取材しても、記事にできる情報は1割未満。しかし捨てた9割にも、伝えられるべきものがあります。ボツになった企画も数知れず。そんなネタを紹介します。なお、本ブログの文章と写真の無断転載はお断りします。ご利用希望者合はご一報下さい。
プロフィール

樫田秀樹

Author:樫田秀樹
フリージャーナリストです。今まで書いた記事を整理したHP「樫田秀樹の記録部屋」と併せておつきあいください。なお、本ブログの文章と写真の無断利用はお断りいたします。使用されたい方はご一報ください。

ブンブンエコライト
ブンブン回すだけで充電できる懐中電灯。たった97グラム!
電気不要・8年間カートリッジ交換不要の浄水器
カウンター
メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

カレンダー
03 | 2017/04 | 05
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -
月別アーカイブ
全記事表示リンク
この記事にリンクを貼る
40種類の柄、15種類のカラーから自分好みに選べる、オリジナル フルジップパーカ
バケツ洗濯機KJ-950
これは便利!雑巾や軍手、スニーカーなどがきれいに!
携帯用洗面器
旅行に便利。空気で膨らむ洗面器。
ランドリーポッド
電気不要の洗濯機。災害時の備えに。
電球型ポケットライト
財布や名刺入れにも入る薄型ライト。厚さ3ミリ
LEDダイナモランタン
手回し充電もソーラー充電もOK。部屋のインテリアにも。
LEDキャンドル
LEDだけど炎がゆらぐ。癒される。息の吹きかけでオン・オフができる。
折り畳みヘルメット
サイズ調整可の折り畳み防災ヘルメット
タタメットズキン
サイズ調整できる折り畳み防災ヘルメット+ずきん。落下物にも炎にも強い!
パッカブルブーツ
折り畳める長靴。色も選べます
アンチボトル
折り畳めるウォーターバッグ。500mlなので、何度でも使えるペットボトルとして重宝する。色は7色。
浄水機能ペットボトル
カーボン製フィルターが水道水をおいしい水に変える。385ml。色は3色。
あつあつ加熱パック
火を使わずに食材を98℃まで加熱。災害時には暖かいものを食べたいですね。
[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

あつあつ加熱パック 発熱材3個 3袋セット【RCP】
価格:2592円(税込、送料別) (2017/2/8時点)



 先日、大鹿村のことを書いたついでに、一つ書き忘れていたことを思い出し、急ぎ書き留めます。

 大鹿村は南アルプスの西端に位置していて、昨年11月1日に、そのトンネル掘削のための起工式が執り行われた村ですが(そのときの報告はこちら)、村ではトンネルに加え、非常口が4カ所、橋梁と変電施設が1カ所ずつ建設されます。
 その4つの非常口のうち、2つが釜沢集落に建設予定。
 もし本格的工事が始まれば、釜沢集落は、それこそ、騒音、振動、粉塵、交通疎外に苦しめられることになるかもしれない。

●賛否を問わない集落

 さて本題。

 リニアに限らず、どんな大事業でも、その地域が一致団結していない限り、その事業に『賛成』『反対』の声は上げにくいのが日本の田舎の特徴です。
 9世帯からなる釜沢集落の現在の自治会長は谷口昇さん。前会長はサイモン・ピゴットさん。お二人とも個人的にはリニア計画には反対の意志をもっています。しかし、これまで地域のなかでリニア計画への賛否を問う決議を取ったことがありません。それをやれば地域が割れてしまい、明日からの近所付き合いが息苦しいものへと変わるからです。
 つまり、釜沢にも少数ながら(2世帯)、リニア賛成派はいるのです。

 もし、南アルプスのトンネル工事の「最前線」に位置する釜沢で、全世帯が一致団結してリニア反対との決議を出していれば、釜沢は予備調査も受け入れなかったであろうから、昨年の起工式も実現していなかったかもしれません。

●事業の「計画」で崩れる地域

 本ブログで私は、原発はもちろんですが、原発「計画」にも反対すると書きました(ブログはこちら)。なぜなら、「計画」が来た時点で、村が、賛成だ、反対だ、何をこの野郎!と二つに割れてしまうからです。実際、小学校の運動会でも賛成派と反対派とが分かれて応援するとか、道で転んだ子どもをどちらの派の子どもかを確認してから助けるといった、ある意味、地獄のような状況に追い込まれた地域もあるのです。

 大鹿村では過去に、平成の大合併をするか否かで、村の空気が険悪になったことがあり、それを繰り返さまいと、リニア反対派の住民でも「住民投票」という形での民意の集約を避けました。
 釜沢でも、集落の「和」が崩れるのを怖れ、賛否の決議は採らなかった。
これは外から見たらもどかしさもあるのですが、賢明な選択肢であるとも言えます。

 しかし!

