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Author:樫田秀樹 ブンブンエコライト
ブンブン回すだけで充電できる懐中電灯。たった97グラム!
電気不要・8年間カートリッジ交換不要の浄水器
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40種類の柄、15種類のカラーから自分好みに選べる、オリジナル フルジップパーカ
バケツ洗濯機KJ-950
これは便利!雑巾や軍手、スニーカーなどがきれいに!
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旅行に便利。空気で膨らむ洗面器。
電球型ポケットライト
財布や名刺入れにも入る薄型ライト。厚さ3ミリ
LEDダイナモランタン
手回し充電もソーラー充電もOK。部屋のインテリアにも。
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カーボン製フィルターが水道水をおいしい水に変える。385ml。色は3色。
あつあつ加熱パック
火を使わずに食材を98℃まで加熱。災害時には暖かいものを食べたいですね。
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環境問題
●羽田空港増便による都心低空飛行問題 今、これを取材中。 なので詳細を雑誌に載せるまでは、大雑把なことしか書けませんが、この問題を知ったのはつい昨年です。 問題をざっくり書けば、 ★これまで羽田空港を離発着する飛行機はすべて「海から入って海に出る」ルートで管制されてきました。 ★ところが4年ほど前、国土交通省は、増え続ける外国人観光客に対応するため、特に、東京オリンピックに間に合わせるために羽田の離発着の増便を決定。 ★ところが、そのために、これまでの「海から入って海に出る」ルート以外に、「陸から入って陸に出るルート」を想定。 具体的には、都心(大田区、品川区、港区、新宿区、渋谷区、中野区、板橋区、練馬区、埼玉県さいたま市など、東京23区に限ってもその半数以上の地区に影響を与える)の低空を飛行するということです。 ![]() ★飛行時間も15時から19時の4時間のなかの3時間で運行予定。これは2分半おきに飛行機が飛来することを意味し、騒音はずっと鳴りやまないことを意味します。 ●何が問題となるのか 1.騒音 たとえば、品川区などでは上空450メートルくらいの低空飛行になり、騒音レベルは75から80デシベルが予定されている。それがさらに羽田空港に近づき大田区に入ると、東京タワーよりも低い300メートルくらいの超低空飛行になり、 ![]() さらに羽田空港に狭い海水路を隔てて面している京浜島に入ると上空70メートルの超々低空飛行となり、90デシベルという人間が生活できない騒音レベルが予想されている。 ![]() [広告] VPS ← 京浜島にある「日本ヒーター」社の模型とその上空50メートルを飛ぶ飛行機のモデル動画。日本ヒーターの社長自らが作成した。 1988年、京浜島の工場経営者9人が「電話もできん」と国を提訴。これを受け、1994年、高裁が運輸省に対して釈明準備書面を命令し、以後、「原則」京浜島の上空は飛ばなくなった。 なのに、なぜまた京浜島上空を飛んで着陸するのか。 国交省は、今回は原則から外れる、つまり、当時と事情が変わったから飛行すると釈明しています。 これはひどい約束違反だ。 2.落下物 5月25日にも報道があったばかりですが、熊本県で飛行機から10個くらいの約5センチ角の金属片が落下。整形外科医院の窓ガラスや軽乗用車が破損した事故がありました。 昨年も、9月、大阪で胴体パネル落下して車を直撃。今年3月6日には、千葉県成田市にアンテナが落下。農家のビニールハウスを直撃。国交省によると、08~17年度で落下物は21件が報告されています。 しかし、これは羽田に関していえば、今までが「海から入って海に出る」ルートなので落下物は少なかったと言えます。 たとえば、飛行機は着陸の前に前輪と後輪を出しますが、このときの衝撃で、機体に付着していた氷塊が落下します。しかし羽田ルートでは、これらタイヤを出すのを海上でと決められているため、羽田空港に入る前に上空を飛ぶ千葉県では氷塊の落下物はありません。 