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Author:樫田秀樹 ブンブンエコライト
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福島原発
●満員御礼 映画「原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち」の初日は96席が満席。さいさきのいいスタートだ。 ![]() 上映後のミニトークイベントでは、小原浩靖監督、原発を止めた樋口英明元裁判長、原発をとめる農家の近藤恵さん、そして映画のプロデューサーでありいくつもの反原発裁判を手掛ける河合弘之弁護士が登壇。 ![]() 小原監督は、河合弁護士から樋口さんについての映画つくりの提案を受けたが、「樋口さんだけなら訴求力は弱い。そこで考え抜いて、営農型再生可能エネルギーを取り上げようと決めた」。その農家の近藤さんは当初、映画に登場するかを迷ったという。だが、ある有機農業関連のイベントで樋口さんの話を聞いた時、その最後の言葉に震えたという。 「ここに来る方々は脱原発。でも脱原発は脱原発でない人たちにも広めなければならない。ご自分でできることをやってください。それが知ってしまった者の責任です」 この言葉を聞いてしまった以上は、自分も訴える側に立とうと決めたのだと。 小原監督にしても、当初は、原発村からの圧力を避けるために「拝風太郎」という監督名でいこうと考えていたが、誰もが原発と真正面から向き合う姿に、実名で勝負しようと決めたという。 映画に出てくる人は誰もがかっこいい。 ![]() で、映画の感想を客にきくと ★「難しいと思っていた原発のシステムをわかりやすく伝えてくれた」 ★「農家の人が明るくてかっこいい」 ★「原発映画と言えば、どうしても、トーンが暗くなり、科学技術解説になりがちだが、この映画にはそれがない。どんな素人でも原発は危ないと理解できるし、再生可能エネルギーの普及の必要性も理解できる」 ★「若い人にこの映画を勧めたい」 小原監督はこう訴えた。 「いわゆる脱原発に力を入れる人だけではなく、キャピキャピした人たちにこそ見てほしい」。 その通りだと思う。 私が原発を止めた理由 ←3.11以後、初めて原発運転禁止命令を出した樋口元裁判長による、誰にも分る原発の脆弱さを明示した名著。 ↓ ブログランキングへの応援クリックをお願いいたします。 ![]() ↓ 拍手もお願いいたします スポンサーサイト
●「裁判官、ご安心ください!」 10月7日。東京地裁で「宗教者核燃裁判」の第3回口頭弁論が開催された。 これは、青森県六ケ所村の核燃サイクル施設(再処理工場)の事業廃止を求めるため、全国の宗教者239名(仏教105名、キリスト教124名、神道1名、新宗教2名、無所属7名)が起こした裁判。 ![]() 今回意見陳述をした池住義憲さん(クリスチャン)の意見陳述書はこちらを見てほしい。 ![]() 今回、書き留めるのは、弁護団長の河合弘之弁護士の法廷での主張だ。 河合弁護士は、被告や傍聴席にではなく、3人の裁判官に的を絞り「裁判官、ご安心ください!」と訴えた。 以前も伝えたが、本裁判は「樋口理論」で闘う。 樋口理論とは、2014年5月21日に、「大飯原発3号機・4号機の運転差し止め」判決を出した樋口英明裁判長(当時)がその判決を 導くに至った理論だ。じつに簡単。中学生でも判る。 ●樋口理論とは 樋口理論の流れは以下の通り。 ★原発には高い安全性が求められる。 ★地震大国日本で、その安全性を担保するのは原発に高度の耐震性があること。 ★原発の基準地震動(原発施設に被害を及ぼす恐れがある揺れ)はほとんどの施設で700ガル以下。だが実査に日本で起きる地震は、この20年間で700ガル以上が30回ある(1000ガル以上も17回)。つまり、ありふれた地震でも原発は危ない。 ★原発は止めるしかない。 ![]() 河合弁護士は、3人の裁判官にこう述べた。 「六ケ所村の施設も基準地震動は700ガルと耐震性は低い。私たちの争点はそれだけです。これまでの原発訴訟では、法廷が『高度な科学技術論争』の場に発展したが、裁判官はそれを判定しなければなりません。