 結局は、その「和」が壊れるのかと思わせることも起きています。


●昨日までのリニア反対派が突然仲間を責める

 大鹿村では、一日最大で1736台の工事用車両(主に残土運搬車)が村を走る予定になっていて、この住民生活を破壊する台数への批判に、JR東海は、村内にいくつかの残土仮置き場を設置し、それを1350台くらいまでに「平準化」すると表明してます。その仮置き場のいくつかが釜沢にも予定されていますが、谷口さんがまず驚いたのが、昨年9月、釜沢にある荒川荘というかつての温泉旅館(現在は閉鎖)跡地に「仮置き場」ではなく「本置き場」を予定との情報を耳にしたことです。
 これは、その翌月の10月21日、釜沢での地区説明会でもJR東海からの説明がありました。簡単に書けば、
「谷口さんらが、三正坊(さんしょうぼう。仮残土置き場予定地)に残土を置いてはいけないというから、我々は知恵を絞って荒川荘に残土を積んで、すぐ横を走る県道の高さにまで積めば、道路の拡幅もできるし、住民の方がその道路をその後も使いたいというのであれば、そこに置いたままにするし、もし、仮置き場でしか認められないというのなら、残土を置く期限である3年経てば、また残土を撤去します。でも、三正坊もダメで、代替案のこちらもダメでは我々はどうすればいいのか」
 といったことですが、谷口さんの言いたかったことは、自分たちが理解する前にいろいろなことが先行して決められているのは困るということでした。
 
三正坊2三正坊の石碑。昔、えらい僧侶3人が災害を鎮めたと言われている。釜沢集落が臨める。 三正坊三正坊の田んぼ。地主はとりあえず今年は耕作をするので、ここが今年残土置き場になることはない。

 このやりとりのとき、一人の住民Aさんが谷口さんに言葉を投げます。

A「反対しているのなら、(仮残土置き場予定地の)地権者に(お前らが)借地料を払え。それで残土は置かせられないようになる。そんな反対したって…」

 この発言に谷口さんは驚きます。Aさんはつい先日まで、リニア計画に反対の立場でいたからです。

谷口「いや、そんな権限はない」

A「お前らには反対する責任はある。もう片づけてもらったほうがいいのよ。3年経てば(人口も?)もっと減っちゃう」

谷口「これは地権者だけの問題じゃなくて、生活圏の問題です。たとえば騒音の問題とかもあるじゃないですか。騒音もそうだし」

A「JRは防音壁を設置すると言っているぞ」

谷口「車が通るんですよ」

 Aさんは、かつて、非常口建設予定地近くにある観光施設を所有していましたが、これが2015年2月15日に半壊。この前後には雨も風もなかったので、谷口さんは「明らかに人為的に壊された」と推測してます。
 しかも、Aさんが飼っていた猟犬が撲殺されていた。

釜沢非常口予定地1 釣り堀跡←釜沢の非常口予定地。15年6月撮影なので、まだ観光施設は半壊のまま奥にある。

 その現場のすぐ脇にはJR東海の水平調査ボーリングをするための重機類が揃っていたようです。だからと言って、JR東海がそんな破壊行為をやるはずもありませんが、Aさんはとても怒っていたようです。
 とはいえ、その倒壊した施設はJR東海や県にすれば邪魔。それを撤去しないと、JR東海や県は現場に入ることができないからです。そこでしばらくの間、長野県からは「片づけてください」との指導があったようです。しかし、更地にするにはカネがかかる(一般的には戸建て住宅で200~300万円)。
(地権者は別の人ですが、その地権者はとっくにJR東海に土地を売却していた)
 ところが、県なのかJR東海なのか他の誰かなのかはわかりませんが(谷口さんは『県から』と聞いているようです)、Aさんには補償金が下りたようです。県がわざわざやってきて「お金を出すから片付けてほしい」と依頼したとの情報もあります。
 で、そのお金を手にしてから、昨日まで一緒にリニア計画には賛同できないと言っていたその人が、一気に谷口さんらを糾弾し始めたのです。

 結局はこうなるのか。
 人それぞれに生活における苦悩や課題があります。その隙間に事業者は巨大な資本力で入ろうとする。
 幸いにも、現時点ではリニア計画沿線で地域が大きく割れたなどの情報は入っていませんが、この大鹿村で入った小さなヒビが各地で起こらないのかは注視する必要があります。


●ついでにもう一つ 青函トンネルで止水技術は確立されたって?

 釜沢での地区説明会で、谷口さんが水枯れの不安を声にしました。
 それに対するJR東海の回答は以下のものです。
「現在、トンネル工事での止水には『水ガラス』という無公害の薬剤を使っています。だいたい、20秒から30秒で固化します。地下水は数万年もかけてゆっくり動くので、それになら対処できます。有名なところでは、1988年に竣工した青函トンネル。あれで技術が確立されたと言えます。トンネルが水脈にぶつかっても、水脈はトンネルの脇を通るので、水がいきなり大量に出てくることはありません」

棚の入沢枯れる2011年に枯れた山梨県上野原市秋山の無生野地区の棚の入沢。かつて尺サイズのイワナとヤマメが泳いでいたが、リニア実験線の延伸工事で枯れた。その因果関係をJR東海は認め補償した。