ところが、今回の新ルートでは都心のどこかでタイヤを出すことになるので、そのたびに大きな氷塊が降ってくる可能性が住民を不安にさせています。 3.工業地帯への落下物 同じ落下物でも、シャレにならないのが、羽田空港の近くにある川崎市のコンビナートです。 先ほどの大田区の京浜島は着陸ルートで超低空を飛行しますが、今回の新ルートでは、離陸した飛行機はそのまま川崎コンビナートに超低空で飛ぶことも予想されております。 コンビナートには石油やガスの貯蔵庫もあれば、危険毒物も扱っているため、もしここに金属l片でも落ちようものなら、大惨事につながる恐れもあるため、川崎市の出方が気になるところです。 4.不動産価値の下落 一般的には高層マンションは上の階ほど値段が高くなりますが、このたびの低空飛行により最上階ほどもっとも住みにくい環境となります。アメリカでは、騒音が1デシベル増えるごとに不動産価格が1.33%下落すると言われています。もし騒音が50デシベルから70デシベルに変わったとすれば、それだけで不動産価格は4分の1も下がるということです。 某週刊誌でこの詳細を書く予定ですが、これだけの大問題なら各誌がキャンペーン報道してもいいのに、なかなかそうはならないようです。 前述のように、都内には15以上の地区でこの計画への反対運動が起きていますが、もっとも強く運動を展開する一つが港区の市民団体「みなとの空を守る会」です。そのリーフレットを紹介します。 ![]() ↓ ブログランキングへの応援クリックをお願いいたします。 ![]() ↓ 拍手もお願いいたします スポンサーサイト
●住民訴訟、第一回口頭弁論始まる 4月16日14時半。 東京地裁で、東京都中野区にある「平和の森公園」の再整備計画に対して、住民が「中野区は、公園の価値を減少させ、適正な管理をしない」として、中野区長を訴えた「住民訴訟」の第一回口頭弁論が開催されました。 東京地裁で一番大きな103号法廷を確保したということは、裁判所も大きな要件だと判断したということです。果たして、16日は、98の傍聴席を求めて115人が集まり、抽選での入廷となりました。 ●平和の森公園の再整備計画 詳しくは、本ブログの過去の記事を読んでもらうとして、ごく簡単に言えば、以下の説明になります。 ★2015年3月。中野区の田中大輔区長が、平和の森公園(5.5ha)を、東京オリンピックの機運を区民のスポーツ振興に活かすため、スポーツ公園に整備すると発表。 ★体育館、陸上競技場、少年野球場の拡幅などで、公園の3割が失われ、2万5000本の樹木のうち1万8000本もが伐採されることに(区の当初の説明は226本)、市民団体「緑とひろばの平和の森公園を守る会」が設立する。 ★守る会は、アンケート、署名などで、区民の多数が再整備に反対であることを数字で示してきた。区民の税負担も80億円以上に上ることも問題視した。 だが区は方針を変更せず、また、守る会のメンバーが区に対して出した「住民監査請求」にも、地方自治法で定めた「請求人に陳述の機会を与えなければならない」とした手続きを行わずに、「監査請求の要件を充たしていない」との理由で住民監査拒否との回答書を送付。 ![]() ★2018年1月15日には伐採開始。 ★最後の手段として、守る会の5人のメンバーは「住民訴訟」を提訴する。 ![]() ●「工事差し止め」と「住民訴訟」との違い 私がこの裁判で関心を惹かれたのは、これが「工事差し止め」ではなく「住民訴訟」という闘い方を選んだということでした。 この裁判の1カ月前の3月17日、平和の森公園近くの会館で、「平和の森公園を守ろう!」と題した裁判の説明集会が開催され、約70人の区民が集まりました。 主任弁護士となる小島延夫弁護士(東京駿河台法律事務所)らは、一般の工事差し止め請求と住民訴訟との違いを以下のように説明。 ![]() ★門前払いの心配は不要 工事差し止め請求なら、裁判所が「原告適格」(訴える資格があること)がないと判断すれば門前払いの可能性があるが、住民訴訟であればその心配なく裁判は始まる。 ★原状回復される可能性が高い 工事差し止め請求で勝訴して工事が止まっても、再植林など原状回復措置は取られない。だが今回の住民訴訟は、「区長による再整備が違法」だと裁判所が確認することが目的なので、勝訴となれば、公園の価値が下がったままの違法状態は認めらないから、原状回復される可能性が大きい。 ●第一回口頭弁論 今回は5人の原告のうち、3人が意見陳述を行いました。 