。 衆議院議員・細野豪志氏(民主党)の元・公設秘書。その時に浜岡原発にかかわり、事実を伝えたいと退職。2004年4月「原発震災を防ぐ全国署名連絡会」の立ち上げに参画し事務局長に就任。 ★石川県志賀町の堂下健一議員(56) 2011年4月25日 当選2回目。トップ当選。 志賀原発2号機運転差し止め訴訟の元原告団長。07年に落選するが、11年では、落選時の573票の倍の1128票を得る。 ★鹿児島県薩摩川内市の遠嶋春日児(はるひこ)議員(56) 2011年4月、九州電力川内原発の「増設中止」を訴え、初出馬、初当選。 ★新潟県刈羽村でも、地元の反原発団体から2人が当選。柏崎市の市議選でも、反原発団体からの現職3人が再選。 ちなみに、「反原発自治体議員・市民連盟」は一般個人でも年回避1000円で入会できます。 テレビや新聞の原発報道は、東京新聞を除けば、徐々にトーンが下がっていますが、当分は草の根の運動はさらにつながりを強くし、多様になっていくはずです。 ↓ ブログランキングへの応援クリックお願いいたします。 ![]() ![]() スポンサーサイト
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取材のカンパをお願いいたします
1都6県にまたがるリニア問題を一人で取材することは自分で選んだ道でありますが、それも多くの方から取材費カンパというご支援をいただいたからです。とはいえ、2022年末にその資金プールがついに底をつき、東京都や神奈川県以外の遠方への取材を控えざるを得なくなってしまいました。今一度、ご支援を賜りたくここにそのお願いをする次第です。ご支援者には、今年には発行予定のリニア単行本を謹呈させていただきます。私の銀行口座は「みずほ銀行・虎ノ門支店・普通口座・1502881」です。また100円からのご寄付が可能なhttps://ofuse.me/koara89/letter もご利用ください。私と面識のない方は、お礼をしたいので、ご支援の際に、できればお名前を連絡先を教えていただければ幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 樫田拝
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![]() 私が原発を止めた理由
3.11以後の原発裁判において、初めて運転差し止めを命じた判決を出した裁判長が、退官後の今、なぜあの判決を出したのか、なぜほかの裁判では住民は敗訴するのかを説明している。
超電導リニアの不都合な真実
リニア中央新幹線の問題点を『技術的』な側面から、極めて客観的に情報を分析しその発信に努め、リニアの実現性には課題ありと論じている。難しい専門用語を極力排し、読み易さにもこだわった良書。
リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」
リニア中央新幹線を巡る問題を語らせては、その理論に一部のすきも見せない橋山禮治郎氏の第2弾。このままでは,リニア計画とJR東海という会社は共倒れになることを、感情ではなく、豊富なデータを駆使して予測している。必読の書。
自爆営業
国会で問題にされても一向に改まらない郵便局の自爆営業。年賀状1万枚、かもめーる700枚、ふるさと小包便30個等々のノルマはほぼ達成不可能だから、ほとんどの職員が自腹で買い取る。昇進をちらつかせるパワハラや機能しない労組。いったい何がどうなっているのか?他業種の自腹買取も描いている。
取れる! ダニ取りマット
アキモトのパンの缶詰12缶セット
スペースシャトルの宇宙食にもなった。保存期間は3年。しっとりおいしい奇跡の缶詰。24缶セットもある。
共通番号の危険な使われ方
今年10月に全国民に通知され、来年1月から運用が始まるマイナンバーという名の国民背番号制度。その危険性を日本一解かり易く解説した書。著者の一人の白石孝さんは全国での講演と国会議員へのアドバイスと飛び回っている。
マグネシウム文明論
日本にも100%自給できるエネルギー源がある。海に溶けているマグネシウムだ。海水からローテクでマグネシウムを取り出し、リチウムイオン電池の10倍ももつマグネシウム電池を使えば、スマホは一か月もつし、電気自動車も1000キロ走る。公害を起こさないリサイクルシステムも矢部氏は考えている。脱原発派は必見だ。
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