 おいおい、この回答はおかしい。
 なぜなら、その後に建設した山梨県リニア実験線の周辺においては、なぜあれだけの異常出水と水枯れが起こったのか。
 この水枯れについて、工事を担当した「鉄道建設・運輸施設整備支援機構」(まさしく青函トンネルも建設した組織でもある)に電話をすると、支援機構は率直に「水脈を予測できなかったので分断してしまった」と認めました。
 でも、その結果、地下水はトンネルの脇を通って、何の問題も起こさなかったのか?
 答えはもう出ているのです。

 ただし、基礎情報がなければ、この回答のような営業トークを一般住民は信じるしかないから、やはり、今後のリニア建設で何が問題になるのかを、リニア問題に熱心な市民団体は、建設予定地の集落などに積極的に赴いて説明するのが望ましいのだけど、そんな作戦も話し合うべきでしょう。

増補悪夢の超特急
←拙著「悪夢の超特急 リニア中央新幹線」。

↓ ブログランキングへの応援クリックをお願いいたします。



↓ 拍手もお願いいたします
スポンサーサイト

●月刊「望星」に、「米軍基地を引き取る」運動のことを書きました。

 前編、後編の連載で、今回は前編。

 米軍基地を引き取る運動に関しては、多くの人に考えてほしい。今、東京、大阪、新潟、福岡の4か所で、政府ではなく、市民団体が主導しての「引き取る運動」が展開されています。

 私は、この運動が目指す方向性については、賛成があってもいいし、反対があってもいい。ただ両者での議論が起きればいいなと考えています。 この運動については、以前も書いたので、こちらこちらを参照にしていただきたいが、論点をまとめれば以下のようになります。


●「最低でも県外」は今も沖縄県民の多くの民意。

 これはいうまでもないでしょう。あの民主党政権での鳩山由紀夫首相の「普天間飛行場の移設先は最低でも県外」との表明は多くの沖縄県民に支持されました。
 普天間飛行場の県外移設だけではなく、沖縄から日本から米軍基地がなくってほしいと思う県民もまた少なくない。


●「日米安保条約」は日本国民の約9割に支持されている。
 
 2015年7月、共同通信社の戦後70年世論調査では、日米安全を支持する国民が約9割いることを示しました。日米安保を支持するとはそのまま米軍の駐留をも支持しているということです。


●沖縄だけに約7割(専有施設面積)の米軍基地が集中している。

 じつは、1950年代前半、在日米軍基地の割合は沖縄では約1割にすぎませんでした。当時、米軍基地は全国に散らばっていたのです。ところが、1972年の沖縄の日本復帰前後には、その割合は約5割になり、現在が7割です。
 

●沖縄に本土からの米軍基地は移設されても、その逆は少ない。

 1953年、アメリカ海兵隊は、岐阜県、静岡県、神奈川県、滋賀県、奈良県、大阪府などに駐留していたが、57年に沖縄に移駐。
 本土の反基地運動の激化で、それが反米運動に転嫁することを両政府が懸念したことが理由とされている。
 76年には、山口県の岩国・第一海兵航空団が沖縄に移駐するが、このとき、沖縄県議会や県内政党は「犠牲を県民に押し付けるのか」といっせいに反発
 他にも、福岡県の米軍板付空軍基地やキャンプハカタなどが72年までに沖縄に移設。79年には、同じ岩国から海兵隊部隊が沖縄に移設。

 この逆の事例はどうかと調べてみると

 2012年、アメリカ政府が「在沖海兵隊約1500人を岩国基地に移転させる」と日本政府に打診したことがありますが、山口県や岩国市は「これ以上の負担は受け入れられない」と反発しています。これはこれで当然の反応ですが、問題は、アメリカが、岩国以外への移転も打診したところ、日本政府が「(沖縄からの)移転をお願いすることはない」と拒否したことです。

 これらの事実から、政治は、沖縄に米軍基地を押し付けてきた、と言えます。


●本土の人間にとって、沖縄の米軍基地問題はヒトゴトだ

 現在、辺野古や高江などに、本土から駆け付け、座り込みなどの抗議行動を展開している人たちには敬意を払います。現場にいるからこそ、政府の横暴も身に染みてわかっている。その情報発信にも努めている。
 だが、それらのニュースをテレビや新聞、インターネットで見る人にとっては、沖縄で起きていることは「たいへんなことだ」と頭で認識しても、他国のできごととして見ているのではと、私は推測しております。
 
 過去に普天間飛行場の移設先として、何カ所かの候補地が噂のように現れては消えたものですが、そのたびにそこの住民からは反対運動が起こりました。

 そこで行きあたる素朴な疑問は、「9割の国民が日米安保を支持している。あなたがその9割の一人であれば、なぜ反対するのか」ということです。もちろん、反対運動を展開したのは、残り1割の人たちであるかもしれません。では、そのとき、9割の人たちは賛成とまではいかなくても、抵抗なく米軍基地を迎え入れる気持ちだったのかな?