その内容については、こちらのアドレスにアクセスしてください。 (文中にxx枚目とあるのは、スライド上映しながらの意見陳述でしたが、その投影番号です) ![]() 印象的だった陳述内容もありました。 ★これは何を撮影したものと思いますか? 毎年夏休みに、NPO『緑の学級』主催で行われる「夜の平和の森公園を観察する会」で『羽化』真っ最中のセミの姿を目を輝かせてじっと見守る子どもたちです。185本もの樹木の伐採によって、こうした観察もできなくなってしまいました。 ★平和の森公園は、中野区で唯一の何もない草地広場があります。多くの人々の憩いの場として、あるいは、身体を動かす場と して愛されてきました。 守る会が中野区役所前で集会をしていた時、1歳ぐらいのお子さんをバギーに乗せて通りかかった若いママさんが「発言させて下さい」と、「私は、子どもを外でのびのび遊ばせたいと思っていた時、緑豊かな 森と広い草地広場があるこの平和の森公園を知り、引っ越しをしてきました。引っ越しをしてから再整備のことを知りました。こんな貴重な緑と広場が変わるなんて考えられません。なんとしても緑と広場を残してほしい」と涙ながらに訴えました。 つまり、これまでできたことがこれからはできなくなる=価値が下がる、ことを住民は訴えたわけです。 この日は住民側の意見陳述で終わりましたが、古田孝夫裁判長からは、「被告が『適正な管理をしない』とは抽象的すぎます。何を示すのか、具体的に特定してほしい」との要請がありました。 児島弁護士は「5月末までに」とそれを確約し、次回口頭弁論は6月13日11時半からとなりました。 ●「結審には1年もかかりません」 通常、こういった市民団体の裁判では、裁判後に裁判所内の控室か、近くにある弁護士会館の一室で報告集会を開催するものですが、今回は、近くの日比谷公園。 ![]() ![]() ここで小島弁護士が強調したのは 「まさに、公園の価値が下がったかを示せるのがポイントになります。だから、被告は逆にスポーツ公園にすることで価値が上がったというかもしれません」 おそらく、本裁判は2カ月ごとの開催となりますが、住民から小島弁護士に「裁判は何年くらいかかるのでしょう」との質問に小島弁護士は「そんなにかかりません。6月に次回口頭弁論があり、その次の8月に区が反論、主張をして、早ければ10月には結審するかもしれません」とのことです。 ↓ ブログランキングへの応援クリックをお願いいたします。 ![]() ↓ 拍手もお願いいたします
これは書くのがだいぶ遅れましたが、
2月19日、東京都世田谷区で「外環シールドマシンnon!発進式・抗議デモ」が行われました。 ![]() じつは、この件については、その翌週にでもある週刊誌に短い記事を書けるとのことだったのですが、「短い記事ではなくちょっとだけ長めの記事にしましょう。その時にはまた連絡します」とのことで、未だに執筆に至りません。ということで、ブログに書くタイミングも計れずにいたのですが、雑誌からのいつ来るか分からない連絡を待つよりは、簡単な報告だけでもブログに書きます。 ●外環って何だ? 外環とは「東京外かく環状自動車道」。 首都圏を環状に貫く自動車道計画で、私はかつて東京都練馬区に住んでいたころ、練馬区にある、外環の大泉インターから東に向かって、埼玉県の三郷インターまで車やバイクで走り、そこから東北道に乗って東北に行ったものです。 この外環は環状道路との名はついていますが、まだ環状ではありません。 大泉インターとから南の世田谷区までの16Kmが、長らくの住民の反対運動のために未着工でありました。 これに建設の道筋をつけたのが、2003年、当時の扇千景国土交通大臣。扇大臣は、「未着工部分に関しては大深度でやる」と表明したのです。 つまり、地上で建設するから反対運動が起こるのであり、地下にすれば、反対の理由がなくなるだろうと。 ところが、地下に建設しようとも、やはり反対運動は起こっています。以下の理由です。 1.地下深くを長距離に貫くため、都内に残された貴重な水源が枯れる。これについては、本ブログの過去の記事を参照してください。 2.大深度と言っても、ところどころ、インターチェンジで地上に出るため、「浅深度」(概ね地下40メートルまで)や「地上部」の区間もけっこうあり、地価下落の問題にも直結する。 3.大深度トンネルを掘ると、膨大な建設残土が発生し、それを運ぶダンプカーが四六時中、住宅地を走るため、生活が破壊される。