裁判官には三重苦があります。 ① 文系であること(科学技術論争の理解に時間がかかる)。 ② 3年で転勤すること。 ③ 超多忙であること。1人が200件もの案件を担当する。 原発訴訟もワンノブゼム(その他大勢の一つ)に過ぎないのに、それだけで1000号証も2000号証も資料が積み重なると、裁判官には『いい迷惑』です。『やれやれ』と思っていることでしょう。そういう愚を重ねてはダメです。 本件では、被告の日本原燃が難しい科学論争を仕掛けてきても、相手にしません。『原告の争点と関係ないから』と反論もしません』 そしてこう締めた。 「裁判官、ご安心ください」 すると、裁判長はこう言った。 「私たち、『やれやれ』なんて思っていませんから」 傍聴席から軽い笑いが漏れる。これは本音か、ポーズか。なんとも判らないところだ。 ところで気になるのは裁判の長さだ。 樋口判決では、提訴から判決まで要した時間はわずかに1年半。今回はどうなるのか。河合弁護士は「従来の原発訴訟よりは短くなると思う」との予想を話してくれた。 ●樋口理論のもう一つの裁判。 現時点で、樋口理論を軸に提起された原発訴訟は二つある。一つが宗教者核燃裁判。一つが20年3月11日に広島地裁に提起された「伊方原発3号機の運転差止めの仮処分」。この後者の裁判だが、樋口さんからの情報によると、どうやら今年中には判決となるらしい。 ![]() 樋口さんはこう言った。 「もしこの伊方裁判で『樋口理論』で負けるようなことがあれば、今後の原発訴訟の多くは勝てません」 つまり、負ける要素がないということだ。判決日がわかれば取材に行こうかな…と思っている。 私が原発を止めた理由 ←樋口元裁判長が著わした、なぜ原発停止の判決を出すに至ったかを詳細に描いた単行本。裁判官は退官したあとでも、自身が関わった案件にはコメントしないのが習わしだが、樋口さんは「そんなことを言っている場合ではない」として全国を講演で歩いている。 ↓ ブログランキングへの応援クリックをお願いいたします。 ![]() ↓ 拍手もお願いいたします ●樋口理論で原発裁判を闘う! 下の写真だが、脱原発に感心のある人たちにすれば「凄いメンツが揃っている」。 ![]() 右から。 ★井戸謙一弁護士。3.11前の2006年に、金沢地裁で、北陸電力の志賀原発2号機の運転差し止め命令を出した元裁判長。「もっと耐震性を高めてからの稼働であるべき」というのがその理由。 ★中嶌哲演住職。大飯原発から20Km圏内にある福井県小浜市の明通寺の住職。1960年代から平和・反核運動に携わり、小浜市の原発誘致を市民運動で何度も止めた実績をもつ。 ★河合弘之弁護士。いくつもの原発訴訟を担当し、3月19日、水戸地裁で「東海第二原発の運転差し止め」の勝訴判決を得る。 ★樋口英明・元裁判長 3.11後に初めて原発訴訟での住民勝訴(大飯原発の運転差し止め)を言い渡した伝説の元裁判長。退官後は弁護士にならず、全国各地を講演で回って、原発の危険性を訴えている。 写真撮影は4月8日。 なぜこの4人がここに揃っているかというと、原発に反対する宗教者有志が2020年3月9日に提訴した「六ケ所再処理工場運転差止事件」(通称、宗教者核燃裁判)に関わっているからだ。この日が第2回口頭弁論の日だった。 ![]() この裁判の特徴は、何といっても「樋口理論で勝つ」と決めていることだ。 1年前の提訴後の記者会見のyoutubeを見ると、原告団長の河合弁護士ははっきりと「この裁判は『樋口理論』で勝ちます」と明言している。 ●樋口理論とは何か 樋口理論はじつに簡単だ。 樋口さんは福井地裁で裁判長を務めていたが、そのときに担当した「大飯原発運転差止」裁判において、論点をこう整理した。 1.福島のように、原発が事故を起こせば被害は甚大。 2.だから、原発には高度の安全性が求められる。 3.地震国、日本においては高度の耐震性があるべき。 4.だが(調べてみたら)日本の原発の耐震性は低かった。 ![]() で、2014年5月21日、「運転差止」判決を出した。 この裁判で特徴的なのは ★判決までに要した時間はわずかに1年半。 ★その理由は、原発の「耐震性」と実際に過去に起きた地震のガルを比較するだけで充分だったからだ。 ●樋口さんの主張 ![]() 樋口さんは、私の取材でこう話している。 