●「このままでは何も解決しない」
 
 今回の「望星」の前編では、大阪と福岡の運動を取り上げました。
 大阪で「引き取る運動」を展開する市民団体「沖縄差別を解消するために沖縄の米軍基地を大阪に引き取る行動」(以下、「引き取る・大阪」)の代表、松本亜季さんは2015年から運動を展開していますが、松本さんは、かつて辺野古で2カ月間の座り込みに参加していた過去があります。
 その経験で、大阪に戻ってから、10年間もJR大阪駅前で「「辺野古での基地建設の白紙撤回」と「普天間飛行場の即時閉鎖」を訴える運動を展開してきました。
 つまり、「基地絶対反対」運動です。
 その結果、確かに、大阪での辺野古問題に対する認知度は上がりました。だが、その運動をやればやるほど、松本さんが思いを深めたのは「この方向性では何も解決しない」ということでした。なぜなら、松本さん初め、日本のあちこちで「基地絶対反対」の市民運動が展開されていますが、それで辺野古の状況がよくなったかというと、逆に悪くなっているからです。
 もちろん、辺野古は現在はまだ本格着工されたわけではないので、今後の闘いで中止に追い込める可能性はあります。それでも、民意の蹂躙ということでは間違いなく悪化しています。

 詳しいことは本誌を読んでもらうとして、松本さんがもう一つ気づいたことは、松本さん自身に差別の意識はないものの、沖縄に負担を押し付けている「本土」に住んでいる以上は「差別者である」という自分自身のポジショナリティ(社会的な立場性)です。
 
 いってみれば、たとえば、差別する意識はなくても、イスラエルに生まれた以上、パレスチナの人たちからすれば「自分たちを差別する立場の人間だ」と見られているようなものです。
 
 実際、松本さんも辺野古で座り込んでいた2カ月間、「ヤマトンチューでしょ」ということで、現地の人から幾度も拒絶的な反応にあってきました(手伝いの申し出を拒否される、イベントの司会進行役に難色を示されるなど)。

 松本さんが「引き取る運動」を開始したのは、一つには、この差別を解消するという目的もあるのです。

 以下、今回の原稿からの引用した松本さんの言葉です。

「私は差別する側にいる自分の立場を認識できました。だから、今なら私を拒んだ沖縄の女性たちの気持ちがわかります。今、辺野古や高江で闘っている人たちは尊敬すべきです。でも、本土から来る人のなかには『私は沖縄のために闘っている』と、本土の立場性から免れていると思っている人がいる。闘うことがその免罪符じゃない。まずは自分たちの立場性をはっきりさせたいと思いました」

大阪引き取り候補地←大阪の運動では、府内8カ所を具体的な候補地として挙げている。


●議論が起こるか

 この引き取る運動は、少なくとも、沖縄県民の「最低でも県外」の意志を汲み取っている運動です。
 だが、かつての松本さんがそうであったように「基地は日本のどこにもいらない」運動であれば、「最低でも県外」移設は、その土地に米軍基地を建設するわけなので、認められないことになる。
 実際、福岡県の引き取る運動では、「基地絶対反対」運動をしていた人が「引き取る」運動に参加したところ、かつての仲間から「引き取るとはなにごと。基地をなくすのが目的なのに」と批判され、「引き取る会福岡」を去りました。その批判の嵐に、心療内科に通うほどに疲れてしまった人もいるようです。

 でも、「基地絶対反対」運動も「引き取る」運動も、最終ゴールは同じです。
 やはり、米軍基地がなく、同時に日米安保もない社会です。
 ただし、引き取る運動では、現在の沖縄のにっちもさっちもいかない状況のため、負担軽減のため、自分たちも負担をしようとのステップを設けているのです。

 もちろん、米軍基地を引き取ることは、米兵犯罪の発生もありえるわけで、簡単なことではありません。
 しかし、それは既に沖縄で起きていることであり、今、私たちはそれら問題に何か対処しているのでしょうか? 沖縄で今起きていることを置き去りにして、自分のところにだけは米軍基地は来ないでくれとの主張は、どこまで通るのか。
 だから、批判ではなく、賛成派も反対派も議論してほしい。

 少なくとも、沖縄の基地問題の当事者は「私たち」であることを認識する必要はあると思います。


●もし米軍基地がなくなったら?
 議論と書きましたが、では何を目指すのか?
 双方の運動が目指すのは、米軍基地も日米安保もない社会です。
 では、その先は?
 数年前、国会で「安全保障関連」法案が審議されていた時、多くの市民が国会前に集まり「反対」の声をあげていました。
 惜しまれるのは、あのとき議論はほとんど起こらなかった。

 あの反対運動は、日米安保は現状のままでいいという運動だったのか? 戦争なき社会をつくるには、米軍基地も安保も要らないとすれば、米軍がいなくなったあとの日本の安全保障体制をどうすべきと考えていたのか? 自衛隊を増強する? 防衛費を増額する? コスタリカのように軍なき社会を目指す?