工事を行う事業者の一つ、中日本高速道路の説明では、「1日最大10トントラックで5000台」で「24時間運航、休日は正月の三が日のみ」。 4.上記のように、地上部で建設されることでの「立ち退き」問題も発生している。 5.発破作業を伴うナトム工法は、博多駅前陥没事故と同じ工法。危険である。 ![]() ●シールドマシン発進式 そして、2月19日、 ![]() その未着工区間をいよいよ片側3車線で掘削すべく、大泉ジャンクションからは南に向かって、東名ジャンクションからは北に向かって、2019年6月までシールドマシンが稼働するとのこと。 この工事、「大深度」「残土」「シールドマシン」「水枯れの可能性」など、けっこう、リニア中央新幹線の工事との共通点も多いだけに、個人的にも無視できない事案です。 ただし、取材をすればするほど財布が軽くなるリニアの取材であっても、何年も関わっている一ジャーナリストの矜持として途中で放り出すわけにもいかないのですが、それと同じ労力をこの外環に割けるかと言えば、今は割けません。また、リニアのように基本情報が頭のなかにあるわけではなく、外環についての基礎勉強をする時間の捻出も今は難しい。 とはいえ、この外環計画。環境問題という側面から見ても、多くの市民やメディアが無視できる問題ではないのに、ある意味、リニア以上に関心が引かれていない。その意味では、私のようなフリージャーナリストが関わるべき問題ではあります。 せめて今は、最低限の情報だけは逃さないように動いています。 計画沿線の住民のなかには、この計画を疑問視する人は少なくなく、19日も各地から東名ジャンクション近くに集まり、2個所で「外環シールドマシンnon!発進式・抗議デモ」を行いました。 ![]() 印象深かった話を書けば、この計画への反対に疲れてしまい、泣く泣く土地を売った住民もいるのですが、なんとその方々にこの「発進式」への招待状が送付されていなかったということです。 いわんや、反対住民も含む一般住民ですら、この発進式があることすら直前まで知りませんでした。たまたま、その情報を得た議員経由で関係者は発進式が行われることを知ったのです。 当日、抗議の声をあげたなかに、世田谷区で農業を行う池田あすえさんがいました。もしかすると、その農地が収用されるかもしれない。 そして、高校生のころから、その畑を引き継ぎ農業をやりたいと決めていた20歳の息子さん(現在、東京農業大学)も一緒に抗議の声をあげていました。 彼にすれば、自分の夢、そして、自分の土地が奪われる問題なので、その訴えはじつに切実でした。 中学生のころから、学内で外環反対のための署名集めを行うなど、単に、自分の生活が破壊されるということに加え、兆単位の税金が投入されること、地域が崩壊することを周りに訴えると、友人たちは「それはやってはいけない事業だ」と理解するのに、なぜ大人である役所の人間や議員がそれを理解できないのか・・と政治への強い不信を抱いていたのが印象的でした。 その動画を紹介します。 [広告] VPS ●外環ファースト? この発進式には、小池都知事も出席しています。 ![]() 式典で知事は、「国際競争に勝ち抜き、我が国の成長を牽引していくためには、人と物のスムーズな流れを確保することが極めて重要。外環道の整備事業は、その中心となる取組みで、大いに期待をしています」と挨拶をしています。 東京オリンピックや豊洲問題では、あれだけのリーダーシップを執っている知事も、この問題に関しては、おそらく無知で、都庁の役人のプレゼンに疑問を挟むことなく発進式に臨んだのでしょう。 抗議の場にいた市民からは「私たちも都民だ。式に招待もされず、話し合いすらさせてもらえないのであれば、都民ファーストどころか外環ファーストじゃないですか」との声が上がっていました。 しかし、もし住民たちの声が直接届けば、小池知事は行動するのかもしれない。 では、小池知事に住民たちの声がどうすれば届くことができるのか。考えてしまいます。 ちなみに、住民たちによれば、シールドマシン発進式といっても、実際にトンネルを掘り始めるということではなく、そのための準備に入ったということだそうです。 本当は外環関係ではいろいろな事故情報も入ってはいるのですが、もろもろの情報の波に溺れ、今、整理することができません。また後日。 ただ、これだけリニアと共通した問題がある以上、ジャーナリストとして関わらないという選択肢もないな・・とは感じています。 ↓ ブログランキングへの応援クリックをお願いいたします。 ![]() ↓ 拍手もお願いいたします