「原発裁判のほとんどは、高度な技術論争になっている。じつは、あの論争は、文系の裁判長は訳が分からなくなるし、原告もついていけない。志の高い弁護士ほど被告相手により強い理論武装をするあまりに、法廷を技術論争の場にしてしまう。すると、裁判長は、結局は、裁判の内容よりも、過去の最高裁の判例に従い『規制委員会の基準に合理性があるか否か』だけで判断してしまう。どうしても電力会社や国の言い分が正しいとの結果になるのです」 樋口さんと河合弁護士との接点はここでは割愛するが、河合弁護士は1年前の提訴後記者会見でこうも語った。 「私たちはこの裁判では高度な技術論争はしない。それをやると自分で自分の首を絞めることになる。被告が高度な論争を挑んできても、それには乗らない。裁判はシンプルにやる」 なお、樋口さんは退官後に弁護士にならなかった。というのは、弁護士になると、いろいろな案件を扱わねばならないが、「私は脱原発を実現するために今後の一生を捧げる」と思ったからだ。この裁判には訴状を書くにあたってのアドバイザーとして関わっている。 なお、この報告集会では誰もが「再処理工場の危険性」を訴えていた。井戸さんは、判決文で「事故が起きれば半径700Kmが危ない」、樋口さんも「半径250Kmが危ない」と書いたが、プルトニウムなどを扱う再処理工場が事故を起こせば、それ以上の、つまり全国に加え、地球規模での事故になる。だから、絶対に再処理工場は運転させないのだと。 この裁判注目したい。 私が原発を止めた理由 ←樋口さんが2021年3月に上梓した「私が原発を止めた理由」。ここに樋口理論の詳細が書かれている。 ↓ ブログランキングへの応援クリックをお願いいたします。 ![]() ↓ 拍手もお願いいたします ●樋口英明・元裁判長が「私が原発を止めた理由」を上梓 昨日、本が届いた。フェイスブックでもツイッターでも、このブログでも何度か投降したことがあるが、原発の「運転差し止め」命令という画期的判決を下した樋口英明・元裁判長が書いた 「私が原発を止めた理由」(旬報社) ![]() 奇しくも、私が最初のリニア関連の単行本を出した出版社だ。 私が樋口さんに取材したのは1年前。 ![]() ●「原発裁判は簡単です。原告も被告もそれを難しくしているのが問題です」 印象深かったのは、 「原発裁判は難しくない。あらゆる裁判のなかでもじつは簡単なほうなんです」と明言したこと。 樋口さんが着目したのは、日本で実際に起きた地震の震度やマグニチュード、そして、原発の耐震設計基準。 その二つを比べるのに要した時間はわずかに1日。以下が樋口さんが提供してくれた資料。確かに、これだけ簡単な資料でも、原発の危険性が判る。樋口さんは「これだけの内容なら、誰でも、パソコンで半日あれば調べることができます」。 ![]() ![]() その結果、すべての原発が来るべき地震に備えるだけの耐震基準がないことが判明すると、住民の提訴からわずか1年半で判決を出した。 樋口さんは、ほかの原発訴訟に判決まで時間がかかるのは、 「原告も被告も「科学論争」に陥っているから」 だと指摘しています。 この本で樋口さんが訴えるのは、原告側にはそういう簡単な、そして根幹的な問題にこそ気づいてほしいということです。 原告側が原発についての難しい数式や物理に踏み込めば踏み込むほど、文系の裁判官は「訳が分からなくなり」、結局は、同じ理屈であるなら、権威のある側(電力会社や国)に同意してしまうから。 ●自分の頭で考えての判決を そして、樋口さんは、なぜ従来の原発裁判が住民敗訴で終わるかについて、 「裁判長は過去の判例、特に最高裁の判例からはみ出さないように判決文を書く。自分の頭で考えずに『洗礼主義』に走るのが最大の問題」 と明言していた。 実際、樋口さんが自分の頭で考えたという判決文は、素人にも判り易い。 ところが、高裁でこの判決は逆転敗訴となるのだが、樋口さんは敗訴は予想はしていたけど、「この判決文であれば、原発稼働は仕方がないとの構成であれば私もそこは文句は言いません。だが、あの判決文はただ単に、内容も示さずに『電力会社の規制基準に従っているから心配ない」と言っただけ。