 引き取る運動では、その議論ができるのでは。だとすると、日本の安全保障をやっと一般市民も真剣に考えるいい機会になるとも捉えることはできます。


●移転はしたけれど

 1995年の沖縄での少女暴行事件を受けて、普天間飛行場の移設が日米で合意されたわけですが、じつは、基地そのものではないですが、訓練が移設されたところがあります。たとえば、北海道の矢臼別。元々、陸上自衛隊の演習地ですが、ここで年に数回、海兵隊が訓練をしています。
 その騒音、その弾丸の誤着などで、特に牧場で馬を育てる人たちにとっては大問題です。
 また、訓練の移転の結果、沖縄の負担が軽減したかというと、軽減の実感はないのが現実です。

 ただし、ここには二つの論点があるように思います。

 ★矢臼別に訓練を移設したのは、住民合意ではなく、政府が決めたこと。
 ★基地ではなく、訓練だけが移設したこと。

 これらも含め、米軍基地の移設がアリかダメかの議論が起こってほしい。

 5月20日に、引き取る運動のイベントがありますが、詳細は後日。
←今回の掲載誌「望星」5月号です。是非お買い求めください。
 ←「引き取る運動」を論理的にまとめた高橋哲哉・東京大学大学院教授の著書。

↓ ブログランキングへの応援クリックをお願いいたします。



↓ 拍手もお願いいたします
2017/04/22 13:50 戦争 TB(0) コメント(0)

●リニアで登山者の聖地・南アルプスを壊さないで! 記者会見

 4月10日、「リニアを考える登山者の会」の主催で上記会合が開かれました。
 これについては、リニア関連のサイトのあちこちですでに報道されているので、今回はそれに甘えます。
 この集会のとき、隣に座っていた「リニア新幹線沿線住民ネットワーク」共同代表の天野捷一さんが、すぐにレポートを作成したので、それを以下に共有いたします。

170410南アルプスを壊さないで

この日の報告の目玉となったのは、短期間で「南アルプスを壊さないで」を求める署名が3912筆も集まったことです。組織的動員もなく、これだけの数が集まるのはそうないことらしい。

登山者の会プラカード


●本格着工はまだまだ先。だが大鹿村では既に実害が出ている。

 記者会見のあと、私は、大鹿村からやってきた宗像充・前島久美夫妻から短時間話を聞きました。いくつか確かめたかったことがあるからです。
 前島久美さんは大鹿村で生まれ育ち、一時期東京やニューヨークで暮らした後、自分の村でいろいろなチャレンジができると、現在、実家の旅館業を手伝い、かつ、持続可能な地域社会を村で実現するためのグループ『大鹿の100年先を育む会』のメンバーとしても活動し、そのなかに「リニア検証部」を設置し、リニアの問題の勉強と情報発信を続けている。また、『大鹿の100年先を育む会』として、村の各界が集ってリニア問題を話し合う「リニア対策委員会」にも加わり、その審議に関わってきた。
 

 本ブログでも何度か書いているように、リニアの本格的着工(トンネル掘削)はまだ先の話です。

 ただ、測量やら資材や機器類の搬入やら宿舎の建設やらで、工事車両が走り始めているのは事実。それが一日何台かはわからないにしても、すでに実害が起きているのだろうか?

前島久美さん


 この質問に久美さんは

「あります」と答えました。

「場所によってはダンプが通るすぐ両脇に民家があります。そういうところでは、すでに粉塵で洗濯物が外に干せず、家が振動することも起きています」

 
●迂回路予定地となる前島家の土地はどうなるのか?

 そして、私がもう一つ知りたかったのは、以下のことです。

 JR東海の予測によれば、大鹿村では一日最大で1736台もの工事用車両(主に残土運搬車両)が村を走るのですが、住民からは絶対に保育園や小学校の前だけは通るなとの強い要望が出されています。

 そこで、JR東海は小渋川左岸に迂回路を建設してそれを乗り切ろうと計画しています。

 ところが、その迂回路予定地には前島家の土地があり、この件に関しての交渉担当は前島家では久美さんということになっています。

小渋川左岸←小渋川左岸の歩道

 前島家が驚いたのは昨年10月。

 JR東海が村と交わした工事に関する確認書のなかに、迂回路建設については「地権者と締結する」と書かれていたことです。
 前島家には事前に何の相談もありません。前島家が、馬鹿にしているのかと思うのは当然のことでした。

 もちろん、久美さんに、迂回路のために土地を提供する意思はありません。ただ、私が心配するのは、JR東海から、村から、そして住民から「あなたが土地を提供しないから迂回路ができない。だから、ダンプは小学校や保育園の前を通るしかなくなったじゃないか!」との不満をぶつけられないかです。

 だがこの件に関して、久美さんは土地を提供するつもりはありません。

「なぜなら、本格着工されていない今ですら、既に実害が出ているんですよ。そんな状態で土地を提供する意味がありません」

 元々、迂回路は、河川敷のなかに道路を造るのではとの案が有力視されていました。
 だが、もし前島家がこのままNOを言い続けるのであれば、そちらにまたシフトするかもしれません。

 久美さんが言った言葉で気になるのは「着工されてから、もう『反対』と言えない空気が村にある」ということ。
 田舎の場合は確かにそれはある。

 前島家と村のやりとり2←前島久美さんと大鹿村の村長とがこの件で交わしている文書の一部。村長の手紙からは何が何でも前島家の土地が欲しい気持ちが伺える。


●土地は売らない!