●毎年のように発覚する米軍基地の汚染問題
以前も本ブログで、沖縄の米軍基地の汚染問題について書いたことがありますが、新たな情報もあったことで、(ちょっと遅れたお知らせですが)今週発売の「サンデー毎日」に、再度、それに関しての記事を書きました。 沖縄県民の悲願である米軍基地返還。 でも、いざ返還されると、それら元・基地は例外なく有害物質で汚染されております。 ダイオキシン、PCB、PCP、鉛、エトセトラ。 ![]() ![]() ところが、これら汚染物質の除去や土地の浄化の義務は米軍にはない。日米地位協定でそう定められているからです。 「日米地位協定第四条 1 合衆国は、この協定の終了の際又はその前に日本国に施設及び区域を返還するに当たつて、当該施設及び区域をそれらが合衆国軍隊に提供された時の状態に回復し、又はその回復の代りに日本国に補償する義務を負わない」 その汚染事例はたくさんあるのですが、今回は3つのみに絞って書きました。 1.沖縄市サッカー場 ![]() 元・嘉手納飛行場の一部。1987年に返還。スプリンクラー工事のため地面を掘り返すと合計108本もの腐食したドラム缶が出てきた。中身は空だが、付着物質に、米軍がベトナム戦争で撒いた枯葉剤の成分と推定できるものもあり、実際、ドラム缶に残されていたロゴが枯葉剤メーカーであったりで、地元は大変な騒ぎに。 今年1月、やっと汚染土壌の一部が(一部です)愛媛県の処理業者に搬出された。 2.読谷村 ![]() 元・補助飛行場。2006年返還。県はここで大規模農地改良事業に着手。すると土地の一角から、ダイオキシンなどが検出。 だが! もともとフェンスがない土地だったので、地元民も廃材や廃棄車両などを捨てていた。かといって米軍も捨てていた。 米軍に由来する汚染ならば、国(沖縄防衛局)は動くが(調査と浄化をする)、防衛局は「これは民間人の投棄が原因だ」として調査に乗り出さない。つまり、汚染状態が続いているのに誰も手を付けないでいる。 3.河川の汚染 ![]() これは現役の米軍基地の問題。嘉手納基地周辺の河川からPFOSという化学物質が高濃度で汚染されていることが昨年発覚。県は今、ダム湖の貯えもあるので、川からの取水(水道水用)を止めている。 ここで象徴的なのは、県は防衛局を通じて米軍に「PFOSを含む物製品(洗浄剤や消火剤)の使用を直ちに中止を」と訴えたのに、防衛局はその英訳を「可能な限りの抑制を」として米軍に伝えたこと。 ということは、もしかしたら、過去からも沖縄県の要請は、防衛局が弱腰の英訳にして米軍に伝えていたこと?・・との新たな疑問も出てきます。 と書いていたら、今気づいたことに、この記事の全文、毎日新聞から公開されています。こちらをご覧ください。 じつは、記事の下書きを終えた後、タイミング遅く、質問をして回答を待っていた読谷村役場や沖縄防衛局からもコメントが寄せられました。それはまた次の機会に紹介します。 また、これは沖縄だけの問題ではなく、むろん、沖縄以外の日本でも起きている問題です。それもまた次回。 ↓ ブログランキングへの応援クリックをお願いいたします。 ![]() ↓ 拍手もお願いいたします
●Bamboo(バングー)
私はこれほど目立つ車を見たことがありません。 ボディが竹でできている電気自動車「Bamboo」。 京都府日向市駅から徒歩一分の㈱東洋竹工という竹の加工を行う会社の敷地に置かれていて、大塚正洋社長が、近所をチョイ乗りすると、通行人は誰もが足を止め、携帯やスマホで撮影大会が始まるそうです。 確かにこれは目立ちます。 ![]() 2008年、京都大学のベンチャー・ビジネス・ラボラトリー(VBL)というプロジェクトのなかで、先端技術と京都の伝統文化を融合させた京都らしい電気自動車を作ろうとのプロジェクトが発足。 それを、東洋竹工も加盟する「京都市産業技術研究所」が受託し、さまざまな事業者が共同制作したのがBAMGOOです。 コンセプトは、「地元企業が地元の材料と地元の技術でモノを生み出す」こと。 果たして、駆動システムはトヨタですが、他はすべて地元製。 東洋竹工はボディを担当。㈱佐藤喜代松商店はサイドミラーやホイールに、紫外線に強い漆「MR漆」を塗布。京都樹脂㈱はフロントピラー(フレーム)のない視認性に優れたフロントウィンドウを製作。