そんな理由で、私が絶対の自信をもって書いた判決がひっくり返されるのか」と、これを契機に樋口さんは、できる限り広く原発の危険性を訴えようとの行動に出る。 すなわち、退官後に、弁護士になることはなく、請われれば全国のどこにも足を運び、講演活動に従事するようになる。 昨年からはコロナ禍で講演は中止され、オンライン講演などが続くが、そのうち、生の講演を是非拝見したい。 脱原発を希望する方々には必読の一冊です。 ↓ ブログランキングへの応援クリックをお願いいたします。 ![]() ↓ 拍手もお願いいたします 2月29日。樋口英明・元裁判長に取材をした。 樋口さんは、3.11のあとの原発訴訟では初めて原発(福井県・大飯原発)の「運転差し止め」命令を出した裁判長。それが2014年。 2015年には、同じく福井県の高浜原発にも再稼働差し止めの仮処分決定を出している。 この取材については某月刊紙に掲載するので、またその下書きもご本人にチェックしてもらうため、詳細はここでは書かないが、ポイントだけ。 ![]() ●迅速な判決 大飯原発3・4号機の運転差し止め請求の提訴は2012年11月。判決はわずか1年半後の2014年5月。原発のみならず、地方裁判所において1年半で結論を出すのは異例に早い。 迅速な理由は、2013年9月から3・4号機が定期検査で停止されたのだが、判決がどうあれ、再稼働されてからの判決では「間が悪い」から。再稼働前に結論を出そうと思った。 ●判り易い判決文 大概の裁判官の書く判決文は難解な日本語だ。だが樋口さんの判決文は極めて分かりやすい。 「私は、自分が読んで理解できるような文章しか書きません」 たとえば、「極めて多数の人の生存そのものに関わる権利と電気代の高い低いの問題とを並べた議論の当否を判断すること自体、法的には許されない」。 これは、原発の発電コストが高いからダメとか安いからいいとかではなく、福島で経験したように、多くの人々に被害をもたらす事故の危険性があるかどうかで考えるべきとの判断基準を込めたのだ。 ●なぜ、判り易いのか? 逆に言えば、なぜ、大多数の裁判官の判決文は判りにくいのか? 「『自分の頭で考えていない』からです。彼らは、過去の判例を頼る。それは時間がかかりますが、でもとても楽な作業です。考えなくていいんですから」 その考えなくてもよくなった最大要因が、伊方原発に関する原発訴訟で、1992年に最高裁が出した判例だ。 大雑把に説明すれば、「裁判所は原発の安全性を技術的に判断できない。原発への規制基準が合理的かを判断すればいい」との判決。その後の原発訴訟では、裁判官たちはその判例を踏襲しただけで、いきおい、判決文も難解なものとなった。 ●自分の頭で考える ではなぜ樋口さんはその判例を踏襲しなかったのか? 「私は司法修習生時代に、『自分の頭で合理的に考えろ』と教え込まれました。それを忠実に実行しただけです。3.11の事故もあったから、伊方原発の判例よりも、もっと原発の生の危険性を判断しようと思いました。その一つが地震です。私の67年の人生で大津波は3回(秋田、奥尻島、東日本)しかありませんが、地震は無数にあります」 と示してくれたのが、自身で調べて整理した「2000年以後の主な地震」という表。 そこは1000ガル以上の地震は16回。700ガル以上の地震は29回起こったことが示されている。ところが、原発の耐震ガルはと見れば、多くの原発で700ガル以下。 (樋口さんが、原発が危ないと判断したのにはまだいくつか理由があるが、ここでは地震だけに話を留める)。つまり、普通の地震でも原発は危ない。 「この地震のデータだって、パソコン使えばたった一日で入手できます。こんな簡単な作業を裁判官の多くはしてこなかったんです」 ![]() ●難しい土俵に乗るな だが、上記の地震データは、じつは大飯原発訴訟の原告はもっていなかった。 「原告側弁護士も、原発問題を難しい問題だと思いこんでいる。やはり、伊方原発の最高裁判例をいかにひっくり返そうかに力を注ごうと、裁判では、原告側からも応答スペクトル、逆断層、竹村式などの専門用語が飛び交い議論が複雑になりました。もし原告側がこの地震データを提示すれば、それだけで電力会社は詰まり、結審も早くなったかもしれません。相手が用意した難しい土俵の上に原告も乗っていたんですね」 と、これ以上書けば、掲載予定の雑誌編集長に怒られるので、ここまでとさせていただくが、最後にこれだけを書く。 