 本ブログで書きたいことがたまっております。中には3月上旬に訪ねた阿智村の後編もあるのに、まだ整理できていない。
 まずいとは思いつつ、本日は、リニアの車両基地が建設予定の神奈川県相模原市緑区鳥屋の近況を。

パーティーのお知らせ


 4月8日、鳥屋の某地区で、市民団体「リニア新幹線を考える相模原連絡会」の主催で「花見パーティ―」がありました。
 とはいえ、当日はあいにくの小雨。 テントを設営して、リニアに関心を寄せる有志のギター演奏やバンドのライブ、はたまたリニアの替え歌などが披露され、なかなか楽しめるものでした。

ロス・アルパカス←非常口ができる相模原市藤野区でバンド活動を続ける「ロス・アルパカス」。

 このパーティ会場となったのが、そこに住むKさんの敷地です。
 敷地と言っても、そのとちはまさしく見渡す限り。
 そして、この敷地に車両基地建設予定地がかぶると予想されています。

見渡す限りKさんの土地 鳥屋のKさん←見渡す限りKさんの土地。といっても、実際はこの10倍以上もある。写真の奥に車両基地が建設される。

 このパーティーには、鳥屋ですでに土地トラストを始めた栗原晟さんも来ていましたが、Kさんが鳥屋での二人目のトラスト運動を始めるかどうかはまだ定かではありません。

 ただし、Kさんは私にこう語ってくれました。

「ここは私の大切な土地です。茶畑だってあります。小学校の子どもが体験学習に来るほどに大切な場所。私は誰が来ようと、土地を売るためのハンコは押しませんから」

 どんな開発行動にも、必ず少数であれ、それに異議を唱える人が出てくるものです。
 ただし、少数がゆえに、ここの場合は、土地収用を担う神奈川県、鳥屋でJR東海と協議をしてきた鳥屋地域振興協議会、そしてたった一軒がハンコを押さないがために、なかなか進まない開発にいら立ちを覚える地域の人たちと、Kさんは対峙することでしょう。 その精神的支援のためにも、相模原連絡会のように外部からの支援者は必要な存在です。


●栗原晃さんの話

 鳥屋で土地トラスト運動を展開する栗原晟さんについて、このブログに登場した初期は、匿名Aさんで記事を書きました。
 そのなかで、以下のことを書いています。(Aを栗原に書き換えます)

ーーここからーー

 (山林を所有する)栗原さんは数年前に、神奈川県に「この山を『水源協定林』として契約できないだろうか」と相談にいきます。
 神奈川県では、手入れの行き届かない森林に対して、水源かん養機能を図るために、県(または市町村、森林組合等)が森林所有者と森林の整備を目的として契約をする事業があります。
 その一つが、「水源林整備協定」であり、これは、所有者から土地を借りて県が森林整備を行うというもの。しかも、面積に応じた賃借料が毎年支払われるので、地主にとっては悪い話ではありません。
 鳥屋は神奈川県の水がめでもある宮ケ瀬ダムのすぐ近くに位置することから、大切な水源地であることは間違いなく、栗原さんはこの話がすぐにでもまとまると予想していました。
 ところが、栗原さんの土地の地下をリニアが通過するかもしれないと知った県は、契約を締結しないことをAさんに告げます。
 つまりは、リニアが地下を通過することで、水源の涵養機能は失われる可能性が高い以上、協定は結べないし、逆に言えば、協定を結べば、水源を枯渇させる恐れのあるリニア計画の推進にブレーキがかかる。おそらく、県は後者の理由を意識したのでしょう。

ーーここまでーー

 さて、4月8日のパーティで栗原さんはその件で以下のように、もう少し詳しく話してくれました。

「水源林整備協定の申請で、県の合同事務所に行って、私は『リニアはこの森林造りとそぐわないけど、どうするのですか?』と尋ねました。すると担当者はあっさりと、『公共事業が優先されます』と答えました。その後、自宅に『リニア計画に該当する地域での水源林整備協定は中止します』との通知が来ました」

 その通知、見たい。ということで、見つかれば拝見させてもらえることに。


●外からの支援は大切だ。

 それにしても、私が知りたいのは、同じ車両基地ができる岐阜県中津川市では、何かしらの異議を唱える住民が現れているかどうかです。2月の時点では、懸念は示しているが、それを行動に移す住民はいないとの情報は得ています。

 リニア計画を巡って「懸念」を示す住民はそれこそたくさんいます。
 でも、懸念を示す住民のほとんどは懸念の表明だけで終わり、自ら行動することや、もしくは外部の組織がその意向を汲んで共に活動することはほとんどありません。
 このあたりはリニアを巡る市民運動の課題です。
 
いずれ、Kさんにはゆっくりと話を聞きに伺う予定です。

増補悪夢の超特急
←拙著「悪夢の超特急 リニア中央新幹線」。

↓ ブログランキングへの応援クリックをお願いいたします。



↓ 拍手もお願いいたします

●二つの事実誤認のお知らせ

 事実誤認をしておりました。
 ここに訂正をしなければなりません。

  私はたまにリニア中央新幹線計画についての講演を行い、そのたびに最新情報を盛り込んだレジメを作ります。
  そこで絶対に外さない情報の一つが、山梨実験線における「水枯れ」の事実です。その最初に登場するのが、