㈱川島織物セルコンが通気性と弾性に優れた極薄のシートを製作。 じつはこの話、来週発売の週刊プレイボーイの車特集のなかの1ページを割いて載せるので、ここでは詳細は書けませんが、概要だけ。 東洋竹工が担当したボディには、長さ2メートルx1センチの竹ヒゴを900本も使い、職人2人が1ヶ月をかけて編みこんだとのことです。 ![]() BAMBOOとの名前は、ご想像のとおりで、BAMBOO(竹)とGOOD(いい)を組み合わせた造語です。 家庭用コンセントで最長50キロまで走れるとのこと。 ちなみに、ちゃんと行動も走れるのですが、買い手はまだいません。 ちなみに売価は150万円くらいで…とのことです。 とはいえ、これは、あくまでも、地元企業が地元の材料で作ることを示すモデルなので、売れる売れないよりも認知度の高まりを関係者は期待しています。 週刊プレイボーイの車特集は、どちらかというと、カーマニア向けの特集で、そのなかで、エコや地場モノを打ち出したのはこのBambooだけ。是非、ご覧になってください。 ↓ ブログランキングへの応援クリック2つお願いいたします。 ![]() ![]() ↓ 拍手もお願いいたします |
取材のカンパをお願いいたします
1都6県にまたがるリニア問題を一人で取材することは自分で選んだ道でありますが、それも多くの方から取材費カンパというご支援をいただいたからです。とはいえ、2022年末にその資金プールがついに底をつき、東京都や神奈川県以外の遠方への取材を控えざるを得なくなってしまいました。今一度、ご支援を賜りたくここにそのお願いをする次第です。ご支援者には、今年には発行予定のリニア単行本を謹呈させていただきます。私の銀行口座は「みずほ銀行・虎ノ門支店・普通口座・1502881」です。また100円からのご寄付が可能なhttps://ofuse.me/koara89/letter もご利用ください。私と面識のない方は、お礼をしたいので、ご支援の際に、できればお名前を連絡先を教えていただければ幸いでございます。どうぞよろしくお願いいたします。 樫田拝
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![]() 私が原発を止めた理由
3.11以後の原発裁判において、初めて運転差し止めを命じた判決を出した裁判長が、退官後の今、なぜあの判決を出したのか、なぜほかの裁判では住民は敗訴するのかを説明している。
超電導リニアの不都合な真実
リニア中央新幹線の問題点を『技術的』な側面から、極めて客観的に情報を分析しその発信に努め、リニアの実現性には課題ありと論じている。難しい専門用語を極力排し、読み易さにもこだわった良書。
リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」
リニア中央新幹線を巡る問題を語らせては、その理論に一部のすきも見せない橋山禮治郎氏の第2弾。このままでは,リニア計画とJR東海という会社は共倒れになることを、感情ではなく、豊富なデータを駆使して予測している。必読の書。
自爆営業
国会で問題にされても一向に改まらない郵便局の自爆営業。年賀状1万枚、かもめーる700枚、ふるさと小包便30個等々のノルマはほぼ達成不可能だから、ほとんどの職員が自腹で買い取る。昇進をちらつかせるパワハラや機能しない労組。いったい何がどうなっているのか?他業種の自腹買取も描いている。
取れる! ダニ取りマット
アキモトのパンの缶詰12缶セット
スペースシャトルの宇宙食にもなった。保存期間は3年。しっとりおいしい奇跡の缶詰。24缶セットもある。
共通番号の危険な使われ方
今年10月に全国民に通知され、来年1月から運用が始まるマイナンバーという名の国民背番号制度。その危険性を日本一解かり易く解説した書。著者の一人の白石孝さんは全国での講演と国会議員へのアドバイスと飛び回っている。
マグネシウム文明論
日本にも100%自給できるエネルギー源がある。海に溶けているマグネシウムだ。海水からローテクでマグネシウムを取り出し、リチウムイオン電池の10倍ももつマグネシウム電池を使えば、スマホは一か月もつし、電気自動車も1000キロ走る。公害を起こさないリサイクルシステムも矢部氏は考えている。脱原発派は必見だ。
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