樋口さんは請われれば、全国各地で講演活動を行っている。 理由は、自身が出した大飯原発運転差し止め命令について、2018年に名古屋高裁が取り消したから。その判決は「原発の危険性は社会通念上無視しうる程度で、原発の是非については、司法の役割を超え、政治的判断にゆだねるべきだ」という、つまりは、伊方原発の最高裁判例に倣った内容だった。 「そんな理由での再稼働は認められないと思いました。私はその前年に定年退官していたので、これからは原発問題といかに対峙するかを伝えたいと思い全国を行脚しています」 残念ながら最近はコロナの影響で講演中止が続いているが、近いうちに講演活動は再開されるはず。いかにして原発問題と闘うかの目から鱗の話が聞けるはずです。 ↓ ブログランキングへの応援クリックをお願いいたします。 ![]() ↓ 拍手もお願いいたします |
取材のカンパをお願いいたします
1都6県にまたがるリニア問題を一人で取材することは自分で選んだ道でありますが、それも多くの方から取材費カンパというご支援をいただいたからです。とはいえ、2022年末にその資金プールがついに底をつき、東京都や神奈川県以外の遠方への取材を控えざるを得なくなってしまいました。今一度、ご支援を賜りたくここにそのお願いをする次第です。ご支援者には、今年には発行予定のリニア単行本を謹呈させていただきます。私の銀行口座は「みずほ銀行・虎ノ門支店・普通口座・1502881」です。また100円からのご寄付が可能なhttps://ofuse.me/koara89/letter もご利用ください。私と面識のない方は、お礼をしたいので、ご支援の際に、できればお名前を連絡先を教えていただければ幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 樫田拝
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![]() 私が原発を止めた理由
3.11以後の原発裁判において、初めて運転差し止めを命じた判決を出した裁判長が、退官後の今、なぜあの判決を出したのか、なぜほかの裁判では住民は敗訴するのかを説明している。
超電導リニアの不都合な真実
リニア中央新幹線の問題点を『技術的』な側面から、極めて客観的に情報を分析しその発信に努め、リニアの実現性には課題ありと論じている。難しい専門用語を極力排し、読み易さにもこだわった良書。
リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」
リニア中央新幹線を巡る問題を語らせては、その理論に一部のすきも見せない橋山禮治郎氏の第2弾。このままでは,リニア計画とJR東海という会社は共倒れになることを、感情ではなく、豊富なデータを駆使して予測している。必読の書。
自爆営業
国会で問題にされても一向に改まらない郵便局の自爆営業。年賀状1万枚、かもめーる700枚、ふるさと小包便30個等々のノルマはほぼ達成不可能だから、ほとんどの職員が自腹で買い取る。昇進をちらつかせるパワハラや機能しない労組。いったい何がどうなっているのか?他業種の自腹買取も描いている。
取れる! ダニ取りマット
アキモトのパンの缶詰12缶セット
スペースシャトルの宇宙食にもなった。保存期間は3年。しっとりおいしい奇跡の缶詰。24缶セットもある。
共通番号の危険な使われ方
今年10月に全国民に通知され、来年1月から運用が始まるマイナンバーという名の国民背番号制度。その危険性を日本一解かり易く解説した書。著者の一人の白石孝さんは全国での講演と国会議員へのアドバイスと飛び回っている。
マグネシウム文明論
日本にも100%自給できるエネルギー源がある。海に溶けているマグネシウムだ。海水からローテクでマグネシウムを取り出し、リチウムイオン電池の10倍ももつマグネシウム電池を使えば、スマホは一か月もつし、電気自動車も1000キロ走る。公害を起こさないリサイクルシステムも矢部氏は考えている。脱原発派は必見だ。
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