山梨県大月市の朝日小沢地区の簡易水道の水源が枯れた事例です。

 こう書いてきました。

★1999年9月に枯れた。JR東海は代替水源として井戸を掘り、水をくみ上げる電気代30年分を補償した。

 ところが、最近、1990年代後半に山梨放送がリニア問題についてシリーズで放映していた「浮上10センチの未来」を見直してみると、2つの点でそれが間違いと気づきました。正しくは以下の情報です。

▲枯れたのは1994年9月。
▲JR東海が行った補償は「20年分」の電気代。


 なぜ、こんな間違いをしたかというと、私がこのビデオを見たのが1999年であり、その年号がいつの間にか頭に刷り込まれていたことと、JR東海が補償の拠り所としている国土交通省の通知「公共事業に係る工事の施工に起因する水枯渇等により生ずる損害等に係る事務処理要領の制定について」に、

★①生活用水の場合
 (補償期間は)おおむね30(年)を限度とするが、将来の水道等の整備計画が見込まれる地域にあっては、当該整備計画等を考慮した年数とする。


 と書かれているように、その「30」という数字だけにとらわれていたからです。
 この補償期間は30年間ではない。「最長で30年間」ということです。

 こんな基本情報を今まで見逃していたことを反省するとともに、ここに訂正としてお知らせいたします。

●朝日小沢地区は今どうしているのか?

 と、ここで当然抱く疑問は、朝日小沢地区は今どうしてるのかということです。
 1994年に水枯れして、補償期間が20年であれば、もう3年も前の2014年から住民は自分たちで水の確保をしなければならなくなっています。
 どうしているのか?

 1999年に山梨県を取材したときに関係者から集めていた連絡先などを整理した資料を漁ると、この朝日小沢地区の住民の一人だけ電話番号が分かりました。

 名前は出さないとのお約束なので、仮にAさんとしておきます。私との電話のやり取りを中心に、現状を説明します。

 朝日小沢地区では、近くの九鬼山でリニアのトンネル工事がある前に、JR東海から地区に事前説明として「沢に影響があるかもしれない」との情報は得ていました。ただし「枯れる」とまでは説明していなかったようです。
 ところが、1994年6月に九鬼山のトンネルが貫通すると、8月から水源の沢の流量が徐々に減り始め、9月にはまったく枯れてしまいました。これに当然、朝日小沢地区(16世帯)は驚くわけです。
 
Aさん「JR東海の職員は理屈っぽくって、現状を知ろうとしない。全然現場に来もしないで、最初は『そんな水枯れなんてありませんよ!』と言っていた。俺らの沢が枯れると、当然、俺らはJR東海の事務所に行って『とにかく現場に来い!』と言ったら『水は枯れないはずですが』と返してくるので、『そんなこと言ったって、飲み水がないんだから、とにかく行ってみろ!』とけしかけたんだ。そして、実際に現場で水枯れを見たら、JR東海は泡を食っていたね」

――それでJR東海はどう行動したのですか?

「人間、水がないと生きられない。JR東海は、応急措置として、タンクローリーで水を運んだ。それから、本格的な補償として沢に5本くらいの井戸を掘って、地下水を電気でくみ上げるために5馬力の水中ポンプを設置した。そして、20年分の電気代として、1000万円を地区に払った」

――補償は20年分ということですね。

「そう。俺らはその金を大切に使おうと、貯金して、その利子でやりくりしようとしたが、金利が低くて無理。そして、井戸から貯水タンクまでは600メートルも離れていて、高度差も110メートルあって、なかなか水が上がってこなかった。電気代だけで月に5,6万円かかった。そのうち、ポンプがいかれ、5年もたたずに使い物にならなくなった」

――そこでJR東海に何かの要請は?

「1000万円もらった時点で補償は完了。あとは自分たちでやらなければならない。JR東海に何かを頼むことはもうできません」

――では、5年目くらいから、自分たちで策を考えたのですね。

「だから俺らは必死に考えた。水なきゃ生きれないから。で、まだ貯金があるうちに、元々水が出ていた山の高いところに自分たちで井戸を掘って、新しい1馬力のポンプを買って、それで水を確保した。幸いにも技術の進歩で、今は設備がいいからね。貯水タンクがいっぱいになれば電源が自動的にオフになり、水が1メートル低くなれば、自動的にオンになって汲み上げを開始するので、今では、電気代は1カ月で4000円から5000円で済んでいる。ここの地区は16世帯なので、1世帯あたり月に300円ちょっとの出費で済んでいるのが何よりだ」

 上記、国交省の通知を読み返すと、「(補償期間は)おおむね30(年)を限度とするが、将来の水道等の整備計画が見込まれる地域にあっては、当該整備計画等を考慮した年数とする」とあります。さて、朝日小沢地区が、この「将来の水道等の整備計画が見込まれる地域」であったのか? 私は簡単な質問をしてみました。

――水が枯れた当時、大月市は朝日小沢地区に上水道を敷く案とかはもっていなかったのですか?

「ここは山奥なので、市の上水道は敷いてくれません。本来なら簡易水道にも市がいくらか補助してくれるのに、それもしてくれない。申請しても、水道組合が16世帯しかないので、小さすぎるからとの理由でだめなんだ」

 そもそも、なぜ朝日小沢地区で補償期間が『30年』ではなく「20年」という数字が割り出されたのか。そこは今後知りたいところです。

――今、枯れた沢はどうなっているのですか?

「枯れた沢は何本もある。なかには、時間が経って流量が復活した沢もあれば、未だに復活しない沢もある。復活といっても流量ははるかに少ないですけどね」

 ついでながら、話が、先日に本ブログで書いた実験線での残土に及ぶと、大月市内の山間の土地を残土で埋め立てて田んぼにした農地では、そこそこのコメの収穫があることから、それだけはメリットだとAさんは評価しています。
 そういった「有効利用」のデータの一つ一つは入手したいところです。それで初めて、残土全体の何%が有効利用されたかが分かりますので。


●そういえば補償期間は「30年」との説明だったろうか?

 JR東海の環境影響評価書には、水枯れの場合の補償期間は「30年」と書いていません。ただ、「万が一補償が必要な場合は、(上記、国交省の通知の)『公共事業に係る工事の施工に起因する水枯渇等により生ずる損害等に係る事務処理要領について』に基づいて補償を行う」と書いているだけです。
 30年はあくまでも「最長」の場合です。
 そういえば、住民説明会では、JR東海はこの件で「30年」と言っていたかな? それとも、やはり、「補償は、『公共事業に係る工事の施工に起因する水枯渇等により生ずる損害等に係る事務処理要領について』に基づいて行います」との説明だったかな? 取材ノートを見ればいいのだけれど、後者だとすれば、水枯れへの補償は『30年』ではなく『20年』にもそれ以下にもなる可能性があるということです。

 今後、リニア工事が本格化すれば、多くの地域で否が応でも直面するのが水枯れです。
 今一度、そうなった場合の補償期間をJR東海から具体的に確認するのが必要かと思います。

増補悪夢の超特急
←拙著「悪夢の超特急 リニア中央新幹線」。

↓ ブログランキングへの応援クリックをお願いいたします。



↓ 拍手もお願いいたします
リニア取材のカンパのお願い
 リニア中央新幹線の取材範囲は、東京都から愛知県までと広範囲で、多大な取材経費を要することから、数十組もいる会うべき人たち・組織の多くに会えないでいます。また、リニアに関する記事を書こうにも、ほとんどの雑誌はJR東海が広告主であるため、記事を掲載できず、取材するほどに資金力が落ちる状態が続いています。今後は、再び単行本の発行を目指しますが、私のリニア中央新幹線に関する取材へのご寄付をお願いできないでしょうか?  カンパをしてくださった方には ★ブログに記事を掲載する際のお知らせ。 ★雑誌に記事を載せる場合の、掲載誌送付。 ★単行本を出した際の、一冊謹呈。  など、せめてもの特典を用意いたします。  なお、いただいたカンパは以下の用途に限定します。 ★取材地までの往復交通費。 ★取材地での宿泊費。 ★リニア中央新幹線に係る資料代。  食費は自己負担としますが、使用明細は公開します。  ご協力いただける方は以下の口座への入金をお願いいたします。  みずほ銀行・虎ノ門支店・普通・1502881 カシダヒデキ  ご入金に際し、ご住所や連絡先などを教えていただけたら助かります。どうぞよろしくお願いいたします。
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR
必要か、リニア新幹線
リニア中央新幹線の問題点を『環境性』『技術性』『採算性』の3点から理論的、実証的に解説した一冊。リニア計画の入門書。
リニア新幹線 巨大プロジェクトの「真実」
リニア中央新幹線を巡る問題を語らせては、その理論に一部のすきも見せない橋山禮治郎氏の第2弾。このままでは,リニア計画とJR東海という会社は共倒れになることを、感情ではなく、豊富なデータを駆使して予測している。必読の書。
自爆営業
国会で問題にされても一向に改まらない郵便局の自爆営業。年賀状1万枚、かもめーる700枚、ふるさと小包便30個等々のノルマはほぼ達成不可能だから、ほとんどの職員が自腹で買い取る。昇進をちらつかせるパワハラや機能しない労組。いったい何がどうなっているのか?他業種の自腹買取も描いている。
アキモトのパンの缶詰12缶セット
スペースシャトルの宇宙食にもなった。保存期間は3年。しっとりおいしい奇跡の缶詰。24缶セットもある。
共通番号の危険な使われ方
今年10月に全国民に通知され、来年1月から運用が始まるマイナンバーという名の国民背番号制度。その危険性を日本一解かり易く解説した書。著者の一人の白石孝さんは全国での講演と国会議員へのアドバイスと飛び回っている。
マグネシウム文明論
日本にも100%自給できるエネルギー源がある。海に溶けているマグネシウムだ。海水からローテクでマグネシウムを取り出し、リチウムイオン電池の10倍ももつマグネシウム電池を使えば、スマホは一か月もつし、電気自動車も1000キロ走る。公害を起こさないリサイクルシステムも矢部氏は考えている。脱原発派は必見だ。